2016年8月分


8月31日
http://www.news24.jp/articles/2016/08/29/07339373.html
WHO=世界保健機関の推計では、受動喫煙で年間60万人が死亡している。
五輪開催地、バンクーバー、ロンドン、ソチ、リオデジャネイロ、平昌には屋内禁煙に関して罰則付きの法令がある。
東京都の医師会は、分煙では煙を防げないとして屋内の完全禁煙を求めている。
WHOは日本の受動喫煙に対する取り組みは世界最低レベルだと指摘している。

今日は明日東広島芸術文化ホールで行われる音楽鑑賞教室のリハーサル。

夜は広島城ナイトラン。
トレイルにフルマラソンにといくつも出場予定の皆さんと、レース談義で盛り上がった。

8月30日
ジョン・アダムス作曲 ザ・チェアマンダンス
サイモン・ラトル指揮 バーミンガム市交響楽団
演奏が大変なことは変わりないが、曲の面白さが見えてきた。
前回聴いたエド・デ・ワールト指揮サンフランシスコ交響楽団よりも表現豊かでロマンティックな演奏だ。

ジョン・コリリアーノ作曲 レッド・ヴァイオリン‐シャコンヌ
クロエ・ハンスリップ:Vn
レナード・スラトキン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
前回聴いたエリナ・ヴァハラに引けを取らない見事な演奏。

チャールズ・アイヴズ作曲 交響曲第2番
ルドヴィク・モルロー指揮 シアトル交響楽団
前回と随分印象が違う。
違和感がなくなり、アメリカの広大な大地や開拓時代の人々の姿が見えるようだ。
前回はショッキングだった終わり方にも慣れてきて、指笛などで騒いで盛り上がっているように聴こえた。
終楽章はまるでアメリカン・フォークソング・メドレーだが、これも楽しい。

18時12分出発、8.5km、累積標高差+−65m。
そろそろ涼しくなってきたので平地も走ろうということで、久しぶりの瀬野川。
しかしとてつもない強風で、向かい風ではスピードがまるで出ない。
追い風でもかなりのスピードで追い抜かれる。
そのうち雨が降り出しUターン。
自宅近くは降っていなかったので、畑賀方面を少し走った。
こちらは西側に山があるので無風で、強風の瀬野川との激しいコントラストが楽しめた。

8月29日
18時9分出発、8.09km、累積標高差+−159m。
畑賀でアップダウンランニング。
外に出ると寒い!
気温22.2度。
走っているうちにほどよくなったが、汗はほとんどかかなかった。

8月28日
他のオーケストラと交流すると、思いもかけないいいアイデアを得ることが多い。
先日のオーケストラ協議会でもいくつもの貴重な情報が得られた。
例えばバイクの事故で労災が認定されたというのは、知っているのと知らないのではそういうことがあった場合の動き方が全く違ってくる。
広響は九響と定期的に西日本幹事会を行っている。
ここでも問題に対していい解決法が見つかるということがよくある。

今回九響に3日間お世話になったが、上記の会議以上に得るものがあった。
まずは九響の練習場である末永文化センター。
空間が十分に広く、吸音も十分になされている。
天井には音の反射を調整できるように可動式の反射板が全面についている。
ひな壇は常に設置されている。
これからの理由により、時差は気にならず、遠くの楽器の音もクリアに聴こえる。
これに対して広響が練習場として使用しているアステールプラザ・オーケストラ等練習場は、空間が狭く、吸音が不十分。
天井には吸音などの仕組みはない。
ひな壇は定期演奏会のみ無料のため設置され、それ以外は有料のため経費の関係で現在は設置されていない。
これらの理由により、時差が生じ、遠くの楽器の音がもやもやとして聴きにくい。
特に、本番会場で生じない時差について指揮者に指摘されるとストレスも大きいが、その場では速めに演奏しなければならず、本番会場ではそれを元に戻さなければならない。
これにより、本番に悪影響が出る。

次はアクロス福岡。
理想的な残響の素晴らしいホールだ。
群馬交響楽団もついにホールができるようだ。
広響が多目的ホールで定期演奏会を行う日本で唯一のオーケストラになる日も近い。
広島県内で見ても、呉、福山、廿日市、三原、三次、東広島と立派なホールが次々にでき、広島市中心部だけがブラックホールのようだ。

