2014年11月韓国岳


標高1700m

2011年の噴火以来、新燃岳には近づくことができない。
そのため以前はできていた霧島山の縦走は現在できない。
それはガイドブックにも書いてある。
それに加えて、えびの高原近くの硫黄山も今年10月下旬からは近づけなくなった。
このため多くのルートが通行禁止となっている。
今回はえびの高原から大浪池経由で韓国岳へ登り、大浪登山口に下山することにした。

国分駅からバスで霧島神宮駅、霧島神宮を経由し霧島いわさきホテル終点下車。
ここでえびの高原経由高千穂河原行きに乗り、えびの高原下車。
今回のルートだと一つ手前のバス停の方が近かったが、ほんの200mほどである。

登山道は全体にとてもよく整備されている。
特に大浪池から韓国岳は木の階段が、大浪池から大浪登山口までは石畳が整備されていて歩きやすい。
ただし大浪池から韓国岳への登りは傾斜がきつく、木の階段も段差がかなりある。

韓国岳に登るにつれて、大浪池が見えてきた。




新燃岳と高千穂峰も美しい。
新燃岳からは蒸気(噴煙?)が上がっている。





山頂方面を見上げる。



バスで通った途中の温泉街は、いたるところから大量の蒸気が上がっている。
今回登ったルートの周辺も火口だらけで、それが池になっている。
大浪池もかなり大きな火口だが、韓国岳頂上からはぞっとするほどの絶壁と巨大な火口が見えた。
韓国岳は巨大火山の火口縁最高地点なのだ。





左遠方に白鳥山。











大浪池





大浪池の火口縁を歩く。



出発は9時10分。
コースタイムは4時間30分。
帰りのバスは13時の次は16時。
タクシーを呼んでもいいが、なるべく13時に乗ろうと下りはやや急いだ。
つまり休憩なしで4時間30分かかるところを休憩込みで3時間50分以内で歩く計画。
ただ、大浪池の火口縁は絶景ポイントがいくつもあり、時間がかかってしまった。
大浪池避難小屋に着いたのは12時15分。
コースタイムは50分。
幸い石畳がよく整備された道で、テンポよく小走りで下ったら、何と13分で大浪登山口に着いた。



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