2016年12月30日天霧山・弥谷山


標高
天霧山 382m
弥谷山 381.5m

9時15分海岸寺駅出発、12時45分みの駅到着、所要時間3時間30分。

山と渓谷社「香川県の山」を参考に歩いた。

高松駅から予讃線に乗り、海岸寺駅下車。
少し北に歩くと海岸寺。
名前の通り、海が近い。

左が天霧山、右が弥谷山。



南にしばらく車道を歩き、登山道に入る。
弥谷越までは歩きにくい沢沿いの谷道でとても遍路道とは思えないが、一定間隔で置かれている仏像がどれも個性的で味わい深く、長い時の流れを感じさせる。

弥谷越から天霧山へ。
山頂一帯には中世の山城、天霧城の遺構が残る。
急斜面の岩場は確かに攻めるのは大変そうだ。

我拝師山の向こうに大麻山が見える。



今日は最高の晴天。
瀬戸内海や周りの山々などの見事な眺めが木越に見えるが、切れ目がないので写真にならない。
採石場を逆手に取り展望所を作るなどすればこの山の価値はずっと上がると思うのだが。

鉄塔からの数少ない展望。
正面は広島という島。





右遠方に瀬戸大橋。



帰りは井戸跡を経由したが、こちらは道というより斜面についた踏み跡というべきか。
危ないので通らない方がいい。

弥谷越まで戻り、今度は弥谷山へ。
展望のない斜面を延々と登る。
山頂にも展望はない。
雑念を消し無の境地に達するにはいい道かも知れない。

広島の山は落葉広葉樹が多く、温かい島は常緑広葉樹が多い。
香川の山は常緑広葉樹が多く、温暖な気候を実感できる。

再び弥谷越に戻り、ここから弥谷寺へ下る。
奥深さ、広大さ、延々と続く石段、歴史を感じさせる建造物。
見事な寺だった。






本堂前からの展望。



弥谷寺からはみの駅までのどかな田園地帯を歩いた。


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