2013年7月分


7月31日
12時半から事務所で事務折衝。

8月2日に行われるWorld Peace Cncert Hiroshima メモリアルリーディングコンサートのリハーサル。
今日はオーケストラのみでのリハーサル。

21時49分出発、8.26km。
夕方よりは涼しいが、スピードを出す気にはならない。
今日は5分を切れないかなと思いながら走っていたが、追い抜いたランナーがついて来た。
鬱陶しいので加速、すると今日のベストが何と4分15秒!
やればできるじゃない。
スピードが出ると非常に気持ちいい。

7月30日
午後、九響からYさんを迎えて、日本音楽家ユニオン・オーケストラ協議会西日本幹事会を行った。

18時39分出発、6.15km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
蒸し暑く、スピードを出す気にならない。
ベストは4分52秒。

7月29日
午前中は歯科の定期検診。
汚れを取ってもらってすっきりした。

World Peace Cncert Hiroshima クラシックの夕べ第1部本番。
記憶に残る演奏会となった。
出演者が皆さん非常に個性的。
特にヴァイオリンの天満敦子さんがすごい。
とにかく普通ではないが、エネルギッシュで楽しい。
強烈な鳴りと、細かいことにとらわれないで弾き切る激しさ。
こんな人だとは知らなかった。
ブーニンさんは昨日のリハーサルで、あまりの暗さとテンポの遅さに驚いたが、本番では生気が戻り、遅いながらも魅力的な演奏となった。
事情はよく知らないが、大きな病気か何かでしばらく弾けなくなり、そこから何とか復帰しようと頑張っているという感じがする。
指揮の現田さんは相変わらず真っ黒に焼いた肌に強烈に明るいキャラクターでブーニンさんとのコントラストが激しすぎる。
司会は壇ふみさん。
この方がまたすごい。
ゲネプロからテンションが高く、非常に楽しい。
年齢を調べてあっと驚いた。
ピーター・セテラさんの歌はだんだん好きになってきた。
聴いていてとてもリラックスできる。
年齢を重ねても衰えを知らないハイトーンが素晴らしい。

22時50分出発、5.12km。
10時を過ぎて帰宅したら走らないと一応決めているのだが、今日の疲れを取るにはどうしても走りたい。
5kmでも走ればかなりすっきりする。
ベストは4分21秒。
距離が短い時はスピードを上げれば血流がよくなり、その分疲れも取れる。

7月28日
World Peace Cncert Hiroshima クラシックの夕べ第1部リハーサル。
今日はピーター・セテラさん、ブーニンさん、佐藤しのぶさんとの合わせ。
他の皆さんとは明日のゲネプロで合わせる。

20時12分出発、8.17km。
久しぶりの雨で昼間は涼しくて助かったが、夜は湿度が高く晴れた日よりもむしろ条件は悪い。
ベストは4分21秒。
昨日休んだので疲れが取れたようだ。
他に4分30秒台1本、4分40秒台2本。

7月27日
World Peace Cncert Hiroshima オープニングコンサート本番。
島谷ひとみさんとクリスタル・ケイさんの歌唱力の高さが印象に残った。
ピーター・セテラさんの曲は懐かしさを感じさせる。
熱狂的なファンがスタンディングオベーションで迎えた。

本番後、Iさん、演奏会を聴きに来てくださった高校の吹奏楽部の先輩Hさんと宇品に花火を見に行った。
行きのタクシーは簡単に見つかった。
終演が19時20分頃、花火は20時から。
タクシー乗車中に始まってしまったが、見ながら近づくとかなり迫力のあるところまで行くことができた。
思わずのけぞってしまうほどの迫力、見上げて首が痛い。
中だるみはあるものの、終盤の盛り上がり、バリエーションの豊富さに感動。

さて、問題は帰り。
歩いて帰るか、バスの行列に並ぶか、市電の行列に並ぶか。
しばらく歩いていると、運よく丁度人が降りるタクシーに遭遇、乗ることができた。
近くの自転車置き場まで自転車で来ている人も多い。
自転車は信号無視に逆走と無法地帯、歩行者は怪我をしないように気を付けたい。

帰りに横川駅近くの焼肉屋で食事。
Hさんはトライアスロンをやっているので、自転車が趣味のIさんと初対面ながら話が合う。
楽しく盛り上がった。

7月26日
World Peace Cncert Hiroshima オープニングコンサートのリハーサル2日目、明日本番。
クリスタル・ケイさんはにこやかで人懐っこい感じ。
歌唱力が高く、声量もあり、強く印象に残る。
島谷ひとみもさすがの歌唱力だ。
変装用?と思うような大きな眼鏡をかけていた。
中丸三千繪さんには「亡くなった岩城宏之さんが会うたびに広響で共演したグレツキーの悲歌のシンフォニーが忘れられないと言っていた。」というエピソードを伺った。

