2014年7月1日脊振山


標高1055m

椎原バス停8時出発、12時15分帰着、所要時間4時間15分

歩行距離12km
累積標高差+−1021m

山と渓谷社「福岡県の山」を参考に歩いた。

早良営業所まではバスはたくさんあるが、そこから椎原までのバスは一日数本しかない。
博多駅から早良営業所行きバスに乗る。
国体道路経由で、九州交響楽団の練習場の先を左折。
早良営業所には7時28分に着き、7時40分発の椎原行に乗る予定だったが、着いたのが39分、ぎりぎりだった。
これを逃すと次は12時!
帰りは12時39分の次は15時36分!
「福岡県の山」には所要時間5時間35分と書いてある。
普段通りなら4時間30分で歩けるはずだが、この所要時間というのは基準があるわけではなく、執筆者の感覚で大体で書かれている。
今回は割と早く歩く人のようだ。
椎原峠で10分しか短縮できなかった。
帰りのバスには乗れないかも知れないが、急ぐだけでは何をしに山に来たのか分からない。
まずは楽しもう。


城跡のような立派な石垣だが、水田跡で現在は植林されている。





オカトラノオ





マムシグサ





トリアシショウマ?





















椎原峠からは佐賀県と福岡県の県境に作られた九州自然歩道を歩く。
アップダウンが少なく歩きやすい快適な道だ。

アサギマダラ



途中、唐人舞(とうじんのまい)からは福岡市街などの眺めが楽しめるはずだが、今日は霞がひどくてまるで見えない。
脊振山山頂の眺めは楽しめた。







タツナミソウ





ウツボグサ









気象台レーダー基地への車道に出てしばらくは車道歩き。
その先で再び登山道になり、着いたところに駐車場があるのはやや興醒め。
航空自衛隊基地の脇を通り、脊振神社上宮のある山頂へ。











この時点でバスに間に合うには30分ほど短縮しなければならず微妙な感じだ。
間に合わなければ1時間半かけて歩くか、それともタクシーか。

来た道をしばらく戻り、矢筈峠からロープのある急斜面を下る。
沢沿いの道で、紫陽花が美しい。
岩が濡れていて滑りやすく、浮石も多い。
また、渓流を何度も横断しなければならない。
バスに間に合うようトレイルランニングしようかと思ったが、ここを走るのは無理だ。
バスは諦め、花や眺めを楽しみながら下った。

























カラスウリ















その後、歩きやすい道になり、ここは速足と小走りで通過。
多分トレイルランニングの遅めの人ぐらいのスピードは出ていたと思う。
このおかげで一度は諦めていたバスに余裕をもって乗ることができた。

車で山頂近くまで行ってもいいが、それではこの山の魅力はほとんど感じられない。
この山の魅力は、何と言っても美しい渓谷と紫陽花などの花々である。
ヤマツツジも見頃で楽しめた。

4時過ぎに帰宅し、たっぷり練習できた。
昨日も午前中練習して午後移動し会議。
二日連続福岡で登山しているのに不思議な感じがする。


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