プログラムも、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲、コープランドのロデオなどの名曲を楽しめた。
コルンゴルトは今回、ばらの騎士とスター・ウォーズをつなく曲という風に聴こえた。
第3楽章の主題には五度の上行音形があるが、これがジョン・ウィリアムスと重なって聴こえる。
他には、アルフレッド・リードの春の猟犬という吹奏楽の曲をオーケストラで演奏するという試みが新しかった。

18時52分出発、5.61km、累積標高差+−122m。
畑賀でアップダウンランニング。
日が短くなり、この時間はこのコースを走るには暗すぎる。
巨大な雨雲がすぐ西側にあり、いつ雨が降ってもおかしくない。
案の定降り出したので引き返したが、涼しくて心地よい程度の小雨で助かった。

8月27日
今日はAさん、Tさんのランニングデビューをサポート。
まずアウトレットモールでアシックスのシューズ、ウェアなどをアドバイスして購入してもらい、それから大濠公園へ。
先に行って走りながら待っていたが、結局5周10km走った。
走法などをアドバイスしながら1周を軽くランニング、時々ウォーキング。
その後近くの中華で夕食。
お二人とも生き生きとした様子で楽しかったと言ってもらえてよかった。

8月26日
18時55分出発、8.06km。
今日から福岡。
天神は人も車も多く、事故に遭いそう。
博多港まで行くと、大分走りやすくなる。
ただ、石畳やレンガが多く、スピードが出ずトレーニングにならない割には足を痛めそうだ。
港には巨大なMariner of the seasが停泊していた。

購入者の声
<トスカ・グリーンラインB♭管をご購入の方より>
今日楽器が届きました。
さっそく少し吹いてみましたが、予想以上に息の通りが良く皆音に変換されるような感じがしてとても吹きやすいです。
びっくりしました。
音色も輝きと華のある明るい音でとても気に入りました。
トスカB♭管は何本か吹かせてもらったことがありますが、この楽器はより吹きやすくかつ音色が私好みです。
さすが先生の選定は違いますね。
後は言い訳できない腕次第ということで、一層精進したいと思います。
この度はいろいろと大変お世話になりありがとうございました。

<ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
初日はマウスピースが変わったことにより、少し違和感を感じましたが、2日目に体の余分な力を抜くように吹いてみると、息がすんなりとマウスピースに入っていき、そのままコンパクトに柔らかくまとまった音になってゆくのを感じて驚きました!
ずっと吹いていたいくらい気持ち良いです!!
大変お忙しい中、本当に良いものを選んでいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

8月25日
呉市文化ホールで音楽鑑賞教室。
今日は2回本番。
強い日差しのおかげで、呉線からの瀬戸内海と島々の景色が素晴らしかった。

18時19分出発、6.82km、累積標高差+−158m。
今日も畑賀でアップダウンランニング。
雲がほとんどなく、澄んだ空気による遠景が美しく、乾いた風が心地よい。

8月24日
呉市文化ホールで音楽鑑賞教室。
音響のいいホールで鑑賞できる生徒たちは恵まれている。
呉市の各小学校からバスなどで集まる。

夜は広島城ナイトラン。
今日は11名で走った。
仕事絡みでなく同じ趣味を持つ人の集まりで、気楽で楽しく、完全にリラックスできる。

購入者の声
<B40ライヤー・プロファイルをご購入の方より>
とても吹きやすく、良く響くマウスピースでした。
これからよりいっそう楽しく楽器が楽しく吹けそうです。
これからも高尾先生の益々のご活躍をご祈念申し上げます。

<ブラックダイヤモンドをご購入の方より>
今までブラックダイヤモンドのイメージは、少しつまるがコンパクトにまとまるという印象でしたが、今回選んでいただいたものは、音がまとまりつつよく鳴るものだと感じました。
大変良いものをありがとうございます。
今まで選んでいただいたものも素晴らしいものばかりでしたが、今回のものが一番満足度が高いです。
どうもありがとうございました。