21時13分出発、8.13km。
この時間はわりと涼しく、特に飛ばしてもいないので流れるような汗はかかない。
今日も序盤は強い疲労感、中盤以降ペースが上がり、ベストは4分44秒が3本。

7月25日
World Peace Cncert Hiroshima オープニングコンサートのリハーサル初日。
http://www.peace-arch-hiroshima.net/wpc/
今日はオーケストラのみ。
結局ほとんどの楽譜は当日となってしまった。

20時41分出発、8.25km。
今日からは午後から夜にかけての仕事が続く。
この時間は風もあり、まあまあ涼しい。
譜読みに追われたせいかひどい疲労感で速く走る気にならなかったが、終盤になってようやく疲れが取れてきた。
ベストは4分46秒、他に4分40秒台1本、4分50秒台4本。

7月24日
日浦山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/130708hinourayama.html

18時40分出発、6.15km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
今日も暑い。
ベストは4分34秒。

7月23日
空木岳二日目のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/130712utsugidake.html

宮島のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/130722miyajima.html

18時49分出発、6.1km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
午後曇っていたせいか昨日までよりは涼しいが、追い込むにはまだまだ暑い。
ベストは4分38秒。

7月22日
午前中練習。
今日は宮島弥山山頂で夕景を見ようと思い立った。
暑いので行きはロープウェイで上り、最終便の案内を聞きながら山頂まで登った。
山頂の展望台は建て替え中。
確かに古かった。
新しい展望台が楽しみだ。
岩に登ってしばらく夕景を楽しんだ。
紅葉谷コースで下山すると、大鳥居は満潮、夕焼けとまるで計算したかのような好条件。
美しい景色に出会えて幸運だった。

購入者の声
<M30トラディショナル中古をご購入の方より>
お忙しい中、迅速に送っていただきありがとうございました。
友人のM30トラディショナルを借りたときに息苦しくリードミスも多かったので それ以降トラディショナルは敬遠していたため5月にお願いした選定もプロファイルにした経緯があったのですが、先生に選定していただいたプロファイルは期待以上に楽に吹けて 音色もまろやかになって大満足だったので、いつか先生に選んでいただけたらトラディショナルも試してみたいと思っていました。
今回、絶妙なタイミングで中古品を譲っていただけて幸運でした。
プロファイルよりわずかに抵抗があるように感じられるものの 音色はもっとふくよかで太くなり低音もよく響くマウスピースでした。
プロファイルの吹きやすさも魅力ですが、太くて豊かな音を出したいのでトラディショナルをメインに吹けるように練習していきたいと思います。
どちらも大事に使っていきます。
取扱いに慣れてきたPGのリガチャーもお気に入りです。
派手すぎない艶やかな音が出せているようです。
今回は思いがけない安価でよい品を譲っていただきありがとうございました。
苦労もせずに希望通りのマウスピースが手元に届き申し訳ないくらいです。
またお世話になることもあるかと思いますが その時にはよろしくお願いします。

7月21日
平和の夕べリハーサル2日目。
マーラーの「野の花々が私に語ること(交響曲第3番第2楽章)」は、若く、美しく、可愛らしく、華やいでいて、無邪気で、幸福に満ち、その若さや美しさは永遠に続くと信じて疑わないような曲だ。
死を間近にし、恐怖に慄き絶叫する交響曲第10番との落差が心に刺さる。
交響曲第10番はどこまでも続く黄昏の大地のようで、激しく心を揺さぶる。

18時39分出発、6.11km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
今日も暑いが、このコースは高度を上げると涼しくなるのがいい。
ベストは4分45秒、他に4分40秒台1本。

7月20日
空木岳のページ1ができました。
http://clatakao.web.fc2.com/130711utsugidake.html

8月5日平和の夕べのリハーサル初日。
本来は直前にリハーサルすべきだが、県のコンサートが入っているためこの日程となった。

まずマーラーの交響曲第10番第1楽章。
天国と地獄が同居しているという点で、この曲は高山に似ている。
交響曲第9番で嘆きつくし、三途の川を渡っているのに、再び激しい死の恐怖と悲しみに襲われる。
最後は結局受け入れるしかないのに。
巨大な遺跡が轟音と共に崩れ落ちるような曲でもある。
調性は崩壊寸前で、その先には無調の世界が広がっている。

