2013年12月分

12月31日
昨日叔父が知り合いに生きたブリを貰ったと言って、巨大な半身を持ってきた。
元の魚は80cmぐらいか。
昨日食べた刺身は強烈な歯ごたえ。
今日は歯ごたえば昨日ほどではないが、甘みと味わいが増し、どちらがいいか好みが分かれるところだ。

15時54分出発、9.42km。
今日も前田山。
今日はカメラを持って行った。
運よく美しい夕景を見ることができた。
日没までじっと待っていると寒いので、撮影ポイントから坂道を駆け上がり駆け下り撮影を繰り返した。
短い時間で驚くほど景色は変化する。
累積標高差371m。

広島から東京に新幹線で移動する場合の費用比較(エクスプレス予約利用の場合)

乗車券片道 11340円 特急券5830円 片道合計17170円 ただし往復割引を使うと片道あたり16030円

EX−IC早得 乗車券、特急券一体で15500円 安芸中野駅から広島駅230円、東京駅から池袋駅190円、合計15920円

EX−IC早得は広島駅までと東京駅から別に切符を買う必要がある。
私の場合、往復割引すれば普通に買うのと比べて110円安くなるが、3日前以降は変更できないことを考えると、往復乗車券を買えるのであれば普通の切符を買う方がいい。

12月30日
朝は餅つき。
つきたての餅は何度食べても美味い。

午前中練習、午後からは忙しくて読めなかった新聞を読んだりしてゆっくり過ごす。

15時52分出発、10.72km。
まず前田郵便局でリガチャーを発送。
そこから北上し前田山山頂へ。
標高280m。
中腹にある眺めのいいところの先に岩滝神社と手書きの標識があったので行ってみた。
途中までは落ち葉の積もったコンクリートの道路。
その先は完全な山道で、猪が掘ってふかふかになっている。
猪の罠が仕掛けてあるとの警告がいくつもあるが、どうなっているのか?
地面に隠されているとやばい。
下手に探検できない。
岩滝神社は小さいが、よく手入れされている。
帰宅後両親に聞いてみたら、小さい頃よく行ったそうだ。
当時は現在のテレビアンテナのための道路はなかったため、山道を登ったとのこと。
風呂を沸かすための薪を取りに行くこともあったそうだ。
山頂では軍手にジャージのおじさんと遭遇。
ウォーキングかと思ったら走って後ろをついてきた。
夕暮れ時の讃岐平野や山々の美しい光景を堪能した。
物足りないので自宅周辺を周回して帰宅。

12月29日
3人レッスン。
一人は出雲から、もう一人は岡山から。

香川県の実家に帰省。
新幹線はがらがら、マリンライナーも座れた。
マリンライナーから夕暮れ時の瀬戸内海の眺めを堪能した。

ニュートン2月号。
下のローマ数字の数式のマッチ棒を1本だけ動かして正しい数式にせよ。


V=\−T → V=W−T

問題1
Y=Y+Y → ?

問題2
\=Y−V → ?

人工的に左脳の働きを抑え、右脳の働きを活性化すると、この問題の正答率が3倍になる。
天才の脳がどうなっているのかを探る特集での実験。
この手の問題はいつも苦手にしているが、今回はできたのでうれしい。

指揮者色々

<独裁者型>
自分だけが絶対の存在であり、周りの人間は自分に仕える奴隷だと思っている。
客演ではまだ抑えているが、音楽監督にして権限を与えたりすると大変なことになる。

<ナルシスト型>
「僕ね、何々なんだ。それでね、僕ね、」と延々と自分の話ばかりをする。

<表裏型>
オーケストラによって態度が違う。
とあるオーケストラでは仏のように振舞い、別のオーケストラでは意地の悪さをもろに出してくる。
もしくは、オーケストラの団員には丁寧だが、エキストラには尊大な態度で接する。
新人演奏会でソリストをいじめるといったこともよくある。

