2014年9月27日妙高山


標高2446m

5時前起床。
5時半から高谷池周辺を散策した。
美しい朝焼けが妙高山を染めたかと思うとほんの数十秒でその輝きは失われ、今度は火打山を染めてまたすぐに消えた。

朝靄の高妻山





朝焼けの火打山





朝焼けの妙高山





高谷池ヒュッテ6時35分出発。



小屋から少し登ると、北アルプスの眺めが素晴らしい。

槍穂高連峰





鹿島槍ヶ岳と五竜岳





白馬三山





稜線に出た。





高妻山









茶臼山はただの通過点に過ぎない。
ここまでが登りで、ここからは下りということだ。
黒沢池、黒沢池ヒュッテ、外輪山、妙高山の絶景が広がる。

黒沢池ヒュッテ



黒沢池ヒュッテはドーム型で、これまた特徴的な形をしている。
こちらは水が蛇口からは出ない。
ペットボトルの水を買うしかない。
私はコンタクトレンズをしているので、こちらの小屋に泊まった場合は、ペットボトルの水で手を洗ってコンタクトレンズを外すことになるだろう。
ひょっとして手洗い用の水ぐらいはあるのだろうか。
予約が必要ないが、その代り混雑すると大変のようだ。

妙高山と紅葉



黒沢池ヒュッテから大倉乗越までは樹林帯の急坂。
ここは外輪山の外側。
大倉乗越からは急な下り。
こちらは外輪山の内側。
つまり大噴火し、中の溶岩がなくなり、大崩落を起こしたところだ。
妙高山は全体にごつごつとした岩が多い荒々しい山だ。
しばらくは斜面の細い、しかも谷側に傾いた道を進む。

光と影のコントラストが強烈!



長助池分岐からは、「登れるものなら登ってみろ。」と挑戦状を突きつけられたような激しい坂が延々と続く。

















山頂は北峰、南峰に分かれている。
北峰は標高2446mで三角点がある。
南峰の標高は2454mでこちらの方が高いのだから、こちらに三角点を設置すればいいのにという気もする。

北峰から南峰へ。



残念ながら山頂は雲に覆われていた。
これだけ文句のつけようのない天気予報で曇っていたらもう仕方がないと諦めるしかない。
早めの昼食を取っていたら、一瞬雲が取れて高妻山、北アルプス方面の眺めを見ることができた。

高妻山の向こうに槍穂高連峰。





北アルプスが槍穂高連峰から白馬三山まで見えている。





鹿島槍ヶ岳と五竜岳



山頂からは新赤倉温泉方面に下った。
土曜日で登ってくる登山者が多い。
鎖場は大したことはないが、混雑がひどい。
団体を待っていたら次々と次の団体が来て、そのままだと日が暮れてしまう。
対策を考えた方がいい。
鎖に頼らず別ルート途中まで下った。







大谷ヒュッテ方面。





大谷ヒュッテと工事用道路。





























野尻湖と草津白根山方面の山々。




蒸気が上がっている。
水蒸気爆発の可能性はあるのか?





ノーマル撮影、無修正。



こちらも紅葉が美しく、素晴らしいルートだ。
工事用道路に出て少し下ると大谷ヒュッテ。
無人小屋だが布団が10組あるそうだ。
ここから草津白根山、四阿山方面の眺めが素晴らしい。





拡大すると苗場山が識別できる。











ダイモンジソウ





ウメバチソウと蜂





車道を少し下り、そこから再び登山道を下る。
紅葉の始まった落葉樹の中、何とも心地よい尾根歩きだ。



最後はスキー場を下るが、ここの傾斜が意外と足の指に負担になる。





昼頃には妙高高原スカイケーブルに着いてしまった。
こんなに天気がいいのにもう登山を終えるなんてもったいない気もしたが、今日は帰って練習しよう。

スカイケーブルから撮影したので少し窓の色がついている。





地上もいい天気だ。ただし妙高山山頂は相変わらず雲の中。



下の駅の近くの岡山館という温泉旅館で風呂に入った。
500円。
ここから妙高高原駅は歩いても1時間20分ほど。
タクシーに乗っても大した金額にはならない。
燕温泉ではなくこちらを下ったのにはそういう理由もある。
バスもあるが、時間が合わないと延々と待たなければならない。

妙高高原駅14時2分発の列車に乗り、長野で新幹線乗り換え。
17時過ぎに帰宅。
21時までたっぷりと練習できた。

<電波>
高谷池ヒュッテから火打山あたりは電波がなかった。
もう少しつけておけばひょっとして届いたか。
山では基本的に機内モードで電池の消耗を抑えている。
黒沢池ヒュッテ付近は電波があった。
妙高山山頂では電波があったので、フェイスブックに写真を投稿した。




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