次に交響曲第3番第2楽章。
ブリテンが編曲し「野の花々が私に語ること」という曲になっているはずだが、どこがどう違うのか理解していない。
先日の空木岳の花々は見事だった。
どこまでも続くお花畑、種類の多さも素晴らしい。
しかしそこは同時に極めて厳しい世界でもある。
長い冬、極寒、分厚く積もる雪。
ほんの僅かの夏、急いで花を咲かせ実を結ぶ。
夏でも常に強風が吹き、写真を撮ることすら困難。
そんな過酷な環境で咲く花々は、生命の力強さを私に教えてくれる。
この曲は一転して、生きる喜びを感じさせてくれる。

18時42分出発、6.22km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
暑くてスピードを出す気にならない。
ベストは4分43秒、他に4分40秒台1本。
南にはピンク、北西には黄金色に輝く美しい夕焼けを見ることができた。
帰宅時には曇っていたのだが。
いつ美しい夕焼けを見られるかを予測するのは困難だ。
南東の空に虹が現れた。
夕焼けと虹はいい題材だが、ランニング中でカメラを持っていなかったのが残念だ。

<富士山の間違い>
1.富士山は初心者が登る山ではない。
日本で最も高山病のリスクが高く、独立峰のため天気が荒れれば強風で人など吹き飛んでしまう。
低い山から徐々に慣らして経験を積み、体力をつけ、装備を整えてから登る山である。
登山靴、ゴアテックスの雨具上下、フリース、ダウン、真冬用手袋は必要不可欠。
山頂は夏でも氷点下になることもある。
風が強まれば体感温度はそれよりずっと低下する。
2.富士山は日を決めて登る山ではない。
山は高山であればあるほど条件のよい日に登らなければ大変なことになる。
そんなことを言っていたら登れないというような人は、山に登ってはいけない。
3.富士山は土日やお盆に登る山ではない。
登山道は渋滞し、山小屋では一つの布団に3人で寝る。
元々厳しい山なのに、それ以上条件を悪くしてはいけない。
4.富士山は夜登る山ではない。
夜間の登山は相当なベテランのみに許されることだ。
試しにヘッドランプで近くの山を夜登ってみればいい。
どこが道かすら分からないだろう。
富士山なら前を行く人のヘッドランプで道に迷うことは少ないだろう。
しかし気温は下がり、条件は昼間よりもずっと厳しくなる。
それに徹夜で登ることは体調悪化の原因になる。
5.富士山ほどつまらない山も珍しい。
起伏がなく、花もなく、月面のような岩の世界で面白味に欠ける。
下りの砂利道は最悪だ。
ほとんどの山は富士山よりもずっと面白い。
富士山にだけ登り他の山に登らない人は、山のことをほとんど何も分かっていない。

7月19日
サトテクノでバスクラリネット・プレスティージュLowCとバスクラリネット用B40を選定。
バスクラリネットは以前に比べると鳴りにくい音もなくなり、格段に進歩している。
B40は以前は詰まってリードミスが出やすかったが、最近は息の通りがスムーズになり吹きやすくなっている。

選定後新幹線で広島に移動。
広島は暑い!

18時54分出発、6.18km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
この時間は大分涼しい。
美しい夕焼けを楽しみながら走った。
ベストは4分35秒。

購入者の声
<M30トラディショナルの中古をご購入の方より>
早速にマウスピースをお送りいただき誠に有難うございました。
これまで選んでいただいたのと同様息の通りもよく吹きやすいです。
音がコンパクトにまとまる印象を受けました。
酷暑が続く折からご自愛のうえ益々のご活躍をお祈り申し上げます。

<トスカGL・B♭管用66mmのたるをご購入の方より>
本日トスカGLバレルが届きました。ありがとうございました。
早速試してみたかったのですが,あいにくR13GLは調整に出していて,今は一時的にヤマハのカスタムSEを使っています。
とても素晴らしいバレルなので,ぜひ感想をお送りしたかったのですが…。
バレルのすごさは分かるものの,プロの方から見るとちょっと笑えるような感想になってしまいました。
ご一笑ください。
実は、このカスタムSEはR13GLを調整に出した時のために入手したもので、調整が十分ではありません。
昨日まで、フーフー言うような感じで吹いていました。
特に高音が出にくかったです。
ところが、今日トスカのバレルをつけてみたところ(ちょっと隙間は空いていたのですが)、音がレガートにつながり、高音も自然な感じで出てきます。
低音の響きもとても良くなりました。
昨日までと同じ楽器とは思えません。
昨日までは練習が嫌になっていたのですが、今日は本当に気持ち良く練習できました。
もちろん,これからカスタムSEもOHに出そうと思っていますが,しばらくこれで練習させていただこうと思います。
(こんな使い方,本当はダメですよね?)
とにかく,こんな使い方でもこのバレルのすごさは分かります。
早くR13GLにつけてみたいです。
お忙しい中,選定していただいた上に,何度もメールをくださり,ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