8月23日
今日は明日あさって呉市文化ホールで行われる音楽鑑賞教室のリハーサル。

18時20分出発、6.77km、累積標高差+−150m。
今日も畑賀でアップダウンランニング。
気温は31.1度。
出発時は低層の雲と高層の雲がいいバランスで配置されているから夕焼けが期待できそうだと思ったが、走っているうちに徐々に低層の雲が西の空を覆いだした。
しかし最高地点で折り返すと息を飲むほどの見事な夕焼けが広がっていた。
それもほんの1分ほどで色を失った。
これほど見事な景色の中を毎日ランニングできるというのは幸せなことだと思う。

8月22日
平ヶ岳のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160721hiragatake.html

今日は練習など9月定期までの仕事の準備で一日が終了。

18時22分出発、6.78km、累積標高差+−144m。
今日も畑賀でアップダウンランニング。
日の入りは18時49分と一昨日より3分も早まった。
気温30度。
晴れているので昨日よりも湿度が低く快適だ。
夕焼けに染まる山々の陰影が美しい。

8月21日
東広島市コンサート本番。
東広島芸術文化ホールくららで初めて演奏した。
くららというのは数多くの酒蔵が並ぶ街並みに由来するのだろうか?
大ホールは1200席ほどで、ステージから客席を見るととても豪華だ。
残響が少ないように感じたが、お客さんによるとここで定期演奏会をやって欲しいぐらいいい響きだそうだ。
ウィリアム・テル序曲、マーティンを筆頭にチェロパートは素晴らしい演奏だった。
満員のお客さんに盛大な拍手を頂いた。

18時26分出発、6.78km、累積標高差+−140m。
今日も畑賀でアップダウンランニング。
この時間曇ってきて昨日よりも蒸し暑い。
ガーミンによると気温は32.2度だそうだ。
下りは昨日よりもスピードが出た。

8月20日
銀山平のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160720ginzandaira.html

明日の東広島市コンサートのリハーサル。
曲はウィリアム・テル序曲、カルメン組曲、ドヴォルザークの交響曲第9番など。
指揮は秋山さん。
念願の新しいホールで演奏するのが楽しみだ。

18時24分出発、6.84km、累積標高差+−138m。
久しぶりに畑賀でアップダウンランニング。
日の入りは18時52分と大分早くなってきた。
日没前というのに風が涼しく、ほとんど汗が流れない。
昨日の瀬野川とはまさに天国と地獄。
関節への負荷が大きすぎることが問題だが、夏はできるだけこちらを走りたい。
山々の絶景を楽しめた。

8月19日
新幹線で広島に移動。

19時58分出発、5.16km。
昨日の東京は雨で涼しかったが、広島はひどい暑さ。
この暑さの中、リュックとスーツケースだけでも重いのにそれにエスクラが加わり、かなり疲れた。
広島の自宅では二人レッスン。
今日はもう5kmで十分。

8月18日
東赤石山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160808higashiakaishiyama.html

17時48分出発、7.55km。
雨のため気温は低いが湿度は高い。
涼しいおかげで平均心拍数は昨日の148bpmから134bpmと劇的に下がった。
ベストは1km4分48秒。

8月17日
18時9分出発、7.62km。
台風一過で猛烈な暑さ。
昼間は郵便局もスーパーも静まり返っていた。
この時間も暑いが、風があるので何とかしのげる。
6日休んだため、昨日のランニングでふくらはぎから特にハムストリングスの筋肉痛がひどいが、走れなくはない。
ベストは1km4分58秒と4分台を回復したが、この暑さではこれ以上ペースを上げないようにしたい。
暑さに対しては、距離よりもペースを上げないことが重要だと感じた。

8月16日
下倉楽器でトスカGL・B♭管、M30トラディショナル、B40ライヤー・プロファイル、B40、ブラックダイヤモンドを選定した。
トスカは3本あり、グリーンラインにしては個体差が大きかった。
ブラックダイヤモンドは初期の均質さが戻ってきた。
全体にレベルが高く、選定するのに苦労する。
個人的には外れは多くても鳴りがかなりいいものが混じっている時期も嫌いではなかった。

先日のMonca de TADの打ち上げ、Iさんの音楽の授業を再現したパフォーマンスがすごかった。
「横澤夏子の『音楽の先生』を見てください。あれは私です。」と言っていたが、いやいやそんなものではない。
面白さもパワーもあの3倍はあった。
録画してユーチューブに投稿すればたちまち売れっ子芸人になれただろうに、惜しいことをした。
一緒に歌った先生方もはっきりとした発音と豊かな声量はさすがプロ!素晴らしかった。

