2016年12月18日防府読売マラソン


3時間28分20秒(ネットタイム3時間27分33秒)
マラソン男子の部 1534位

制限時間4時間の大会で、出場するには4時間以内に完走した記録証を提出しないといけない。
このエリートレースに出場できることを半年前から楽しみにしていた。

広島から徳山まで新幹線、徳山から防府は在来線。
徳山からの海側の眺めが素晴らしい。
特に帰り、夕景が美しかった。

防府駅に着いてから行列に並び、バスに乗るまで25分。
会場までは15分。
会場はソルトアリーナ防府という名前で、かつてここが塩田であったことを示している。
なるほどフラットなコースなのもうなずける。

<暑さ>
私は寒がりなので、いくら気温が上がっても12月に半袖は考えられない。
同じスピードのランナーがランニングシャツで大汗かいている隣でジャケットで丁度いい。
しかし今日ジャケットは暑かった!
序盤は完全にウェアの選択を誤ったと思った。
しかし10km過ぎると徐々に日差しは弱まり、向かい風では若干寒さを感じるぐらいで、トータルではそれほど悪い選択ではなかった。

<トイレ>
トイレが余っている。
ほとんど待つ必要がない。
さすがだ。

<ウォーミングアップ>
陸上競技場にはウォーミングアップで何周もしている選手たち。
すごいと思う。
私はウォーミングアップはしない。
そんな力があったらレースで使いたい。
序盤がウォーミングアップでいい。

<整列>
スタート20分前に整列が始まる。
ナンバーカードは提出したタイム順になっている。
つまりナンバーを見ればその人がどれぐらい速いのか大体わかる。
そして何と100人ごとに整列する。
他の大会も、手間はかかるがこれぐらいやってはどうか。
せめて4時間以内、3時間半以内の人だけでも。
そうすればスタート後の混乱が避けられる。

いつも10kmまでは調子が悪い。
スピードに対して心拍数が高く、それがなかなか下がらない。
3kmほど走って、ピッチ走法すぎることに気が付いた。
ストライドを広げて大腰筋など大きな筋肉を使うように意識すると心拍数は徐々に下がった。

工場地帯でトラックが走るためか、轍(わだち)が気になるところが多い。
なるべく路面状況のいい中央などを選んで走った。

トップ選手とすれ違った時は元気が出た。
さすがに速い。

30kmからはじわじわと疲れてきた。
頑張ろうとすると地面を蹴ってしまう。
それでは足を痛めるだけで大してスピードは出ない。
今日はこの呪文が効いた。
「頑張らない。腰を動かす。」
腕を振り、腰を動かすことによりストライドを伸ばす。
腰が疲れて動かないということはない。

<ターサージール5>
せっかくの素晴らしいシューズを、練習不足で生かし切れなかった。
次回はもっと楽に速く走りたい。

<ガーミンのデータ>
平均ペース1km4分54秒
平均心拍数157bpm(ただし途中誤作動で180台が続いたので、その影響が多少あると思われる。)
平均ピッチ189spm

最初の1kmが5分28秒。
その後はずっと1km4分40秒台から50秒台。
34、35kmで1km5分2秒が2本出た時はやばいと思った。
その後、「頑張らない。腰を動かす。」で4分台を回復。
ただし40kmの上り坂で5分11秒かかってしまった。
5分台はこれだけしかない。
それなのにサブ3.5にこんなに余裕がないとは。
サブ3.5って厳しいなあ。
やっぱり練習量や実力以上の目標を立てている気がする。


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