7月18日
今日は八ヶ岳あたりの山に登れないかと思ったのだが、平日はバスがなかったので断念。
7月20日からは平日も運行する路線もある。
あまりにも素晴らしすぎた空木岳の後、下手に山に登れないということもある。

投票する意欲を失いかけたが、何とか期日前投票を済ませた。

18時50分出発、7.69km。
蒸し暑い!
これから2ヶ月はこの状態が続く。
夏はしかし一年で最も楽しみにしている高山の季節でもある。
高山を目指すのであれば、トレーニングは必要不可欠だ。
秋以降のマラソンシーズンに向けて走力を維持しておきたいということもある。
ベストは4分42秒。
まだまだ大した暑さではない。
地面が茹でられたような状況では1km5分を切るのは厳しくなる。

プリンタが壊れたので、キャノンのMG3230というのをアマゾンで5000円ちょっとで買った。
安いし無線LANが使えて便利だが、カラーインクが1本になっていて、しかもヘッド一体型。
以前ヒューレットパッカードはこのためにインク代が高く撤退の一因になったのだが、大丈夫だろうか。
今回の故障の原因として考えられるのが純正品でないインクの使用。
純正品でないとトラブルが起こる、しかし純正品は高い。
XLのインクを買えば若干安くなるとは書いてあるが、本体を安くしインクで儲ける商法は相変わらずだ。

7月17日
昨晩中古マウスピースのことをホームページに書いたら、6本に対して数時間で希望者7名!
あまりの反応のよさに驚いた。

購入者の声
<サックス用各種を愛用して頂いている方より>
何度か注文させて頂き、現在も4種のサックス全てで愛用させて頂いております。
本日 母校の部活(吹奏楽小編成の部)をのぞきにいったところ、同じく卒業生でクラリネットを学び、現在セミプロのような活動をしている OGさんも来てくれていました。
私が持っていったアルト用のゴールドとピンクゴールドのリガチャーを「ちょっと試してみて!」と吹いてもらったところ、「すごく吹きやすい」「今使っているヴァンドレンやイシモリのPGPよりも断然こっちの方がいい」「GPよりも私にはPGPが合います」「徳島時代に高尾先生の門下生と一緒にアンサンブルしたことがあってその時から興味はあったんですけど、なかなか試す機会がなかったんです」「こんなに楽に吹ける仕掛けがあるんですね!」とべた褒めでした。
もちろんクラ用とアルトサックス用では微妙な違いがあるでしょうけれど、PGの方は未使用の予備だったので完全に下までセットしませんでしたが、聴いていても音の違いは歴然でした。
さらには生徒たちの楽器もリガチャーも長年引継がれてきたバラバラなメーカーのものだってのですが、6人の生徒それぞれに現在のもの、GP、PGPをかわるがわる吹かせてみたところ、びっくりするほど違いがわかります。
5人の生徒はPGPが、1人だけはGPがあうようでした。

7月16日
クランポンでB40ライヤー、エスクラB44などを選定。

icon(アイコン)、左からピンクゴールド、シルバー、ブラックニッケル、divineのバレルとベル。

iconは引っ掛かりがあり、私には合わない印象。
divineは軽やかに響き、いい感じ。

18時39分出発、7.57km。
空木岳から3日休んだ。
ダメージはほとんど残っていない。
しかし3000m近い高山で酸素の薄い中、荷物を背負っての険しい岩登りはきつかった。
あれに比べればランニングなんて散歩のようなものだ。
今日は涼しく風もあり、気持ちよく走れた。
ベストは4分30秒、他に4分30秒台2本。
これからは暑くなるだろうから、9月20日頃まではスピードにこだわらないようにしたい。