<喧嘩型>
オーケストラの楽員を怒らせ、それによってエネルギーを生み出そうとする。
多くは死に、現在では絶滅危惧種。

<先生型>
プロオーケストラよりも学生オーケストラを指導することが多いのか、まるで先生のような態度で指揮をして楽員に嫌われている。

<普通型>
普通に話ができる。
数は少ない。

<温和型>
人柄がいい。
ただし、人柄だけで仕事をつないでいて、「あの人指揮さえしなければいい人なんだけどなあ。」と囁かれていることも多い。

<紳士型>
常に穏やかで、紳士的に振る舞う。
非常に数が少なく、貴重な存在。

12月28日
佐村河内守交響曲第1番、本番。
まさか広島で二千人のホールが満席になるとは思わなかった。
世の中は今こんなことになっているのか。
音楽の本当の感動は演奏会でしか味わうことができないということを強く感じた。
モーツアルトのクラリネット協奏曲を何度か演奏したことがあるが、涙ぐむような感動はいつも本番でしか体験できない。
それを思い出した。
最後は作曲者を迎え、ほとんどのお客さんがスタンディングオベーションで、会場は熱気に包まれた。
佐村河内さんとは本番前トイレ前でお会いしたが、非常に丁寧な挨拶をしてくださった。

18時37分出発、14.02km。
冷蔵庫の中の方がきっと暖かいと思えるほどの寒さ。
ついに真冬が来た。
なかなか体が温まらない。
しばらくは1km5分、徐々に加速し、ようやく8.5kmあたりから加速欲求が出てきた。
滑らかで幅広いストライド、足がまるで自転車の車輪のように回転している。
楽に走っても1km4分30秒が持続できる。
これでフルマラソンを最後まで走れたら気持ちいいだろうなあ。
ハーフなら平均ペース4分20秒台は間違いなくできる。
ベストは4分23秒、他に4分30秒台3本、4分40秒台4本、平均ペース4分48秒。
14km走ったのに何の疲れも眠気もない。
おまけに本番の疲れもどこかに消え去ってしまった。

12月27日
佐村河内守交響曲第1番リハーサル2日目、明日本番。
音楽的ではあるのだけど、慣れていない曲なのに、よく見ていても小節や何拍目かが分からないことがあるのはちと困る。

18時9分出発、11.03km。
小雨が降っているが、一応ある程度は雨対策をしているし、ランニングを中止するほどではない。
昨日よりはましだが、まだ疲労が残っている。
ベストは4分17秒、他に4分30秒台3本、4分40秒台4本、平均ペース4分44秒。

最近もっと完全な雨対策ができないかと色々調べている。
ロングタイツは防風防水保温タイプを見つけた。
これでCW−Xのように膝などをサポートしてくれるとさらによいのだが。
雨の日洗濯物を暖房で乾かしていて思ったのだが、普段履いているブレスサーモの靴下に比べて、ランニング用ソックスはどれも非常に乾きが悪い。
調べてみたら、何と素材の一部に綿が使われている。
速乾性に優れたものを色々と探しているのだが、トレイルランニング用の分厚いものだったりする。
なぜ速乾性が求められるランニングソックスの多くに綿が使われているのか不思議だ。
アシックスでゴアテックスのランニングシューズもあるが、雨の日のためにそこまでするのも贅沢な気がする。

12月26日
佐村河内守交響曲第1番のリハーサル初日。
先日聴いたCDとの違いに驚いた。
まるで作曲者の頭の中にいるようだ。
マーラーに似ているが、マーラーが死への恐怖に絶叫していたのに対し、この曲では生きていること自体の苦痛に苛まれている。
マーラーよりももっとどろどろしていて暗いが、そこに一筋の光が射し、その光を目指して懸命に這い登っているところに感動がある。
CDでは、熱演であり名演に違いないと思うのだが、そのあたりがあまり再現できていない。
曲にはCDと相性のいい曲と悪い曲があるが、この曲は非常にCDとの相性が悪い曲なのだろう。
ひょっとしたら私の聴いたCDでは自然な響きが少なく個別マイクの音が多すぎるのかも知れない。
個人的には、個別マイクや録音後の調整はやめてしまえばどうかと思う。
どんどん感動が失われていくように思えるのだ。

