2016年5月分


5月31日
ディスカバリー・シリーズのリハーサル初日。
曲はモーツァルトのセレナーデ第10番グランパルティータ、ジョリヴェの打楽器協奏曲など。
グランパルティータは演奏しているとこれ以上ないほどの幸福感に包まれる。
2番クラリネットとジョリベのエスクラには嶋田さん、2番バセットホルンには梅本さんに来ていただいている。

ジョリヴェのソリストは岡部君。
特に終楽章がいい。
和太鼓を想起させる躍動感。
シンバルがまた素晴らしい。
サックスの波多江さんは音の色艶、ヴィブラート、歌い回しにフランスの香りがする。

リハーサル後、団体交渉、事務折衝。
夜はクラリネットの4人と波多江さんで楽しく飲んだ。

5月30日
新幹線で広島に移動。
今日はポイントでグリーン車に乗車。
フランス語の問題集をやりすぎてくたびれた。

19時14分出発、5.13km。
今日から疲労回復期。
ベストは1km4分46秒、平均ペース1km4分52秒、平均心拍数138bpm、平均ピッチ181spm。
想定内の疲労でどこも悪くなく、極めて順調。

購入者の声
<エスクラ・トスカGL42.2mmのバレルをご購入の方より>
素直に音が出てとても吹きやすく,特に高音が引っ掛かりなく出るので,高音のタンギングもしやすくなりました。
また,低音域から高音域まで均一に鳴り,コントロールがしやすくなったように感じました。
演奏するのが楽しくなりそうです。
この度は良いものを選定いただき,誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

<B40ライヤーをご購入の方より>
先生のHPに記載が有るとおり、現状のM30に比べて、太くてダークなサウンドになりました。
高音のコントロールもこちらがし易く感じられます。
現在使用しているリードが少し薄く感じられ、迷いが生じていたので、本当に良いものを御選定下さり、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

5月29日
18時14分出発、13.7km。
ベストは1km4分36秒、平均ペース1km4分47秒、平均心拍数147bpm、平均ピッチ183spm。
二日間で29.86km走った。
足はそれほど疲れていないが、昨日と全く同じ平均ペースなのに心拍数が5bpmも上がっている。
昨日16km走った疲れの影響が出ている。
走り込みは今日で終わり、明日からは疲労回復期。
この感じだと、レース当日は悪くない走りができるだろう。

5月28日
18時7分出発、16.16km。
ベストは1km4分34秒、平均ペース1km4分47秒、平均心拍数142bpm、平均ピッチ184spm。
できるだけ楽に、ピッチ走法で、心拍数を低く、なおかつスピードを保つことを意識して走った。
結果として、レースでこれと全く同じように走れば最後まで同じペースで走れるという確信を得た。
非常に楽で、まだいくらでも走れそうだ。
心拍数は142bpmとかなり低く抑えている。
レースではこれを平均で155bpmぐらいにする予定だから、終盤に頑張る余地はたっぷりある。

5月27日
18時14分出発、7.62km。
強い疲労感のため距離を短くした。
ベストは1km4分43秒(142bpm)、平均ペース1km4分55秒(136bpm)、平均ピッチ179spm。

5月26日
France2
ストでガソリンが不足している中、今度は原子力発電所がストに入った。
このストライキは労働法改正に反対して行われている。
残業割増25%を10%にするなどの内容が含まれているので、これだけ激しく反対運動が起こるのは理解できる。
ただ、フランスのストライキやデモは激しい。
特に覆面をした不満分子がデモに混ざり、街を破壊する映像はひどい。

ギリシャでは、財政難のため古代遺跡や島が政府によって売りに出されている。

朝日新聞
肺がん治療「オプシーボ」
効果があるのは2割の人。
点滴1回で160万円。
もちろん高額療養費制度があるが、国の財政への影響も懸念される。

千歳のホテルが空いていたので予約。
3月からずっと全く空いていなかったので、札幌のホテルを押さえていた。
これでマラソン当日は徒歩で会場に行ける。

18時14分出発、10.29km。
ベストは1km4分26秒(152bpm)、平均ペース1km4分50秒(142bpm)、平均ピッチ182spm。
昨日の疲れで序盤が遅かったが、全体としては悪くない。

5月25日
青梅丘陵のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160523oumekyuuryou.html