17時55分出発、10.07km。
台風の前衛と本隊の間を縫って出発。
湿度は高いが気温はそれほどでもなく、風もあるため暑いというほどではない。
笹ヶ峰から中6日。
二日連続登山がハードだったので2,3日は休もうと思っていたが、合宿などでその後も走れなかった。
そのため心拍数に対してスピードが遅い。
しかしまるで疲れずいつまでも走っていたい気分で、8月としては珍しく10km走った。

8月15日
昨日の話。
地元の師匠とその門下生による合宿と演奏会終了。
3日間の合宿により徐々にまとまっていき、本番では全員の気持ちが一つの方向を向いたうねるような演奏。
特にアンコールのコパカバーナの華やかさ、楽しさは、プロの演奏会では体験することが稀だ。
ひとえにY先生の人柄によるもので、それがこのグループの雰囲気を作り上げている。
Y先生が72歳、生徒は五十代から高校1年生まで総勢60名。
プロ数名、最近は自衛隊音楽隊が増えてきた。

ここから今日の話。
新幹線で東京に移動。
これから日本音楽家ユニオン・オーケストラ協議会臨時総会。

8月12日
合宿二日目。
地元香川県の師匠とその門下生数十人が毎年お盆の頃に三日間の合宿と演奏会のために集まり、親睦を深める。
ホテルの朝食会場から瀬戸内海と瀬戸大橋の眺めが素晴らしい。

8月11日
笹ヶ峰のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160809sasagamine.html

2016年8月9日 笹ヶ峰

標高1859.5m

山と渓谷社「愛媛県の山」を参考に歩いた。

累積標高差+−1127m

大永山トンネル南口9時55分出発、16時45分帰着。
所要時間6時間50分。

再び新居浜駅9時6分発のバスに乗り、大永山トンネル南口9時55分到着。
今回はこのバスがあるということで登山を計画した。
そのため、笹ヶ峰に日帰り登山するにはこのルート以外に選択肢はない。
このルートに関しては、「愛媛県の山」6時間30分、山と高原地図6時間45分とそれほど差はない。
東赤石山の速すぎるコースタイムを書いたのと同じ人が書いたとは思えない。

ゆっくり歩いたが、土山越には随分早く着いた。
獅子舞の鼻にも順調に到着。
今日は楽しむだけの登山になりそうだと、その時は思っていた。
ところが、その先の笹が刈られておらず、地面が見えない。
探りながらゆっくりと歩くしかない。
平らなところはいいが、アップダウン、凸凹、石などがあると大変だ。
しかも笹を踏むと滑りやすい。
最悪だったのはちち山のトラバース道。
元々岩場のややこしい道なのに、笹でその道が見えない。
探りながらゆっくり歩くしかないのに、そこをスズメバチに追い立てられる。
しかしその先にまさに秘境と言うべきお花畑があったりする。
もみじ谷でメインコースと合流してからは歩きやすくなる。
後で検索してみたが、笹が刈られておらず苦労したという書き込みは見当たらなかった。

眺めは本当に素晴らしかった。
昨日登った東赤石山も雄大だし、何と言っても笹ヶ峰が美しい。
新居浜方面には瀬戸内海と島々。
絶景を堪能しながらの山旅だった。
これで笹さえ刈ってくれていれば。

山頂には誰もいなかった。
結局今日は誰とも会わなかった。
昨日は一人とすれ違ったのみ。

昨日も今日も、昼頃にかけて雲が上ってきて、もう駄目かと思ったら午後は徐々に雲が消えていくのが不思議だった。

帰りはちち山山頂を経由した。
こちらも大変だが、トラバース道よりはずっとましだ。
しかも眺めが素晴らしい。

笹ヶ峰の眺めがあまりにも素晴らしく、何度も振り返っては写真を撮り、眺めた。
記憶に残る景色だった。

2016年8月8日 東赤石山

標高1706m

山と渓谷社「愛媛県の山」を参考に歩いた。

筏津登山口10時15分出発
床鍋   16時25分到着
所要時間 6時間10分

累積標高差
+1104m
−1078m

高松駅7時37分発、特急いしづちで新居浜駅へ。
途中、瀬戸内海の眺めが美しい。
新居浜駅9時0分到着。

9時6分発のバスで筏津へ。
マイントピア別子まで20分。
その先にダムがあり、その手前でループする。
曲がりくねった道を進みながら高度を上げていくが、その先には垂直に思えるほど急峻な山々がそびえ立つ。
大永山トンネルの標高が1000mほどで、そこから別子方面に下って行く。
筏津の標高は660m。
電源立地地域対策交付金事業とのことで、料金は400円。
今回はこのバスがあるから計画した登山で、バスがなければ来ていない。
筏津10時15分到着。