指揮は金聖響さん。
この曲を全国のオーケストラですでに何度も指揮しているようだ。
作曲者からは、最後の音の長さなどいろんな注文があるそうだ。
ふわふわとした指揮が切っているのか次の小節の1なのか分からなかったりするが、音楽に流れと華やかさがある。

18時58分出発、11.03km。
さすがに二日間飛ばした疲れが出て、それなりにゆっくりと走った。
この疲れを、距離は減らさず、スピードを落とすことで回復させる。
終盤少しだけ加速。
ベストは1km4分30秒、他に4分40秒台3本、平均ペース4分56秒。

12月25日
久しぶりに横川で体幹トレーニング。
広島カープのトレーナーも務めるSさんの指導を広響を中心とした11名で受講。

17時40分出発、11.08km。
帰りの電車で眠気が来た。
1時間ほどの体幹トレーニングだが、意外と効いている。
昨日飛ばしたこともあるし、今日は無理せずゆっくり走ろう。
と思っていたら、ベストは4分14秒、4分20秒台2本、4分30秒台4本、平均ペース4分38秒と何と昨日より速い!
つまり昨日のトレーニングはむしろ負荷が足りないぐらいだったのだ。
ターサージールの恩恵はかなり大きい。
それと、体幹トレーニングをするとランニング時の姿勢がよくなる。
昨日もそうだが、今日も楽に走っていて、特に疲労感はない。
9kmからの柔らかく幅広いストライドはこれまでに経験したことのない感覚でゾクゾクした。

12月24日
ウォンツクリスマスコンサート本番。
冬休みではあるが、平日の昼間のコンサートは珍しい。
7000通の応募があり、2000人が当選したそうだ。
今年も着ぐるみなど仮装で盛り上がった。

本番後、プラネットで髪を切る。
なかなか予約が取れないお店で、ここしか空いてなかった。
クリスマスイブの夕方はみんな予定があるのだろう。
ここは特に頼まなくても色々とやってくれる。
今日は顔面EMS。
普段使っていない筋肉を電流で強制的に動かし、血行をよくする。
確かに肌が若返ったような感じはある。
しかし時々ピリピリするし、場所によっては痛い。

プラネットの目の前が好日山荘。
最近ファイントラックを調べているうちに確かにそうだと思い始め、今日もお店で色々と見たが、結局サイズがなくて買わずに帰宅。

20時2分出発、11.06km。
ついにターサージャパンを履きつぶし、前回のレース以来履かずにしまっておいたターサージールで久しぶりに走った。
羽が生えたような軽さ!
あまりに軽くてやたらとピッチが速くなるが、ピッチが速すぎると大腰筋を使えず足が疲れてくるので徐々に修正した。
中盤4分30秒台3本、終盤4分20秒台3本、ベストは4分22秒、平均ペース4分41秒。
フルマラソンで3時間17分の自己ベストを出した時の練習よりもいいタイムだ。
調子がいいうちに早くレースで走りたい。

購入者の声
<B40ライヤーをご購入の方より>
到着した日に少し吹いてみたところ、B40ライヤーは、去年頂いたM30より吹きにくく感じ戸惑いましたが、本日再び吹いてみたところ、音が均一に出るようになった気がしました。(特に、pで吹いた時)
音も太く感じます。
適するリードも異なると思いますので、いろいろ試しながら練習も重ね、理想の音色を出せるよう頑張ります。
この度は本当にありがとうございました。

<ヴィルシャー40BとプレスティージュB♭管用66mmのたるをご購入の方より>
マウスピースは現在自分が持っている40bと比べると、息の通りが良くとても吹きやすくて驚きました。
プレステージュのバレルは音がとても落ち着いていてまとまる感じがします。
特に高音のキツさが軽減されました。
両方一度に変えてしまったのでどちらの影響なのかわかりませんが、ぶら下がり気味だった高音が以前より安定しました。
これから練習するのが楽しくなりそうです。
お忙しい中どうもありがとうございました。