18時20分出発、10.23km。
足が強く、それに対して心臓がきつい。
ベストは1km4分20秒(158bpm)、平均ペース1km4分44秒(144bpm)、平均ピッチ180spm。
上手く走れば3時間半を切る力はあると思う。
今回は登山のダメージがなく、すぐにランニングを再開できたのがよかった。

6月5日の千歳マラソンは、2009年の自己ベスト3時間18分と向き合う旅でもある。
当時は山川トレーニングと言って、標高230m地点まで往復6kmのアップダウンと5kmの平地、合わせて11kmを何日連続でできるかということをやっていた。
長距離練習は一切行わず、11kmが最長距離だった。
当時はまだ現在のようなネガティブスプリットという考え方はなく、心拍数は最初から155bpmで最後まで走り切った。
これで終盤ペースが落ちなかったのはトレーニングの成果だろう。
1km4分37〜39秒で最初から最後まで走っているから、今同じように走るのはどう考えても無理だ。
現在は、アップダウンはあまりにも関節に負荷がかかりすぎることと、スピードトレーニングの方がより実践的ではないかという考えから、平地でのトレーニングが中心になっている。
登山はひょっとしたら、足を痛めさえしなければ、アップダウントレーニングとLSDを兼ねたいいトレーニングになるかも知れない。

5月24日
アクタスでレッスンと選定。
B40、B40ライヤー、M30、M30プロファイル、バスクラリネット用セルマー・フォーカスを選定した。
フォーカスは質が高く、外れが少ない。

18時33分出発、5.12km。
登山の翌日で休むつもりだったが、あまりダメージが感じられなかったので5kmだけ走ってみた。
結果としては特に問題なく、明日からもう少し距離を伸ばしても大丈夫そうだ。
以前登山とランニングを交互に行い、足底腱膜炎になって1週間ぐらい走れなかったことがある。
あれが自転車を始めたきっかけだった。
山に気持ちが行ってしまって6月5日千歳マラソンがファンランになりそうだが、そろそろ走ることに集中した方がいいのではないかと思い始めた。
今最も避けなければならないのは故障だ。
つま先もしくばフラット着地、足は前に出さず後ろに出す、低い位置からそっと着地など注意しながら走った。
ベストは1km4分45秒、平均ペース1km5分7秒。

2016年5月23日 青梅丘陵

標高
雷電山 494m

累積標高差 +701m −742m

山と渓谷社「東京都の山」を参考に歩いた。

近場の山は登っていない山を見つけるのが難しい。
地味そうな山だが、一度も行ったことのないところに行くのはいい刺激になる。

青梅駅から奥多摩行きに10分乗り、軍畑駅下車。
駅から車道を北に行くが、途中までは高水三山と同じ道だ。

榎峠から登山開始。
植林の森を歩く割合が多いが、丁度コアジサイの季節で、いたるところに咲いていて楽しめた。

標高は低いが、アップダウンが延々と続き、意外と負荷は高い。
雷電山、辛垣山(からかいやま)、三方山といくつものピークがある。
辛垣山には辛垣城の堀などの痕跡が見られた。
途中、武甲山など北方面、奥武蔵の山々の眺めのあるところで昼食。
矢倉台からは南方面、奥多摩の山々や青梅市街などの眺めが楽しめた。

それまでは数人とすれ違っただけだったが、矢倉台から先は人が増えてきた。
青梅鉄道公園へ続く道はよく整備され、いくつもの休憩所がある。
青梅鉄道公園からは車道を下り青梅駅へ。

気温が高く車道歩きは暑かったが、森の中はほどよい風が吹き、日陰で思いのほか涼しかった。

植林の森歩きが長く、展望も限られた地味な低山ではあるが、静かな山旅が堪能できた。

5月22日
黒檜山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160521kurobisan.html

2016年5月21日 黒檜山

標高1827.6m
赤城山ビジターセンターの標高は1360m。
累積標高差+−556m。

赤城山ビジターセンター10時45分出発、13時45分帰着、所要時間3時間。

黒檜山(くろびさん)は赤城山の最高峰で日本百名山。

前橋駅からバスで赤城山ビジターセンターへ。
検索で出てくるバスが土日祝日のみなので赤城山には土日祝日にしか登れないと思っていたが、実は富士見温泉で乗り換えれば平日でも行けるということが最近分かった。
帰りに富士見温泉を利用する登山者も多い。