7月14日
桃の季節がやってきた。
近所のスーパーで4個498円の桃が美味い!
桃は手で皮をむき、かぶりつくのが正しい。
包丁を使えば味は大きく損なわれる。

7月13日

空木岳二日目

昨晩は7時半頃横になっていたらいつの間にか寝ていた。
4時過ぎに目が覚めた。
外は雲の中で何も見えない。
風が強く、窓がカタカタと音を立てている。
雨具上下、フリース、ダウン、冬用手袋などあるものを全て着込んで外に出た。
一瞬東の空に朝焼けが見えたが、すぐにまた何も見えなくなった。

朝食を済ませ、5時40分出発。
小屋のご主人によると昨日は9時頃晴れたそうなので、もう少し待ちたい気もするが、そうもいかない。
ゆっくり行こう。
西風が強く吹き続け、雲の中で何も見えない。
お花畑が続いているが、よくこんなところで咲いているものだ。
最も条件の良い日でこれだ。
天気が悪くなったり寒くなれば大変なことになる。
日頃運動していない人や経験、装備が不十分な人の来るところでないことは間違いない。
ちなみに富士山には、経験、装備、体力全て不十分な人が大勢いるが、とんでもないことだ。
富士山はそんなに甘い山ではない。
天候が悪くなれば死に直結する。
低い山で経験を積み、体力をつけ、徐々に装備を充実させてから行くべき山だ。

山頂近くで休憩していると、何と雲が取れてきた!
しばらくすると完全な晴天!
感動で涙ぐみそうになった。
今日はもうだめかと思ったが、運が良かった。
小屋を先に出た人たちは、この雲が取れる前に山頂を後にしたようだ。
何ともったいないことか。

山頂でしばらく眺めを楽しみ、去りがたい気持ちを抑えて下山開始。
すぐ下には駒峰ヒュッテ。
ホームページによると営業は13日から。
小屋には誰もいなかったが、近くにヘリコプターから降ろされた荷物があった。
小さな小屋で、泊まれるのはせいぜい20人ぐらいだろう。

小屋のご主人によると、空木平はまだ雪が残っていて花が咲いておらず行く意味がないとのことだが、確かに雪がたくさん残っている。
最後に登り返しで25分余計にかかるそうだ。
今回は尾根道を下った。
尾根の東側で西風が遮られ、天気も良く、ここは天国だ。
素晴らしい眺めを堪能しながらゆっくりと下った。

やがて樹林帯に入るが、ここも心地よい森だ。
植林のようなつまらなさ、気分の悪さとは無縁の美しい自然林、しかも高山特有の植生で、高度を下げるごとにその植生は変化していく。
途中小地獄大地獄という鎖場があるが、慎重に下れば問題ない。
ちなみに鎖はなるべく両手で持たず、片手は岩をつかんでおきたい。
そうしないと揺れてバランスを崩しやすい。

池山林道終点までは車で来ることができる。
タクシーを呼ぶこともできるが、予約しないと来るのに45分ぐらいかかる。
この先も美しい森が続くので、できれば歩いて下りたい。

駒ヶ池に下り、こまくさの湯ですっきりしてからバスで駒ヶ根駅へ。
岡谷までのんびりとした単線に乗り、岡谷から特急あずさで帰宅。
甲斐駒ヶ岳、仙丈岳、鳳凰三山、富士山、夕焼けなど楽しみの尽きない鉄道の旅であった。

<重さ>
必要な装備はきちんと持っておかなければならない。
しかし500g重くなれば負荷の違いははっきりと認識できる。
荷物の重さは命に関わる。
リュックは46リットルで680gというかなり軽量なものにしている。
これで通常のリュックよりも1kg軽くなる。
水は今回の行程だとどうしても2リットルは必要だ。
負荷は増えるが、途中に小屋もなく仕方ない。
フリース、ダウン、雨具上下、冬用手袋、食料、非常食、アイゼンも必要不可欠。
今回スマートフォン用にバッテリーを持って行ったが、スマートフォンは通信を切っていれば驚くほど電池は減らない。
ひょっとしてなくてもいいか。
しかし通信も命に関わる重要なものなので難しいところだ。

<強者>
標高860mの駒ヶ池方面から登ってくる強者が何人かいた。
単純な標高差で2000mあり、かなりハードな登山だ。
ただし多くの人は標高1365mの池山林道終点まで車で来て、そこからの登山だろう。
単独の若い女性が二人いた。
若く屈強そうな外国人と70代以上に見えるおばあさんは、恐らくおばあさんがガイドを雇って登っているのだろう。