最初は筏津から往復しようと思っていたが、「愛媛県の山」に権現越経由の道が書かれていてよさそうだったので計画を変更した。

「愛媛県の山」には所要時間5時間20分とある。
床鍋から出るバスは17時5分発なので6時間50分あり、余裕だと思っていた。
ところが赤石山荘分岐に書いてある時間でたどり着かない。
渓谷で多少写真は撮ったものの、順調に歩いたはずだ。
これでコースタイムより遅いというのは、コースタイムが相当に速い。
いまだかつてこんなコースタイムに出会ったことはない。
先日の平ヶ岳では、3時間と書かれているところを1時間40分で歩けてしまい、どう考えてもおかしいと思ったが、その逆だ。
コースタイムは書く人によってばらつきが大きすぎて困ってしまう。
「愛媛県の山」に2時間10分と書かれているところを、プラス15分の2時間25分かかった。
山と高原地図には2時間55分とある。
山と高原地図で権現越コースの時間を見ると6時間45分。
バスにぎりぎりの時間だ。

赤石山荘分岐付近からは高山植物の花が咲き、展望が開け、花や景色を眺めながらゆっくり歩いた。
知り合いが八巻山を勧めてくれたが、残念ながら時間が足りないので断念した。

「愛媛県の山」には、山頂からトラバース道に戻って権現越に向かうように書かれていたが、山と高原地図には山頂からの尾根道が書かれている。
この尾根道を進めばコースタイムはかなり短くなる。
この時点では余裕だと思っていた。
山頂から少し東に進むと三角点がある。
その先は難易度の高そうな岩場の下りで、全くマークが見当たらない。
「愛媛県の山」に一旦戻るように書いてあるのはそのためか。
少し下ってみたが、これ以上下って先に行けなくなると、登り返しているうちにバスに乗り遅れてしまう。
そういう事態は避けたいので、早めに引き返すことを決断した。
これで再び目算が狂った。

トラバース道も岩が多く眺めがいい。
眺めを楽しみつつも速足で進むと、尾根道との分岐に14時45分に着いた。
これで後は急がずに下れる。
しかし分岐の道標にしっかりと尾根道が書かれていたのには驚いた。
あの先がどうなっているのか気になる。

権現越は花々が咲き乱れ、正面には笹に覆われた権現山、左手には新居浜方面の海が見えた。
素晴らしいところだったが、草が刈られておらず、地面が見えないので進むのに苦労した。
棘のある草もあり、刺さると痛いので避けて歩いた。
床鍋方面に少し下ると樹林帯に入り、地面が見えて一安心。
ところがこの先も笹に覆われていたりともう少し整備して欲しい感じはする。
ただテープはしっかりとついている。

そのテープを頼りに巨岩がごろごろとしている枯れ沢に出た。
ここを下るのはあり得ない。
ということは対岸だろう。
ところが対岸に道はない。
地図を見ると、道はやはり沢ではなく対岸の先にある。
沢を少し下るとようやく道が見つかった。
こちらにもテープが欲しい。
10分ぐらいロスしてしまった。

木の橋が崩壊しているのを見た時は驚いたが、岩場を少し下って登れば通過できる。

途中シャクナゲの群落があり、花の咲く時期には楽しめるだろう。

その先は電力会社や林業の人も使う、よく整備されたふかふかの道で歩きやすく、快調に歩いた。

床鍋には16時25分到着。
権現越からの所要時間は1時間20分と、「愛媛県の山」の1時間30分、山と高原地図の1時間50分よりも速い。
沢で迷わなければ1時間10分で下れたはずだ。

権現越は素晴らしいところだったが、こうした草原は整備しないと藪漕ぎ状態になる。
また、そこから床鍋に下る道もしばらく整備されていない感じがした。
一般の登山者には筏津往復をお勧めする。