赤城山ビジターセンターから大沼を左に見ながら車道を歩き、途中赤城神社に立ち寄った。
赤い橋が印象的だ。

登山道は岩場の急登が延々と続くが、新緑とツツジなどの花々、それに大沼、地蔵岳などの眺めが素晴らしくあまり気にならない。
ただ、土曜日は家族連れや団体など人が多い。
人気の山なので、できれば平日に登りたい。
花では特にアカヤシオとシロヤシオが美しかった。

山頂の先に展望台があるが、残念ながら今日は霞んでいて遠くは見えない。
空気が澄んでいる日は富士山も見えるそうだ。

駒ヶ岳への道は眺めもあり歩いていて心地よい。

時間が余ったので、覚満淵を一周してきた。
ここは高低差もなくよく整備されているので、一般の方も歩くことができる。

今回は黒檜山に登ったが、赤城山には他にも同じぐらい楽しめそうな山がいくつもある。
機会があればまた登ってみたい。

5月20日
新幹線で東京に移動。
田植えの季節だ。

18時18分出発、5.1km。
明日の登山のために距離を短くした。
久しぶりの黒目川。
ドクダミなど咲く花が違っていて、走っていて楽しい。

5月19日
広響ポップスコンサート本番。
チケット完売だそうだ。
前半、As time goes byでソロを吹いた。
後半は森山良子さんとの共演。
デビュー50周年というのが信じられない若々しさ。
しかも、リハーサルではテンションが低く本番だけテンションを上げる人も多い中で、リハーサルからその明るいキャラクターが全く変わらないのも凄い。
オーケストラ伴奏でコミカルな曲を2曲歌った後、ギターで「さとうきび畑」を弾き語り。
この曲が最も感動的だった。

22時28分出発、5.27km。
全く物足りないが、夜遅いので仕方ない。
ベストは1km4分32秒、平均ペース1km4分43秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ182spm。

須藤君に来てもらっています。


今回はエキストラで須藤君に来てもらっている。
地元香川県の同じ山崎先生門下で、彼が芸高に入った頃から知っている。
去年芸大大学院を修了した。
最近注目の若手で、日本木管コンクールは連続入選の後去年3位入賞。
今月から東京シティ・フィルの試用期間だそうだ。

<某原稿案>
いつもご来場ありがとうございます。
クラリネットの高尾哲也です。
入団して20年になります。
楽器との出会いですが、最初は小さい頃ピアノを習っていました。
母が家にピアノがなく学校のピアノを弾いていて結婚したらピアノを持つのが夢だったそうで、買ったついでに習わされたのです。
小学校高学年ではエレクトーンを習っていて、中学では吹奏楽部に入ろうと決めていました。
吹奏楽部で最初に吹かされたのがトロンボーンでしたが、どうもしっくりこない。
次にサックスを吹かされ、もっと小さい楽器がいいと希望してクラリネットになりました。
何となく自分に合う合わないということが分かっていたのだと思います。
その頃は将来は不老不死の薬を作ろうと思っていましたが、そのうちこれは作っているうちに死ぬなと思い、それなら好きなことを仕事にしようと音楽で食べていくことを決意しました。
両親は当初かなり反対しましたが、全くその通りで、音楽で食べていくのは容易なことではなく、才能もあり努力もしているのに報われない人はたくさんいます。
あまりお勧めはできません。
ただ、特に小さい頃は楽器を演奏すると頭がよくなるということは証明されており、そういう目的で習わせるのはいいと思います。
高校から先生について本格的に習い始め、東京芸術大学に入学。
その後、フランスのオルレアン音楽院で学びました。
帰国後は東京を中心にいくつものオーケストラへのエキストラ出演などで生活していました。
この時の経験は今でも役立っています。
運よく広島交響楽団に入団することができましたが、オーケストラに入るのは相当に難しく苦労しました。
結果的には好きなことをしてきちんと給料をもらって生活できる幸せな人生を送ることができています。
ただ、オーケストラでソロを吹くということは生きるか死ぬかぐらい追いつめられることもあり、楽しいばかりではなく厳しい世界でもあります。

5月18日
今日は誕生日。
51歳というのは多分間違いだと思う。
記憶力、意欲、楽器の技術、体力、いずれも増すばかりで衰える気配もない。
記憶力に関しては、花の名前を数年で大量に覚えた。
意味を調べると覚えやすい。
人の名前は以前は覚えられなかったが、最近は画像を並べるなどの記憶術のおかげで以前よりは格段に覚えている。
フランス語の単語をなかなか覚えられないが、これはかける時間が少ないためだろう。
マラソンのタイムは最近はコンスタントに3時間半を切り、前回は3時間23分。
10年前よりもずっと速い。

