2014年9月22日苗場山
4時10分に目覚ましをセットし10時頃床に就いたが、案の定寝れなかった。
3時半起床、4時半出発。
仕方がないので始発で行くことにした。
越後湯沢駅7時23分到着。
和田小屋8時出発。
辺りは雲の中。
どの予報を見ても最高の天気となっていたが、どうしたことか。
結局標高2000m付近はずっと分厚い雲に覆われていた。
和田小屋
イワショウブ
ヨツバヒヨドリ
オヤマリンドウ
アキノキリンソウ
タテヤマウツボグサ
ウメバチソウ
ホソバコゴメグサ
ウスユキソウ
和田小屋の標高は1370m。
苗場山山頂は2145m。
ただし、神楽ヶ峰2029mから、一旦かなり下る。
道を間違ったのではないかと心配になるほどだ。
スマートフォンの山と高原地図で現在位置を確認。
これから行く道。頂上の湿原で展望がないのではないかと心配。
紅葉はすでに見頃。
最後はまるで断崖のような急傾斜を登る。
まさかこの先にこれほど広大な湿原が広がっているとは。
山頂、苗場山自然体験交流センター(山小屋)を過ぎ、小赤沢方面への木道を散策していると、雲が取れてきた!
池塘、草紅葉の黄色、紅葉の赤、木道、遠方の山々。
思わず涙ぐむほどの、動けなくなるほどの絶景が広がった。
やはり雲があった方が、景色は劇的になる。
そしてしばらくすると辺りは再び雲に覆われた。
ホシガラス
帰り道も苗場山山頂付近は雲に覆われていたが、一旦下って神楽ヶ峰を登り返している時に雲が取れた。
完全に晴れるよりも、雲による光の濃淡があった方が、景色はよりその魅力を増す。
もちろんそれは都合のいいところに雲が配置された場合であって、現実にはなかなかそう都合よくはいかない。
苗場山。あの向こうに広大な湿原が広がっている。