8月7日
昼は父と「まつはま」へ。
梅ながもうどん大(冷)を注文。
一玉がかなり大きく、大はどんぶりからはみ出しそうだ。
ながもはネバネバした海藻。
麺は硬すぎず、艶がありつるつるとしていて美味しい。

ジョン・アダムス ザ・チェアマンダンス
エド・デ・ワールト指揮 サンフランシスコ交響楽団
これは音楽家が落とされる地獄だ。
まずはタンキング地獄。
永遠とも思えるタンキングの連続。
昔ロッシーニのオペラで舌から血が出たことがあったが、今から出血しそうで怖い。
そして一度落ちたら二度と戻れない復帰不能地獄。
さらには超高速音列地獄。
機械じゃないのよ私は。

コリリアーノ ヴァイオリン協奏曲「レッド・ヴァイオリン」
Vn:エリナ・ヴァハラ
クーシスト指揮 ラハティ交響楽団
まさに映画音楽。
悲劇の運命を思わせる強い主題とヴァイオリンの超絶技巧。
エリナ・ヴァハラは見事な演奏。
蔵川さん大変だろうなあ。

アイヴズ 交響曲第2番
ネーメ・ヤルヴィ指揮 デトロイト交響楽団
一転して民族調ののどかな曲。
ただしあちこちから引用されているようで、複雑な曲でもある。
終楽章はダブルタンキングの連続が大変そう。
あそこまで盛り上げておいて、最後の音はお客さんびっくりするだろうなあ。
拍手が来るかどうか心配。

8月6日
午前中二人レッスン。
その後、香川県高松市の実家に帰省。

18時34分出発、7.73km、前田山(標高280m)山頂往復、累積標高差+−283m。
夏にやるにはきついトレーニングではあるが、達成感も大きいし、眺めもいいので行ってきた。
踵がつかないほどの急坂が延々と続く。
山頂からは空の西半分を覆う見事な夕焼けを見ることができた。
香川県特有の小さな富士山がいくつも並ぶ景色、地上は夜景、空は夕景という最高の眺めを楽しめた。

8月5日
プラネットで髪を切った。
カットしかお願いしていないのだが、なぜかエステのついでにカットするといったお店だ。
毎回新兵器が登場する。
今日は皮脂や汚れを超音波で飛ばす器具が加わった。
顔面EMSなど痛いものが多いが、これもまた若干痛い。
他にも顔面に光を当てたり、酸素水をかけたりなどなど。
多少痛くても若返りたいという人にはお勧めできる。

定期演奏会本番。
前半はシューマンのピアノ協奏曲。
ピアノは萩原麻未さん。
第1楽章、独特の静まり返るようなピアニシモで、陶酔したようにテンポがゆったりとし、その後のクラリネットソロは入るのに緊張感がある。
終楽章も盛り上がるところで速くなったりとテンポの揺れが大きく、スリリングな演奏になった。

後半はブルックナーの交響曲第9番。
第3楽章のクライマックスは一体何を表現しているのだろう?
最後の審判?人類の滅亡?自身の死?
などと考えながら演奏した。
演奏が終わってから拍手が起こるまであんなに時間がかかったのは初体験だ。
3分はあったのではないか。

アンコールはストコフスキー編曲のG線上のアリア。
簡単に言うと、前半チェロ、後半ヴァイオリンという構成で、これもまた面白い。

22時15分出発、5.15km。
本番後のランニングは気持ちよくて疲れが取れる。
向かい風は涼しく、汗が完全に乾く。

8月4日
定期演奏会リハーサル三日目、明日本番。
ブルックナーの交響曲第9番は、彼の交響曲の中でも特に宇宙を感じさせる。
中でも第3楽章は、夜空を見上げながら、宇宙とは何か、自分とは何かと思索を巡らせているように聴こえる。
かと思えば、日常のほんの些細なことで幸せを感じたり悲しんだりという人の営みを描いていたりもする。

18時41分出発、6.78km、累積標高差+−131m。
畑賀でアップダウンランニング。
リハーサルの疲労か、帰宅後しばらく動けなかった。
人より暑さには強いが、それでも今日は蒸し暑かった。
この時間も、晴れればもっと涼しいのだが、曇っていて気温が下がらず、しかも湿度が高い。
しかし走っているうちに徐々に元気になってきた。
先日購入したサロモンのノースリーブシャツが、驚くほど薄く、軽く、涼しく、この季節にぴったりだ。
ただ、スケスケなのでナイトランには着て行けない。