広響ポップスコンサートのリハーサル。
As time goes byでソロを吹く。
ゲストは森山良子さん。
涙そうそうなどももちろんいいが、Ale Ale Aleや子犬のワルツがよかった。
Ale Ale Aleは物の名前が出てこなくなることを面白おかしく早口で歌う曲で、なかなか楽しめる。

夜はランニングクラブの交流会。
丁度誕生日で皆さんに祝って頂いた。

5月17日
18時37分出発、14.24km。
ベストは1km4分30秒、平均ペース1km4分51秒、平均心拍数139bpm、平均ピッチ186spm。
ガーミンのフォアアスリート235Jを使ってみた。
225Jは心拍計を内蔵した画期的なモデルだったが、その分分厚く重くなったことと、ベルトをきつめにしないと心拍計が誤動作するという問題があった。
235Jは短期間で驚くほど性能が上がっている。
まず薄く軽くなった。
それに液晶表示が大きく見やすくなった。
ただ、ライトがやや暗くなったような気がする。
心拍計の性能は上がったと書いてあったが、最初の2kmは正常な数値が出ず、初日ではあるがそれほど性能の差は感じなかった。
腕に装着しただけで起動しなくても日常生活における心拍数や歩数を計測し記録してくれる。
安静時の心拍数は48bpmだった。
スマートフォンと同期するとブルートゥースで自動的にデータを転送してくれる。
帰宅後、玄関でシューズを脱いでいる間にデータ転送は終了する。
そのデータはスマートフォンはもちろん、パソコンで見ることもできる。
スマートウォッチの機能もあり、スマートフォンに何か通知があるたびに振動し内容が表示される。
歩いていて電話に気が付かない時など便利かもしれない。

購入者の声
<トスカGL・B♭管用ベルとブラックダイヤモンドをご購入の方より>
トスカGLバレルのみより、ベルをつけた方が響きが増すようです。
楽に吹けて音量も増しました。
丁寧にしないと荒さが目立ちそうですが、全体的に音抜けがよく吹きやすくなり嬉しいです。
今回、ベルは購入するか迷いましたが、思い切って良かったです。
ブラックダイヤモンドは、前回選定していただいたものより、更に音抜けが良くまとまる感じがしました。
あとは自分の腕をあげるだけ…です。
お忙しい中で選定していただき、ありがとうございました。

5月16日
マウスピースなどの次回選定は5月24日アクタスで行います。

5月15日
レッスン3人と自分の練習で一日が終了。

18時40分出発、11.26km。
さすがに疲れてきたが、その割には悪くない。
ベストは1km4分36秒、平均ペース1km4分51秒、平均心拍数141bpm、平均ピッチ183spm。
心拍数は大分下がってきた。
足が疲れている分自然とピッチ走法になっている。

5月14日
定期演奏会本番。
前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。
ピアノはレミ・ジュニエさん。
堂々とした風格すら感じさせる素晴らしい演奏だった。
23歳とは思えないしっかりとした構成で、官能的なディミニュエンドや美しい弱音もよかった。
後半はショスタコーヴィチの交響曲第5番。
指揮はヨエル・レヴィさん。
リハーサル初日は遅めのテンポという印象だったが、徐々に自然に感じるようになった。
重厚感のある演奏になったと思う。
生きるか死ぬかという状況でのショスタコーヴィチの悲痛な叫びが聴こえてくる。

20時3分出発、11.11km。
帰宅後レッスンがあったため出発が遅くなった。
ベストは1km4分35秒、平均ペース1km4分48秒、平均心拍数144bpm、平均ピッチ180spm。
昨日あれだけ飛ばして今日もこれだけ走れるのだから、現時点で3時間半を切る力はあると思う。
今日は心拍数が上がりすぎないように気を付けた。
心拍数を昨日より7bpm下げ、それに対して平均ペースは3秒遅くなった。
より効率的に走れるようになったと言えると思う。
平均ピッチはもう少し速い方がいいとは思うが、足に疲労感はないのでまあいいかな。

5月13日
昨日の話。
定期演奏会リハーサル初日。
リハーサル後、広響メンバーで体幹トレーニング。
夜は今回エスクラと2番クラリネットで来ていただいている川井さんをゲストに、品川君と3人で小紋で夕食。
バイエンシュテファナーという絶品生ビールとシュヴァイネハクセという絶品豚料理を堪能した。
皮の表面のパリパリとその内側のコラーゲンのプルプルのコントラストがたまらない。

