2015年4月19日かすみがうらマラソン






























2015年4月19日
第25回かすみがうらマラソン

高尾哲也
種目:フル男子40〜49歳の部

オフィシャルタイム:3時間28分43秒
プライベートタイム:3時間26分46秒

総合順位:1695位/17809人中
種目順位:458位/5986人中

スプリットタイム
 5km:28分4秒
10km:24分22秒
15km:24分0秒
20km:24分26秒
25km:24分2秒
30km:24分27秒
35km:24分24秒
40km:24分30秒

天候:曇り
気温13.3度
湿度82.9%
北西の風1.1m

平均ペース:1km4分53秒
累積標高差+−170m
平均心拍数:155bpm
平均ピッチ:190spm

<特急>
今回は1か月前に特急の指定席を取った。
特急ときわ号は座席上のランプが赤だと空席、黄色はこれから乗ってくる、みどりはすでに購入された席。

<混雑>
土浦駅はランナーでごった返し、まともに歩けない。
会場まで徒歩5分と書かれていたが、15分ぐらいかかったのではないか。

<トイレ>
トイレはかなりの数があるが、それ以上にランナーが多すぎる。
列をたどって行くと球場の外に出た。
しばらく並んでいると、いつの間にか列でなくなっていた。
人が多すぎてそれが列かどうか分からないのだ。
レース前にトイレに行けないのはまずい。
頭に入れた地図のトイレの位置を思い出しながら歩いているうちに穴場のトイレが見つかり助かった。
トイレは少なくとも今回の倍は必要だ。
それに列の誘導もすべきだと思う。

<スタート>
25分前に並んだのに、前にはすでにかなりの数の人がいる。
号砲からスタート地点まで2分もかかってしまった。
しかもスタート地点からもしばらく走れなかった。
これらのことがなければ3時間24分台で走れたはずだ。

<心拍数>
最初の7kmは設定より心拍数が高めだった。
これは上り坂などアップダウンと混雑が原因だろう。
8kmから20kmは大体設定した150bpm以下で非常に楽に走った。
しかし20km過ぎから徐々に設定を上回るようになり、30kmからは1kmの平均が160bpmを超えた。
しかし足は大丈夫だったので、「心臓さん、ごめん!次は11月まで走らないからもうちょっと頑張って!」とお願いして走った。

<下り>
秋に右股関節を痛めてから、アップダウンのトレーニングができなくなってしまった。
負荷をかけるとぶり返してしまうのだ。
以前は下りは超ピッチ走法で速かったのに、今日は周りと変わらない。
残念だが、今後もアップダウントレーニングをたくさんやるのは難しいだろう。

<持久力>
アップダウントレーニングはできなかったが、持久力は落ちていない。
スピードを増したり距離を延ばしたりすることで、持久力は維持できる。

<ピッチ>
ぼーっとしているとピッチが遅くなる。
ピッチを意識的に速めれば、体への負担が少ない中でスピードを増すことができる。

<気温>
曇り空で気温もほどよく、心地よい風が吹き、最高のコンディションだった。
終盤雨がぱらついたが、影響は全くなかった。

<給水>
給水所で水を取るランナーは3種類に分かれる。
止まる人、減速する人、スピードを維持する人。
私はスピードを維持する。
実力に対してぎりぎりの目標を立てているため、減速する余裕がないのだ。
しかしスピードを維持すると心拍数がかなり上がる。
前半はいいが、終盤心拍数が上がった状態で給水すると、そこからさらに上がるのでかなりきつい。
ほぼ2.5kmおきに給水所があったので、十分に給水することができた。
しかし短いところでは上記の3種類の人が殺到して非常に危険な状況になる。

<道幅>
道幅は後半一車線になるところがある。
フルマラソンだけで17809人が参加する大会にしては細すぎる。

<私設エイド>
企業や個人がエイドを設けているところも多数あった。
老人ホームでコップを貰ったら、中身はほうじ茶だった。
終盤お汁粉をもらったが、糖分を補給できてよかった。

<応援>
「頑張って!」という声援は終盤がいい。
マラソンは前半頑張るとひどい目に遭う。
「あと2km!」とか「3時間半切れるよ!」という声援はなかなかいいが、残り8km地点で「あと10km!」など距離を間違っている人もたくさんいた。
いちばん印象に残ったのは、「輝いてますよ!」という若い女性の声援。
「疲れたのは気のせい。」という掲示もよかった。

<30km>
30km地点で、2時間29分14秒と表示されていた。
つまりここから1kmを全て4分台で走らないと3時間半を切れない。
「大体大して練習もしていないのに目標が高すぎるんだよ。今回なんか1週間前に14km走ったのが最長じゃない。もっと練習するか、目標を下げるかしようよ。」などと愚痴が出た。

<ふくらはぎ>
今回は足は最後まで持ったが、40kmあたりからふくらはぎは危険な感じがした。
レース直後は足が吊りやすい。
靴下を脱ぐときや靴を履く時は注意した方がいい。
以前洞爺湖マラソンで、芝生上のテントだったのだが、雨で下がひどい状況で、汚れないように着替えようとして足が吊り、しばらく動けなかったことがある。

<階段>
以前はよく失敗レースをやっていたので、階段を後ろ向きに下ったこともある。
レース後一か月ぐらい故障していたこともある。
いずれも前半飛ばしすぎが原因だ。
最近はイーブンペースができるようになったため、階段の上り下りも全く問題ない。

<練習>
帰宅後はいつものように楽器の練習。

<前回>
かすみがうらマラソンは2005年に一度走ったことがある。
その時は3時間46分33秒だった(プライベートタイムは3時間44分26秒)。
今の方がタイムも速いし、レース後のダメージも圧倒的に少ない。

<霞ヶ浦>
後半は左遠方に広大な霞ヶ浦を眺めながら走る。
のどかな田園風景が広がるいいコースだ。



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