<幕営禁止>
空木岳ではテントは禁止されている。
これは植物再生と保護のためのようだ。

<睡眠>
睡眠は非常に重要だ。
登山はどうしても初日が寝不足になってしまうが、高山では意識がしっかりとしていないと危険だ。
なるべく前日は早く寝るようにしたい。

<食欲>
食欲は常にある。
昔39度の熱が出て医者に行った時、「食欲はある。」と言ったら、「それは変ですね。」と言われた。
今回も高山病の症状で頭が痛くなったが、夕食も朝食もご飯をおかわりしてしっかりと食べた。

<低酸素室>
低酸素室でしっかりとトレーニングをすれば高山病になりにくい。
しかし登山の2週間以内に数回のトレーニングが必要だが、その時間を作るのは多くの人にとって難しいことだろう。
低酸素室で検索すれば出てくるが、トレーニングできる施設は限られている。

購入者の声
<R13のA管をご購入の方より>
先日はR-13、A管の選定をありがとうございました。
吹いてまず最初に感じたことは、「とても吹きやすい」ということでした。
あと、これは吹いて少し経ったからこそわかると思うのですが、
成長というか鳴り出すのが早いようにも感じました。
まだまだよく鳴りそうな期待を抱かせる楽器でした。
本当にありがとうございます。
だいたい妻も同じような感想でした。
いつも良いものを本当にありがとうございます。
お体に気をつけて、ますますのご活躍をお祈りしております。
また、どうぞよろしくお願いいたします。

2013年7月11,12日 空木岳

やっとそれほど練習に追われない休みが取れた。
天気もよさそうだ。
甲斐駒ヶ岳、仙丈岳に行こうと思ったらバス便の接続が非常に悪い。
それでは蓼科山にしよう。
ところがこちらもバス便がない。
どちらも7月13日からは便がよくなる。
高山は7月13日から登るものらしい。

空木岳は実は非常に交通の便がいい。
駒ヶ根駅からバスが30分に1本出ている。
ロープウェイを使えば、登るのに1日かかるところを省略し、いきなり縦走に入れる。

前日の夜移動し、駒ヶ根駅近くのホテルに泊まった。
5時起床、6時半出発。
まずコンビニに行き、水食料を調達。
バスはこの時期7時が始発。
13日からは6時(5時だったか)始発になる。
8時過ぎのロープウェイ臨時便で千畳敷駅には8時15分頃到着。
雲の中で何も見えない。
寒い!
雨具上下を着こむ。

一昨年はここから木曽駒ヶ岳に登ったが、今回は左に行く。
いきなり大雪渓!
この雪渓の急斜面を登るのか。
みんなアイゼンをつけずに登っているが、もし転んだら止まらないかも知れない。
念のためアイゼンを装着。

極楽平まで登れば、お花畑の中、天国のような登山。
しかし西からの強風が吹き続け、そこは同時に地獄でもある。

やがて雲は取れ、素晴らしい眺めを堪能しながらの登山となった。
しかし相変わらず風は強く、岩場のアップダウンはかなりきつい。

所々目立つところに大き目の糞があった。
小屋で話していた登山者によると猿らしい。
確かに熊ほどの大きさではない。

熊がいた。
こちらに気づき、目の前の崖を猛スピードで駆け下っていった。
あのスピードで追いかけられたら間違いなく追いつかれる。
熊に会った時は背中を向けないようにしたい。
正面を向いたまま、ゆっくりと下がる。
最近見たテレビでは、傘が効果的だそうだ。

東川岳は素晴らしい眺めらしいが、再び雲の中に入りほとんど何も見えなかった。
東川岳からの下りはかなり急で、砂で滑りやすく、左側は切れ落ち、注意が必要だ。

木曽殿山荘は検索で酷評しているページが上位に出てきて心配になるが、空木岳に登るのならここに泊まるしかない。
覚悟して行ったが、実際には新しく清潔な小屋でご主人も親切、なかなかの小屋だった。
ただし大部屋一部屋のみで、土日は布団一つに二人という状況になる。
できるだけ平日に来たい。
水場は登山道を8分下ったところにある。
手が痛いぐらい冷たく、美味しい水だ。
空のペットボトルをリュックに入れて汲みに行った。
途中のお花畑が素晴らしい。
小屋ではペットボトルの水300円、スポーツドリンク400円などを販売している。
トイレは外にある。
夜トイレに行ったら凍え死にそうな寒さだ。
小屋ではストーブを焚いていた。

