2014年9月3日白馬岳



白馬駅近くのホテルからタクシーで猿倉へ。
猿倉へのバスは8月31日で終了している。

猿倉6時50分出発、白馬山荘11時40分到着、所要時間4時間50分。
山と渓谷社「日本百名山」によると所要時間は6時間25分。
今日は時間が余ることは分かっていたのでできるだけゆっくり登ったつもりだったが、それにしては早すぎる。
猿倉の標高は1230m。
白馬岳山頂の標高は2932mだから、標高差は1702m。
急勾配の登りが延々と続く。
くれぐれも日頃運動していない人は登ろうなどと思わないこと。

猿倉荘から登山開始。





白馬鑓ガ岳と杓子岳。





























白花ミソガワソウ





白馬尻小屋





オオレイジンソウ





アキノキリンソウ





カラマツソウ



9月なので大雪渓歩きは少し短い距離になっている。
白馬尻小屋からしばらく右岸を登り、いよいよ大雪渓。
アイゼン装着。
寒さ対策ばかり考えていたが、ここまでは暑くて仕方なかった。
しかし大雪渓に一歩足を踏み入れると、凍えるほどの寒さ。
空気が雪渓によって冷やされるのだ。
温度変化が激しすぎる。
落石に注意しながらひたすら登る。




雪渓が終わると急な登りの岩場が続くが、ここから先は高山植物が咲き誇っている。
9月にこれほどの花々が見られるところは珍しい。
これは大量に降る雪とそれによってできる雪渓のおかげだ。







ミヤマキンポウゲ





ミソガワソウ



雪渓の下には川が流れていることがある。
その水が雪渓を削り、中は空洞になっていたりする。
それを踏み抜いたら大変だ。





ミヤマクワガタ





ヨツバシオガマ





トリカブトのつぼみ





イワオウギ





オニシモツケ





シロウマアサツキ





カワラナデシコ

















クルマユリ











トリカブト























ウラジロタデ



稜線の少し手前、お花畑と呼ばれるところから杓子岳と白馬鑓ガ岳を雲の合間に見ることができたが、その後はすっかりと隠れてしまった。

まさにお花畑。











ハクサンフウロ





オタカラコウ





杓子岳と白馬鑓ガ岳。





トウヤクリンドウ





ミヤマオトコヨモギ




ウルップソウ。
本来ならこの時期に見られる花ではない。





白馬山荘



時間が余ったらこちらにも行ってみようかと思っていたが、雲の中では仕方ない。
17時の夕食まで5時間、ひたすら談話室に置いてあった漫画三国志を読んで過ごした。

夕食後、白馬岳山頂に行ってみたが、やはり何も見えなかった。
昨日は18時頃雲が取れたし、夕方日差しが弱まり気温が下がると雲が下がって展望が得られることは多いのだが。
19時半頃就寝。
目が覚めたら23時半。
いつものようにそれからしばらく寝られなかった。
相変わらず寝ている間心臓の鼓動が速いのは気持ち悪い。




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