ここから今日の話。
定期演奏会リハーサル二日目、明日本番。
午前中、ショスタコーヴィチの交響曲第5番のリハーサル。
指揮はヨエル・レヴィ氏。
熟練を感じさせる指揮で、音程、バランス、ニュアンスなどの緻密なリハーサルを行うが、最大の特徴はゆったりとした全体の構成だろう。
第1楽章のアチェレランドは相当に長いので、確かにこういう風に構成するのは意味があると思う。
第2楽章もこれぐらいの方がずっしりとした重みを感じる。
第3楽章も曲の深みが増すように感じる。
午後はベートーヴェンのピアノ協奏曲のリハーサル。
ピアノはレミ・ジュニエ。
まだ23歳ぐらいで、あどけなさが残る。
相当な美男子で、あの笑顔で見られたらぽーっとして動けなくなる女性もいるのではないか。
演奏は若々しさもあるが、表現も構成も見事。

リハーサル後、事務折衝。

18時37分出発、11.12km。
一年で最も走っていて心地よい季節だ。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km4分45秒!
スピードを見ると絶好調で登山もトレーニングとして悪くないと思えるが、平均心拍数が151bpmとかなり高い。
心臓はちゃんと走った方がいいと言っている。
6月5日の千歳マラソンはファンランか、それともきちんと練習して3時間半を切るか、心に迷いがある。

5月11日
カサブランカ、確かに名作と言われる映画だけのことはあった。
5月19日の広響ポップスコンサートでAs Time Goes Byをソロで演奏することになったので見てみた。
この曲はストーリーに重要な役割を果たしている上に、全編を通して様々に変化しながら流れている。
パリで彼女と過ごした幸せな時。
なぜ彼女は来てくれなかったのか。
これまで思っていたよりも、より内面的に演奏した方がいいと感じた。
全体にスウィングしているので、ややスウィング基調で演奏してみようかと思う。
何しろ相手がイングリッド・バーグマン。
あの美しさと瑞々しさはしばし呆然とするほどだ。
主人公が他の女を寄せ付けず女嫌いと思われるのも無理はない。

夜は広島城ナイトラン。
十数名で楽しく走った。

5月10日
大平山・内山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160508uchiyama.html

2016年5月8日 大平山・内山

標高
大平山 810m
内山 1275.4m

山と渓谷社「大分県の山」、山と高原地図「由布・鶴見岳」を参考に歩いた。

6時30分自衛隊前出発、12時45分別府ロープウェイ別府高原駅到着。
所要時間6時間15分。

前日になって急に午後から雨という予報になり早朝に出発することにしたが、そのおかげで早朝の眺めを楽しめたし、時間に余裕もできた。

陸上自衛隊別府駐屯地の南側の道を上って行くと、やがて未舗装路になる。
しばらく行くと堰堤の先で登山道が分かれるのだが、これを見落としてしまった。
小さな標識はあったのだが、道が見当たらなかったので通り過ぎてしまったのだ。
引き返してよく見ると、細い道が笹に覆われている。
スマートフォン用アプリの山と高原地図は、地図を拡大しきれない。
こういう時はジオグラフィカを併用するといい。

少し行くと草原に出る。
大平山はどこまでも草原が続く眺めのいい山だ。
踵がつかないほどの急登が続くが、あまりに気持ちよくてそれを忘れてしまう。

大平山山頂が草原の終点。
そこからは森の中を歩く。
ここから内山までの道が厄介だった。
ロープを使っての滑りやすい急坂や両手両足でのロッククライミングのような登りが続く。

今回最大の目的は5月上旬に満開になるというツクシシャクナゲ。
森の中で見るその巨木の群落はぞくっとするほどの妖しい魅力を放っていた。
登山道はツツジ、スミレなどの花々に覆われ、まるで天国にいるかのようだった。
左手を見るとそそり立つ鶴見岳が圧倒的な迫力で迫ってくる。

しかし道は極めて厄介。
地面が割れていたり、裏返っていたり、崩落していたり。
度々道を見失い、見つけるのに時間を要した。
どうやらこれは地震の影響のようだ。

内山山頂からは由布岳、鶴見岳、別府湾などの大展望を楽しめた。

船底という鞍部に下ると、山岳会と警察の合同チーム十数人が休憩していた。
鶴見岳まで縦走しようと思っていたが、崩れかかっていて危ないからやめた方がいいと言う。
そこで、そこからロープウェイ駅まで下ることにした。