8月3日
平和の夕べのリハーサル二日目。
午後はシューマンのピアノ協奏曲のリハーサル。
ピアノは萩原麻未さん。
他で聴いたことのない個性的な演奏で、特に弱音の表現が独特だ。
この曲はこれまでに数十回は演奏しているが、第1楽章最初のソロを初めて楽譜通りピアニシモで演奏するように言われた。
やってみるとなかなかいい。
通常は周りが大きいので、こちらからピアニシモで演奏するのは難しい。
指揮者が弦楽器の音量を落として初めて実現できる。
そしてテヌート。
これはライスターをイメージするとやりやすい。

広島城ナイトラン、今日は8名で楽しく走った。

購入者の声
<プレイニックのエスクラ用マウスピースSolist WSをご購入の方より>
吹いた瞬間、心地よい音色に「お!」と思いました。
丸くて温かい、とても魅力的な音色がしますね。
B44で少し薄くなったリードがちょうど良かったです。
前回のレッスン以降、B44を吹いているのですが(現時点では)B44の方が高音は出やすく、音程も安定していました。
リードを調整すれば、その辺りは解決されると思うので、試行錯誤してみます。
いつもご選定いただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

<divine64mmのバレルをご購入の方より>
お忙しい中、選定いただきまして本当にありがとうございました。
昨日、バレル受け取りました。
入荷まで心待ちにしておりましたのでうれしい気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
早速、自宅で吹いてみました。
上から下まで均一に心地好い鳴りと音色がとても美しいです。
音がまとまる感じで、とても吹きやすく苦手な高音、最高音のドの音まで美しく響きます。
本当に素晴らしいバレルを選定いただきましてありがとうございました。
また、入荷までの間、折々に入荷状況をお知らせいただきましてありがとうございます。
きめ細やかな対応、本当に感謝しております。
また、選定の際はよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。

8月2日
平和の夕べのリハーサル初日。
チケットは完売している。
今日はブルックナーの交響曲第9番のリハーサルのみ。
指揮はマティアス・バーメルト氏。
74歳だそうだが、リハーサルでも椅子を使わず、真っ直ぐに立って指揮をする。
見た目はブーレーズに似ている。
具体的な指示を出すのみだが、この曲を熟知しているのは伝わってくる。
テンポはやや速めだが、音楽的にもよく作り込まれている。
今回は2番クラリネットで三井崇裕君に来てもらっている。
この曲の2番クラリネットはソロが多く重要なパートだが、それを積極的に豊かな表現で演奏している。
こういう大事な時に来てもらってよかった。

8月1日
今日は歯の定期検診に行ってきた。

12月18日防府読売マラソン、エントリー完了!
3時間30分以内のカテゴリー3。
ただし記録証を郵送しないといけない。
すでに有給休暇も通っている。
楽しみだ!

18時41分出発、7.21km、累積標高差+−155m。
久しぶりに畑賀でアップダウンランニング。
日の入りが少し早くなった。
暑いが、高度を上げれば若干涼しくなる。
ベストは1km4分52秒。

購入者の声
<B40をご購入の方より>
マウスピースありがとうございました。
本日大きな場所で吹かせてもらいました。
とにかく音抜けが良く、音も割れにくくとても良いマウスピースでした。
以前選定していただいたビルシャーはいくら吹いても割れない均一な音色でお気に入りでした。
今回のものもそれに近いのですが、音量も響きもとても多く、息が音になる効率が良いと感じました。
高尾先生が選んでくださるものはいつもストレスフリーで感動です。
また期間をおいてお願いすると思いますがよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

<リング付きサムレストをご購入の方より>
先日リング付きサムレストが無事に届きました。
今日吹いてみたのですが、響きが増え、音の伸びが、スーッと自然に遠くまで伸びていくのを実感しました。
サムレストだけでこんなにも違うものなのか、と、改めて驚きました。
これから、このサムレストを使いこなせるよう、さらに頑張っていきたいと思います。
この度は、とても良いものを選定して下さり、また、迅速な対応をしてくださり、本当にありがとうございました。
また何かある時は、よろしくお願い致します。

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