12月23日
明日のウォンツクリスマスコンサートのリハーサル。
http://www.wants.co.jp/event/2013/event_xmas.html
毎年恒例の仮装は、今回は後半NAOTOさんとの共演のため前半に行う。
元々はチューバのMさんが始めたのだそうな(本人談)。

16時34分出発、10.72km、水谷峡登山口から呉娑々宇山南斜面へ、累積標高差+−285m。
今日は坂道ランニング。
曇っているが風はなく、寒さは感じない。
山々に囲まれたこの辺りの眺めは本当に素晴らしい。

近所の瀬野川、畑賀川にはヌートリアが住んでいて、時々見かける。
南アメリカ原産で、特定外来種に指定されている。
猫ぐらいの大きさのネズミだと思えば大体そんな姿だ。
あまり人を怖がらず、逃げない。
戦時中毛皮を取るために持ち込まれたものが野生化したそうだ。
たんぼや畑を荒らしたりするらしい。

購入者の声
<B40トラディショナルをご購入の方より>
20本もの中から選定していただけたなんて感謝感激です。
ほんとうにありがとうございます。
今使っているB40よりも音がまとまったように感じました。
吹奏感はよりツボがあるように感じます。
ただちょっと息の消費が増えたようで、これから慣れて行こうと思います。
ありがとうございました。

<M30トラディショナルをご購入の方より>
早速、今日吹いてみましたが、いつも通りよく鳴り、よく響きます。
今まで使用していたものも良いと思っていたのですが、気付かないうちに劣化していたんですね。
今後もまたよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


12月22日
今日は広島交響楽団創立50周年記念パーティーが行われた。
リーガロイヤルホテルで、まず30分ほど演奏。
くるみ割り人形の行進曲のテンポが超高速でダブルタンキングでも追いつかないほど。
秋山さん、お手柔らかにお願いします。
その後立食パーティー。
私のホームページをいつも読んでくださっている方に「登山家かランナーか音楽家か分かりませんね。」と声をかけられたり、何人かのお客さんとお話ししているところを呼び出された。
私のクリスマスカードが届いたという方だったが、松本でのサイトウキネンなど全国各地で演奏会を聴いているそうだ。
「広島はとにかくホールが遅れている。専用ホールが必要だ。」と強くおっしゃっていた。
「演奏が終わった後の余韻が楽しみで来ているのに、何でもすぐにブラボーという人がいて不快だ。」という意見も伺った。
県知事、市長、商工会議所会頭の挨拶があったが、市長は広響の13型4管という増員の話をされていたし、会頭はお金をたくさん集めるという話をされていたし、その通りになればすごいことだ。
県知事が挨拶で、「間近で見ると、意外と皆さん指揮者を見ていないのですね。」とおっしゃっていたので、誤解を解くためにお話ししようと思っていたのだが、何人かの方とお話ししているうちに先に帰られてしまった。
プロは楽譜を見ながら同時に指揮も見ているんですよ。

その後広響忘年会。
理事長、専務、常務から景品を多数頂き、ビンゴ大会などで盛り上がった。

雨のレースのためのウェアを見るために好日山荘に行ったが、ファイントラックはあまり色が気にいらない。
それに基本的には当然ながら登山用だ。
やっぱりサロモンのゴアテックス・アクティブシェルがいいが、広島だとどこに置いてあるだろう。
着てみてがっかりしたり、腕が長すぎたりということはよくあるのだ。

12月21日
昨日とは打って変わって雲一つない晴天。
太陽が眩しく、紫外線が気になるほどだ。
近所の畑は一面立派な霜柱。
車や屋根にはうっすらと雪が積もっている。
真っ白な富士山が美しい。

新幹線で広島に移動。
丹沢はすっかり雪化粧した。
南アルプスの眺めもいい。
名古屋あたりからは曇っていて、北アルプスは見えなかった。
米原手前では雪景色を楽しむことができた。