テープを頼りに下っていたが、どこが道か判然としなくなり、探しているところに先ほどのチームのうち3人が下ってきたので、ご一緒させて頂くことになった。
山岳会のベテラン、ベテラン警察官、若手警察官という風に見えた。
山岳会のベテランを先頭にそのままどんどん下って行ったが、テープはなく、道を外れたようだ。
滑りやすいところで若手がずるずると滑っていった。
山に慣れていないようだ。
ロープでも危なっかしく、「ロープはあくまでも補助だよ!」と先輩の指導を受けていた。
山は歩き方ひとつとっても経験が重要だ。

林道に出たところで別れたが、ここから先がとんでもないことになっていた。
林道が巨石に埋め尽くされている。
大崩落で道が完全に埋まっている個所では体に緊張感が走った。
左は谷底。
この瓦礫の山を乗り越えている時に崩落したら、一緒に谷底に落ちる。
幸い無事に通過できたが、鶴見岳への縦走路が危ないといっても、ここよりは大分ましだったのではないかと思ったりした。
余震が治まり登山道の状況の調査を始めたところだと言っていたが、この林道の状況はまだ誰も把握していなかったのだ。
別府はそれほど被害がないと別府の人も言っているぐらいだから大丈夫だろうと思っていたが、もっと調べるべきだった。
地震のエネルギーの凄まじさを体感した。

ロープウェイ駅に到着。
せっかくなのでロープウェイで鶴見岳山頂に行ってきたが、登山の後のロープウェイはつまらないことこの上ない。
体で実感できるものの量が決定的に違う。
一歩一歩登っているうちに自然と自分が一体になるような感覚。
一歩歩くごとに変化する眺め。
歩くことによってのみ実感できる自然の大きさ。
ロープウェイで上って景色を見ても、登山者が感じている感動や強い喜びはほとんど分からないだろう。

バスで別府駅へ。
ホテルで荷物を受け取り、小倉経由で広島の自宅に帰宅。
夜少し練習できた。

5月7日
アルゲリッチ音楽祭本番。
アルゲリッチさんはよく寝られなかったそうで、ゲネプロではかなり神経質になっていた。
ピアノの響きが昨日までと違って変だと言って、ピアノの位置を動かしたりしていた。
苛立ちの表現が極めて激しい。
これでデュトワと喧嘩したら凄いことになるなと思った。
実は歴史上の偉大な指揮者や演奏家で上がり症の人は多い。
カルロス・クライバーは自信がないと言って楽屋から出てこなかったそうだ。

本番は凄まじい演奏だった。
日々の鍛錬によって作り上げられた鋼のようなタッチ。
完璧にコントロールされた弱音。
際立させる音とそれ以外の音のコントラスト。
歯切れのいいリズム。
自由奔放で火花が散るような激しい表現。
他に類を見ない際立つ個性と完璧さ。
歴史に名を残すピアニストであることは間違いない。

ゲネプロ後、ほんの一瞬だが夜のガスパールの冒頭部分を弾き始め、鳥肌が立った。
高校時代に大好きだった曲で、楽譜を買って、それを見ながらアルゲリッチさんの演奏を聴いていたのだ。
もうチケットが残っているはずもないが、5月23日の演奏会を聴きに行きたいなと強く思った。

後半はベートーヴェンの交響曲第7番。
高関さんの指示で、ほぼ全ての繰り返しを楽譜通り行った。
特に終楽章の繰り返しが珍しいが、私は嫌いではない。
曲の重量感が増す感じがする。
アンコールのシューベルト作曲ロザムンデよりバレエ音楽ト長調もなかなかいい曲だった。

5月6日
アルゲリッチ音楽祭リハーサル二日目。
ビーコンプラザまで徒歩で往復。
別府駅から緩やかな坂道が延々と続く。
途中広大な別府公園を経由すると時間が短縮できるし気分がいい。
正面の山の斜面からは蒸気が立ち上っている。

昼、侘び寂び屋という店で食べたりゅうきゅう丼が美味しかった。
上質の刺身を漬けにし、そこにたっぷりの胡麻がかかっている。
サラダ、茶わん蒸し、味噌汁がついて800円は安い。
ご主人によると、地震の被害はあまりないのに風評被害で客が減って困っているそうだ。

5月5日
高千穂峰のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160504takachihonomine.html