高山病の症状で頭が痛くなり、細かく呼吸して酸素をなるべくたくさん取り込もうとしたら、逆に症状が悪くなった。
むしろ呼吸を意識せず、リラックスしてあくびが出るような状態にすると徐々によくなった。
深呼吸もいいが、力まず、なるべくリラックスするようにした方がいい。

携帯電話はドコモのみ通じる。
山ではドコモのみ通じるエリアが多く、安全のために、登山を趣味にする人はなるべくドコモを持っておいた方がいい。

続く。

7月10日
最近Facebookでなりすましが非常に増えています。
それが知り合いの名前であっても、顔写真がない、プロフィールがない、投稿がない、友達が少ないなど怪しいと思ったら、決して承認してはいけません。
乗っ取られたり個人情報を抜かれる恐れがあります。
友達何人かが承認していてもつられないように。
逆に危ないと教えてあげましょう。

7月9日
今日はコンサートマスターのオーディション。
難曲を数多く含む大量のオーケストラスタディを延々と弾き続け、聴く方も大変だったぐらいだから受験者は相当大変だったと思う。
皆さん見事な演奏だった。

その後新幹線で東京に移動。
荷物が重い。
エスクラが余計だが、そろそろ調整に出さないと。
夜の東京は思ったよりは涼しかった。

7月8日
バストロンボーンのオーディション。
トロンボーンでさえ大変なのに、それ以上に体力と息を消耗する過酷な楽器だ。
突然音が出なくなる人も多い。

梅雨が明け、今日から夏!
天気がいいので日浦山に登ってきた。
6時出発、山頂到着は6時45分。
雲がほとんどなく、美しい夕焼けを堪能した。
ただし体はびしょびしょだ。

7月7日
ひがしひろしま名曲コンサート本番。
http://hirokyo.or.jp/html/2013/higashihiroshimameikyoku.htm
指揮の末廣さんは司会も上手で、親しみやすいプログラムは満員のお客さんに楽しんでいただけたようだ。
指揮者コーナーはイギリス人のおじいさんが巨匠のような風貌で奇想天外な指揮、一同抱腹絶倒。

18時42分出発、6.41km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
雨の中を走るつもりはなかったが、走り出してすぐに本降りの雨。
もちろん気持ちいい。
しかし上に着くころにはすっかり青空が広がり、鶯などの鳥たちがさえずっている。
下りでは北西の空に、黄金色に光り輝く美しい夕焼けを見ることができた。
ベストは4分43秒。

7月6日
日本フィルハーモニー交響楽団クラリネット奏者平塚美保さんにも使って頂いております!


定期演奏会本番。
ブラームスのピアノ四重奏曲はシェーンベルクによって華やかで壮大なサウンドになり、興奮させられた。
これほど1番クラリネットのようにずっと吹いているエスクラは初体験だ。
やりがいはあるが、かなり負担が重い。
腕から背中にかけての疲労がひどい。
今回は芹澤さん、鈴木遥さんという実力者二人にエキストラで来てもらったが、二人とも素晴らしかった。
トッカータとフーガや後半のブラームスのバスクラはかなり大変だったと思うが、芹澤さんは見事な演奏だった。

ボディースタンド。石森管楽器で購入できます。


18時38分出発、6.2km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
午前中雨が降り午後は蒸し暑かったが、この時間は風があり意外と涼しい。
湿度も下がっていて、江田島までくっきりと見える。
ベストは4分34秒、他に4分30秒台1本。

7月5日
購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールド、エスクラ用ピンクゴールドとロジウムをご購入の方より>
リガチャーありがとうございました。
今回Esクラのロジウムをお願いしましたが、弱めのリードで高音が出しにくかったのですが高音がすごく吹きやすくて自信が持てました。
でも音色はピンクゴールドが好きです。
YOUTUBEではDebussyのRaapsodieが大好きです。

7月4日
定期演奏会リハーサル3日目、明日本番。
バッハ作曲ストコフスキー編曲シャコンヌ、トッカータとフーガはいずれも4管の必然性に乏しい。
3番クラリネットはほとんど意味がない。
3管で十分だと思う。
アレンジがやや苦しいところもあるが、魅力はある。
昔中学校の吹奏楽部でトッカータとフーガを先輩たちが演奏している録音を聴き、よくこんなに指が動くものだと感心したのを覚えている。
ブラームス作曲シェーンベルク編曲ピアノ四重奏曲は感動的な名曲だ。
重厚長大で、元々交響曲だったものを編曲したように聴こえる。
編曲はかなり風変りではあるが面白い。