16時19分出発、10.83km。
水谷峡登山口から呉娑々宇山南斜面、累積標高差+−329m。
こちらは東京よりも日没が30分遅いため、この時間の出発でもまだまだ明るい。
雄大な自然を楽しみながらアップダウンのトレーニング。
夕日に染まる鉾取山が美しい。

12月20日
12時15分出発、15km。
12時前のNHK天気予報によると、雨雲は埼玉県北部に移動したがいつ雨が降ってもおかしくない状況。
やはり5時以降に走ろうかと思い、食事に出るため着替えようとしたら青空が見えた。
やっぱり今走ろう。
この季節は昼間が恋しい。
今日は黒目川を荒川方面に下ってみた。
関越自動車道をくぐり、陸上自衛隊朝霞駐屯地の先へ。
朝霞駅近くの254号線までは川沿いに歩道があるが、その先は歩道がなくなる。
自転車で荒川に行く時には、近くの車道を通る。
自宅からこの歩道終点まで7.5km。
帰りは雨が本降りになってきた。
予想していたことだし、このコースを選んだのも自分だから仕方ない。
そのうち地面を白い粒が飛び跳ねるようになってきた。
みぞれだ。
フリースの帽子、手袋、撥水のジャケットは水をほとんど通さない。
ロングタイツは防風性、保温性があるが、残念ながら撥水性はない。
雨のレースのいいシュミレーションになった。
今日のウェアでレースを走ってもいいが、帰宅後脱いでみるとどれも重い。
重さはタイムに悪影響を与える。
ゴアテックス・アクティブシェルのジャケットがあれば、さらにいいだろう。
前半はゆっくり走ったが、後半は寒さ対策で熱を発生させるため1km4分40秒台を並べた。
平均ペース5分3秒。

購入者の声
<トスカGL・B♭管用66mmのたるをご購入の方より>
前回お送りいただいた67mmのたるほどではないですが、落ち着いた丸い音です。
音程も高めに取りやすいです。
22日にオケで使ってみます。
ありがとうございました。

12月19日
これだけ熱心に走り込んでいるのだから、もう一本フルマラソン走ろうかなと思って1か月ぶりに調べてみたら、3月、4月の主要な大会はほとんど定員で締め切られている。
ショック!
残るは掛川。
一度走ったことがある。
のどかで明るくとてもいいコースだが、アップダウンが激しく記録は狙えない。
もう少しフラットなコースがいいのだけど。

12月17日
早起きしてリガチャーを18個制作しメッキ屋さんに送った。
(今回はピンクゴールドのみです。金メッキでお待ちの方、すみません!)

その後、石森管楽器でヴィルシャー40Bを選定。

クランポンに移動し、B40トラディショナル、M30トラディショナル、プレスティージュB♭管用66mmのたる(グラナディラ)、トスカGL・B♭管用65mm、66mm、67mm、A管用65mのたるを選定。
B40は個体差が大きく、当りが少ない。
20本吹いてようやく1本いいものがあった。
M30は優等生ばかり。
5本吹けばまず1本はいいものがある。

クランポンでワインが当たった!
毎年12月には抽選会をやっているのだ。
これまでに楽器スタンドが2回、ワインも数回当たっている。
メドック2002年、さすがクランポン、なかなかいいワインだ。

アクタスに移動し、エスクラ用M30を選定。
実は今回選定の依頼が来るまでこのマウスピースの存在を知らなかった。
口が広く開くような感じで、太く丸い音が出る。
ただ私が吹くとハイトーンがやや下がる。
高音域が上ずり気味の人にはいいと思う。
ヴァンドレンのリードの方がリコよりも下がりにくい。

17時12分出発、11.07km。
楽器3本に選定したマウスピースやたる、ワインなどを背負っての移動はなかなかの筋トレになる。
序盤やや疲れ気味だったが、すぐに回復した。
黒目川のコースは瀬野川に比べて、狭く、人が多く、道路と交差する個所が多く、橋があるたびにアップダウンがありスピードが出にくい。
木屑を固めた足に優しい素晴らしいコースだが、実はアスファルトよりも着地の衝撃が吸収されるためにスピードは出にくい。
うちから東京都東久留米市のコースを往復すると10kmだが、それでは足りないので埼玉県新座市のアスファルトの道を少し足している。
新座市のコースの方が街灯がやや暗く路面状況が分かりにくい。
ベストは1km4分25秒、他に4分30秒台2本、4分40秒台3本。