小倉からソニックで別府に移動。
揺れがひどくて何もできない。

ビーコンプラザでアルゲリッチ音楽祭のリハーサル。
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲をアルゲリッチさんと共演する。
後半はベートーヴェンの交響曲第7番。
指揮は高関さん。

17時50分出発、6.5km。
昨日山に登ったので、今日は軽めに。
旅先では路面状況が悪く、トレーニングにならない割に故障しやすいので気をつけないといけない。
海岸の公園にいい道があったので、距離を伸ばす時はそこを往復しようと思う。

夜はS君、Nさん、Iさんと四人で夕食。

購入者の声
<エスクラ・トスカ(木)41.5mmのバレルをご購入の方より>
5月2日にバレル受け取りました。
お忙しい中、早急に選定いただきましてありがとうございました。
今日、試奏いたしました。
音色が美しい音色にかわりました。
そして低音から高音まで均一に鳴るようになり、今までは息を少し細く吹くと音がガサガサしたり、コントロールが難しく困っていましたがすごく弱音にしても綺麗な音で吹けるようになり高い音もピッチが不安定でしたが、楽に音が出るようになり、ピッチの不安定さも解消されました。
吹いていて楽しくて楽しくて仕方ありません。
トスカの木目も素敵です。
いつも良い物を選定いただきましてありがとうございます。
本当に感謝しております。
これからも選定でお世話になると思いますがよろしくお願い致します。

2016年5月4日 高千穂峰

標高1574m

山と渓谷社「鹿児島県の山」を参考に歩いた。
2012年8月1日初版第2刷発行とあるが、その後の火山活動の影響で情報が古くなっている。
霧島神宮駅から高千穂河原までバスで40分とあるが、このバスは現在は運行していない。
いさわきホテルまで行って、そこでバスを乗り換えなければならない。
しかもそもそもこのルートは遠回りの上に、えびの高原経由だとえらく時間がかかる。
料金も高くなるので、タクシーに乗るのも一つの手だ。
ほとんどの人は車で来ている。
この本は中岳を紹介しているが、現在は途中までしか行けない。

高千穂河原の標高は980m。
予想通り寒い。
ソフトシェルの上に雨具を着込む。
雲一つない晴天で、標高が高いため空気が澄んでいる。
新緑やツツジが何とも美しい。
ところがとんでもなく風が強い。
吹き飛ばされそうになるほどで、しゃがみ込む登山者もいた。
ひも付きの帽子が飛ばされそうになったのは初めてだ。
顔に砂がバチバチと音を立てて当たった。
晴天ということで安心してしまっていたが、風の強さについても調べておくべきだった。

御鉢まではザレ場の急登が続く。
一歩踏み出すたびにずるずると足場が崩れていく厄介な道だ。
それに猛烈な風が加わり、初心者でも登れる山だと甘く見ているとえらいことになる。
晴れているのにかなり寒い。
持ってきたフリースと雨具のズボンを着ようか迷ったほどだ。
子供連れが多かったが、他の山にした方がいいと思う。

撮った写真を見てみたら、風が全く表現されていない。
撮影困難な個所も多かったのだが。

御鉢は巨大な火口で、自然の力を見せつけられる。
そこから馬ノ背と呼ばれる火口縁を歩く。
ここにはツツジの一種、ミヤマキリシマが群生している。
見頃には少し早く、一部が咲き始めたぐらいだ。
ミヤマキリシマは背丈も葉も花も小さい。
火口に他の植物はなく、よくこんなところに生えているなとその生命力の強さに驚かされる。
左手には常に新燃岳、韓国岳などの山々が見えている。

強風を避け、山頂の東側で昼食。

11時55分に高千穂河原に戻ってきた。
所要時間2時間55分。

13時29分のバスまで時間があるので、中岳方面を散策。
登ったばかりの高千穂峰の眺めが素晴らしい。
こちらは丁度ミヤマキリシマが見頃で楽しめた。
今日は朝からやや霞んでいたが、桜島がかすかに見えた。

いわさきホテルでバスを乗り換えた。
阪本竜馬が浸かったという由緒ある温泉だ。
韓国岳の時にも経由したが、この辺りはあちこちから蒸気が噴き出している。

霧島神宮駅から鹿児島中央駅までは、海の向こうに桜島を眺めながら走る区間がいい。
ただし特急きりしまは揺れすぎる。
最近広島では新型車両が揺れが少なく非常に快適だ。
しかもガタンゴトンという音がしない区間が結構ある。
それに比べると遅れている感じがする。

