2014年3月3日大高取山

標高376.4m

埼玉の自宅から越生駅へはいくつも行き方があるが、行きは本川越駅から川越市駅まで歩いた。
以前大霧山に登った時、本川越駅から間違えて川越駅まで歩いてしまい、そのため電車に乗り遅れ、バスに間に合わなかったため、タクシーを利用するはめになったことがある。
坂戸駅で越生線に乗り換え。
越生線は昼間でも1時間に4本運行されていて、山陽本線より便利なぐらいだ。
それに対して八高線は1時間に1本とかなり不便だ。

駅周辺にコンビニがない!
その分のどかな街並みで、歩いていて心落ち着く。
まずは弘法山へ。
山頂には諏訪神社が祀られている。
164mと低い山だが、秩父の山々や関東平野などなかなか眺めがいい。












梅の花と大高取山。



次に越生梅林へ。
広大な敷地一面の梅林。
例年よりも少し開花が遅れている。
まだつぼみの木も多く、あと2週間は楽しめるだろう。
足元には福寿草。
このまま帰ってもいいぐらい楽しめた。






足元には福寿草。

















福寿草









さて、本題の大高取山。
雪は多少残っていたが、アイゼンは必要なかった。
山頂から少し下ったところにある幕岩からの関東平野の眺めが素晴らしく、おにぎりを食べながらしばしくつろいだ。
新宿副都心や東京スカイツリーが何とか見えた。






さいたま新都心





新宿副都心





東京スカイツリー



ここからは様々なルートがあるが、今日は西山高取、世界無名戦士之墓経由で越生駅へ。
西山高取も、世界無名戦士之墓も、関東平野の眺めが素晴らしい。
見えたり見えなかったりする東京スカイツリーを探したりしながら眺めを楽しみ、完全なリラックスができた。

今回広島にガーミン(オレゴン)を忘れてきてしまったため、スマートフォンのアプリ「山と高原地図」で「奥武蔵・秩父」の地図を500円で購入し、グーグルマップと併用してみた。
スマートフォンなので手袋を脱がないと操作できない。
その代り、動きは滑らかだ。
オレゴンは圧力センサーなので手袋をしたまま操作できるが、ある程度押さえないと反応しない。
オレゴンは常にGPSが作動しているため、タッチした瞬間現在地が確認できる。
それに対して「山と高原地図」アプリでは、起動してからGPSが測位を始めるため現在地が分かるまで少し時間がかかる。
この差は大きい。
「山と高原地図」アプリは「山と高原地図」がそのまま入っているため、登山道や解説を見ることができる。
オレゴンは国土地理院の地図が基本のためそれほど詳しく書かれていない。
そのため予めパソコンでルートを作成し、それを転送しておく必要がある。
有名な山なら問題ないが、広島の山だとルート自体が書かれていないことが多い。
そうだ、「山と高原地図」はそもそも広島の地図がない!
「山と高原地図」アプリはある程度以上拡大できない。
オレゴンは拡大も縮小も思いのままだ。
「山と高原地図」アプリは、毎回登る山域の地図を購入しなければならない。
オレゴンは、最初が高いが、一度買ってしまえば全国の山の地図が入っている。
当然のことながら、アプリを使用しているとスマートフォンの電池はかなり減りが早くなる。


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