2014年5月26日黒部峡谷鉄道


夜9時に寝たので早めに目が覚め、ホテル最上階の温泉へ。
ここは宇奈月の街が一望できる。
朝食はバイキングだが、非常に質が高かった。
それほど高くないホテルなのに、この朝食はすごい。

トロッコ列車まで時間があったので、想影展望台まで散策。
宇奈月公園には与謝野晶子、昭和天皇などの歌碑があった。

駅前の噴水も温泉。



いよいよトロッコ列車。
もちろん窓なしの普通車。
非常に楽しいが、動かない上に風が吹き付け相当に寒い。
私は雨具上下にフリースも持ってきていたので大丈夫だったが、凍えている人が大勢いた。
まさかこの季節、この気温でここまで寒くなるとは思わなかっただろう。
私自身フリースを持ってくることは迷ったのだ。

宇奈月湖。



室井滋さんはこの辺りの出身らしい。
室井さんが録音した案内による説明を聞きながらあたりの風景を楽しんだ。
私が乗る前の便は作業員専用だった。
トロッコ列車は冬は運休するが、その間作業員の皆さんは何と歩いて通勤する。
雪が多いため、冬季歩道というトンネルがある。
雪で壊れないように線路は一部撤去し、トンネルは鋼鉄製の扉を閉めて雪が入らないようにする。





猿専用の猿橋というのが面白い。
源泉を宇奈月温泉にひくパイプの通った橋もあった。
人が通るための橋もいくつかあったが、作業員用だろうか。

仏石









欅平で周辺を散策。
黒部川の深い渓谷を堪能した。
ただ、猿飛峡は少し手前で落石のため通行止めだった。
上流は名剣温泉の先で整備のため通行止め。
その先に祖母谷温泉があるが、休業しているということ?
祖母谷温泉付近から、白馬岳へと続く登山道や唐松岳への続く登山道があり、その入り口まで行ってみたかった。







猿飛峡からの帰り道。



































タニウツギ



欅平駅2階のレストランで昼食。

予報通り昼頃から雨が降り出し、やむなく窓付き車両に変更。
思った通りまるで面白くないが、雨に吹き付けられるのも辛い。
しばらく寝てしまった。

列車を降りる時に出口に頭を強くぶつけてしまった。
線路の幅はかなり狭い。
断崖絶壁の斜面を縫うように走るので、小さくしないと工事が大変になる。
高さも低いので、乗り降りの時は注意が必要だ。

富山地方鉄道で魚津乗り換え。
サンダーバードで夕食にますのすしを食べて、今回の旅を締めくくった。


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