鹿児島中央駅から新幹線で小倉へ。
明日別府まで一気に行こうかとも思ったが、ちょっと怖いので今日のうちに小倉に入ることにした。
新幹線は新大阪まで行くみずほが2時間に1本しかない。
今その車内でこれを書いているが、熊本駅前後は徐行運転。
青いビニールシートを被せた屋根が痛々しい。

<トレイルランナー>
何度もすれ違うトレイルランナーに「何往復ですか?」と聞いたら、「3往復です!」だって。

<スパッツ>
これだけザレていると、やはりスパッツをしていた方が砂が靴に入らなくて便利だ。
普段面倒なのでしていないのだけど。

5月3日
従弟の結婚式のため鹿児島へ。
羽田空港でファゴットの井上さんに久しぶりにお会いした。
宮崎国際音楽祭に向かう途中だった。
自動手荷物預け機、ソラシドエア、悪天候と視界不良による着陸やり直し、上空での待機など初体験が多かったが、上空での待機中の揺れがひどかった。
顔を紙袋に突っ込んでトイレに向かう女性もいた。
鼻から息を吸い、口からゆっくりと吐くことに集中していると、かなり揺れの影響は抑えられる。
あくびも効果的なので、したくなったら思い切りした方がいい。
二度目には無事着陸できた。
鹿児島もひどい雨だったが、バスに乗っているうちに上がってきた。

桜島に向かってそびえたつ巨大ホテルで結婚式。
M君と会うのは三十数年ぶりだろう。
お盆とお正月に親戚の集まりがあるのだが、仕事の関係か全く顔を出していない。
コンサートなどでの音響の仕事をしているようだ。

5月2日
France2
Tour d'Argentが二週間店を閉めて新メニューの開発などを行っている。
留学中、両親と親類を案内した。
27年ほど前のことだ。
窓からのノートルダムなどの見事な眺めや鴨料理のことなど色々と思いだす。
あの時飲んだブルゴーニュ、あれに匹敵するワインにはそれ以来出会っていない。

努力しているのに結果が出ないという生徒のスケジュールを実際に見てみると、結果が出ている生徒に比べて単純にかけている時間が少ないということが多いですね。
林修

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
本日マウスピース届きました。
早速自宅で吹いてみました。
音の鳴り方が均一で、響きも豊かでした。
とても吹きやすかったです。
お忙しい中、選定していただきありがとうございました。

<B40ライヤー・プロファイルをご購入の方より>
マウスピース無事届きました。ありがとうございました。
早速吹いてみましたが、程よい抵抗感がある一方で発音がしやすく、鳴りも素晴らしいと感じました。
また、5RVライヤーを長年吹いてきて最近B40ライヤーに切り替えたのですが、シャリモー?ブリッジ辺りの音がボヤボヤしてしまうのが気になっていました。
その点、今回選んでいただいたマウスピースではさほど気にならず、しっかり芯のある音を作ることができるように思います。
またお願いすることがあるかと存じますが、何卒よろしくお願い致します。
今回はお忙しい中ありがとうございました。

5月1日
加治丘陵のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160501kajikyuuryou.html

2016年5月1日 加治丘陵

山と渓谷社「埼玉県の山」を参考に歩いた。

東飯能駅で八高線に乗り換え、9時41分金子駅下車。
駅前の木に何とオナガの群れ!
これには興奮した。
いつか撮影したいと思っていた鳥だ。

広大な茶畑は新芽の季節で淡い緑色がきれいだ。
昨日ジオグラフィカ(スマートフォンのアプリ)で地図にマークをつけていたので、迷わず歩けた。

長い歴史を感じさせる巨木に囲まれた三輪神社を経由し、豊泉寺(ふせんじ)の東側から登山道に入った。
尾根道は舗装されている。
旧サイクリングコースだそうだ。
新緑の森をしばらく歩くと桜山展望台。
コンクリート製4階建ての巨大な建物で、ここからの眺めは素晴らしい。
ただ、今日は霞んでいて富士山、丹沢、新宿、東京スカイツリーなどは見えなかった。
空気の澄んだ冬に来るのもいいだろう。

登山道を北に下ると、再び旧サイクリングコースに出る。
道なりに進み、武蔵野音楽大学入口経由で仏子駅12時55分到着。
暖かくて天気も良く、茶畑の広がる風景と新緑の森を楽しめた。

France2
ラヴェル作曲ボレロの著作権が5月1日に切れる。
これまでにこの曲の著作権料がもたらした利益は4〜5億ユーロ。


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