2014年6月1日由布岳


標高 1583m(西峰)

注意!
初心者が行っていいのは東峰のみ、西峰とお鉢巡りは中級者でも際どい難易度の高い道です。
自信がない人は東峰以外には立ち入らないようにしましょう。

別府駅から由布院駅行のバスに乗る。
由布登山口の標高が770mなので上るだろうとは思っていたが、思った以上に上り坂が続く。
別府ロープウェイ、鶴見岳の南側を経て由布登山口へは40分ほどで着いた。

いきなり草原で眺めが素晴らしい。
草原を少し登ると樹林帯に入る。
西登山口からの道を合わせ、徐々に岩場の歩きにくい道になった。
まさに火山、黒く細かい土で靴が汚れる。

西峰と東峰の鞍部をマタエと呼ぶようだ。
そこから東峰に向かう。
日曜日で人が多い。
人懐っこく優しい感じの人が多い。
人が多いので、都合よく尖った岩の上に人が常に立ってくれている。
なかなかいい写真が撮れたはずだ。

東峰からお鉢巡りで一歩踏み出した瞬間から難易度が一変した。
「ここはどう下るの?」「本当にここを登るの?」「落ちたら終わりだな。」といった個所の連続だ。
遠くの岩場では人がなかなか進めず渋滞が起きている。
ヘルメット、ハーネスの一歩手前といった感じだ。
しかし断崖絶壁と一面のミヤマキリシマは見事と言うほかない。
まさに天下の名山だ。
西峰からの鎖場も緊張感がある。

遠くが霞んでいたのは残念だが、天上の楽園で幸せなひとときを過ごすことができた。


左が飯盛ヶ城、右が由布岳。
由布岳は、右手前が東峰、左奥に西峰。
飯盛ヶ城は春の野焼きによって草原に保たれている。











ミヤマキリシマ(以下省略)と飯盛ヶ城。





山頂方面を見上げる。





東峰と西峰の鞍部、マタエから由布院方面を見下ろす。





マタエから東峰をしばらく登り、由布院方面を見下ろす。





モミジイチゴ





南、城ヶ岳、雨乞山方面。

















お鉢巡りをする人々。











ツクバネウツギ











火口と西峰。





下ってきた道を振り返る。





ロープを出して、えらく時間がかかっているけど、大丈夫か?





実は左に道があった。
しかしその下部は、落ちたら終わりでなかなか緊張感がある。

















マイヅルソウ





鶴見岳方面。





鶴見岳とお鉢巡りをする人々。











西峰山頂。











西峰から東峰の眺め。

















九州横断特急。




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