16時21分出発、6.18km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
雨雲レーダーで見ると、夜遅くにかけて雨は強くなる一方。
走るなら今しかない。
出発しようとしたら着払いの宅急便が来た。
S川のおじさんは260円のおつりがなく、玄関を開けたままあちこち探すこと数分。
その隙に蚊が入ってきて数か所刺された。
結局大量の10円玉、5円玉、1円玉で返され、痒みが怒りを増幅させた。
しかし走りだすとすぐに怒りも痒みも治まり、すっかり上機嫌。
ランニングってすごい!
雨がかなり降っているのに、まるで風呂に入っているかのような心地よさだ。
ほどよく体を冷やしてくれるので疲労感がなく、もう一度行ってきてもいいぐらい。
夏のランニングは雨の日に限る。
ベストは4分38秒が2本。

7月3日
6時50分出発、1.89km。
走るようになってからお酒は付き合いで月に1,2度飲む程度。
家では全く飲まない。
そのためすっかり弱くなってしまった。
昨晩久しぶりに飲んだら案の定朝早く目が覚めた。
仕方なく6時半起床。
曇っていて涼しそうだったので走りにでかけたが、外は蒸し暑い。
調子が悪くすぐに引き返した。
やっぱりランニングは夕方がいい。

購入者の声
<B♭クラリネット用金メッキとピンクゴールドフック付きをご購入の方より>
本日,リガチャー(フック付きピンクゴールド,金メッキ)が届きました。
とても早く対応してくださり,ありがとうございました。
早速取り付けてみたところ、指に響く感じがして,今まで必死で息を吹き込んでいたのは何だったんだろうと思いました。
特に高音が出やすくなったのですが,低音の響きもよくなりました。
道具はよくなったので,後は練習ですね。
いただいたCDのように,よい音が出るようこれから頑張っていきたいです。
お忙しい所,本当にありがとうございました。

7月2日
定期演奏会リハーサル初日。
ブラームス作曲シェーンベルク編曲ピアノ四重奏曲、バッハ作曲ストコフスキー編曲シャコンヌ、トッカータとフーガなど非常に面白いプログラムだ。

リハーサル後、エキストラで来てもらっている皆さんをお好み焼きにご案内。
八昌に行ったら何と定休日!
月曜日が休みなのは知っていたが、第1、第3火曜日も休みだとは知らなかった。
結局中央通のみっちゃんに行ったが、絶品だった。
ここはいつ行っても質が高い。
全体に丁寧な作りだが、特によく蒸されて甘みを増したキャベツがいい。

7月1日
7月7日ひがしひろしま名曲コンサートのリハーサル。
演奏可能な普通の曲を演奏できるというのはうれしい。
暗い6月は終わった。
今日からは7月だ。

メンデルスゾーンの真夏の夜の夢序曲は、夏至の前夜、妖精や動物たちが現れて不思議なことが起こるという話だが、演奏しているとこの曲が本当の夢に思える。
最初の木管楽器の和音は眠りに入るところ。
その後のヴァイオリンによる速い動きは、ぼんやりとしてよく分からない状態。
そこに突然異質なイメージが次々と出てくる。

18時16分出発、6.22km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
呉娑々宇山の頂上は黒い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうだ。
気温は低く、風は強く、涼しい。
ただ湿度は高めだ。
走り出すと霧雨が降り出した。
昨日の情熱大陸はトレイルランナー山本健一の特集。
すり減った右膝の痛みを抱えながら、累積標高差12000mを超えるレースで第2位。
順位にこだわらないのに結果がすごい。
最後で明るく平気そうな表情も、一体この人はどうなっているのかと思う。
それに比べると、累積標高差240m程度のランニングで喜んでいる私は何とちっぽけなことか。
ラスト1kmで突然本降りになった。
しかししばらく濡れると気持ちよくなってくる。
この季節、多少雨が降った方が涼しくていい。
ベストは4分18秒!
結果もいいし、普段より疲労感がずっと少ない。

購入者の声
<トスカGL・B♭管用ベルをご購入の方より>
ベルが届きました。ありがとうございます。
感想はと言うと…。劇的に変わったわけではありません。
リガチャー、バレルを替えて、楽器レベルが向上していたからだと思いますが、バレ
ルを替えた時に上管の鳴りが良くなったように、今度は下管の鳴りが、重みがあり豊
かになったような気がします。
下管を人差し指から順に押さえて息を入れていくと、穴が塞がるほど息が通らない感
じがしますよね?
それが軽減され、どの音も差がなく息が通るようになりました。

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