2014年12月22日普賢岳


標高1359.3m

雲仙へは諫早駅からバスで1時間20分ほど。
バスは小浜からどんどん高度を上げる。
仁田峠まで車で行き、そこからロープウェイで妙見岳に登れば楽だが、今回は島鉄バス雲仙営業所前バス停から徒歩で往復することにした。

しばらく車道を歩き、池ノ原園地へ。
ここはミヤマキリシマの大群落がある。
満開の頃にまた来てみたいところだ。
新雪がパウダー状で心地よい。

池ノ原園地から妙見岳を望む。



仁田峠はひっそりとしていた。
ロープウェイはホームページによれば運行されているはずだが、動く気配もなかった。

仁田峠から妙見岳を望む。





妙見岳のロープウェイ駅。



ロープウェイ左の登山道を登る。
霧氷の向こうに海が広がり絶景!
ここをロープウェイで上るのはもったいない。























誰か一人だけここを登った人がいたようだが、足跡は妙見神社で途切れていた。
そこから先は踏み跡がない。







国見岳





普賢岳





妙見岳



しばらくアイゼンは必要なかったが、国見岳の登りで急に難易度が高くなった。
ここでアイゼンを装着。
急な岩場に鎖がついているのだが、雪で覆われていて滑りそうで怖い。
撤退も考えたが、少し先にロープがあり、そちらの方が難易度が低くそちらを登った。




今日は曇りの予報だったが、小さな雲が次々と通過し、雲がかかっている時は視界がなく、雲が切れると絶景が広がるという状況だった。
国見岳山頂では雲がかかり残念ながらあまり展望はなかった。
温度計があり、−8度を示していたが、風がないので寒さは感じなかった。










国見岳から普賢岳方面への下りは一度凍った上に新雪が積もっていて、アイゼンがあった方がいい状況。
普賢岳への登りも、急斜面に雪が積もり簡単ではなかった。

普賢岳山頂には大きな岩があり特徴的だ。





妙見岳と霧氷。



普賢岳山頂では丁度晴れて感動的な眺めだった。
目の前に1990年に大噴火してできた平成新山があり圧倒的な迫力だ。
ただ風が強く凍える寒さで、長い時間はいられなかった。

平成新山





国見岳



帰りは薊谷(あざみだに)を下った。
ペットボトルの水がいつの間にか氷入りになっていた。

雲仙






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