12月16日
新幹線で東京に移動。
伊吹山はそれほど高くない山なのに雪で真っ白になっている。
このあたりの雪の多さを物語っている。
もうすぐ名古屋というあたりで、御嶽山の左遠方に北アルプスが見えた!
これぞ冬の醍醐味だ。
名古屋から先は中央アルプス、浜名湖あたりでは南アルプス。
富士山の眺めがまた見事だった。
本を読む暇もない。
品川手前では日没と富士山、丹沢の美しいコラボレーションが楽しめた。
今日はいい日だ。

18時36分出発、11.02km。
久しぶりの黒目川。
桜などはきれいに落葉し、見通しがよくなった。
昨日飛ばしすぎたせいか、コースが違うせいか、今日はあまりスピードが出ない。
平均ペース5分7秒。

12月15日
第九ひろしま本番。
きつかったが無事終了。
第九はほとんど経験で吹いているようなものだ。
第2楽章はinCの楽譜を読み替えているが、速いパッセージなので全ての音を読んでいる訳ではない。
ある程度は覚えて吹いている。
なので、疲れてぼーっとしてきた頭でファレラソミラと吹きながらふと楽譜に目をやるとミドソファレソと書いてありぎょっとすることがある。
それでも間違えないのは経験があるからである。
プロになって間もない若手にとって第九ほど嫌な曲はないだろう。
長大な難曲にも関わらずリハーサルは普通1日のみ、自分は慣れていないのに周りは全員慣れているのだから。

18時57分出発、11.05km。
第九の疲れがひどく、最初からきつい。
しかし足は元気でスピードが出るので余計にきつくなる。
1km4分30秒ぐらいで走っていると、いちばん意識するのは呼吸筋だ。
とにかく酸素を取り込まないと筋肉は動かない。
スピード練習とアップダウンはどちらがいいのだろうと考えながら走った。
スピード練習をしていると、足は細くなるように感じる。
逆にアップダウンをやると足は太くなるように感じる。
アップダウンの練習がフルマラソン終盤ペースダウンしない強い足を作るのは間違いないが、それはスピード練習でもできるのではないかと思ったりする。
速く走れば、ゆっくり走った時長く走れるのではないかと考えている。
スピード練習の方が、呼吸筋、腹筋、腕の筋肉は鍛えられる。
大量の酸素を吸い、血液を大量に循環させ、第九の疲れは吹き飛んだ。
ベストは1km4分22秒、平均ペース4分42秒。

12月14日
第九ひろしまリハーサル2日目。
今日は広島サンプラザでリハーサル。
数千人の合唱と共演するため毎年ここで行われている。
巨大な体育館で全く響かないが、マイクが音を拾ってくれていると信じて普段通り吹かないとおかしくなる。
前半は古澤巌さんとの共演。
超高速チャールダーシュをノリノリで弾いたりと随分あちら側に行ってしまった感があるが、演奏能力はとてつもない。

19時39分出発、11.04km。
ここ数日、体の加速欲求よりも速くは走らないが、一度スピードが出たらそれより落とさないように意識して走っている。
ベストは1km4分23秒、他に4分30秒台3本、4分40秒台2本。

12月13日
第九ひろしまのリハーサル初日。
指揮は大友直人さん。
20代のころ東響や新星でよくお目にかかっていたが、あれからはや18年。
髪が白く指揮棒を持たない大友さんには初対面だ。
以前に比べて音楽が深まり、指揮者としての凄味が出てきたと思う。

第九は何度やってもきつい。
本番当日は、ゲネプロでできるだけ疲れないことが重要だ。
口の筋肉の問題なので、走っても仕方がない。
東京のオーケストラでは、アシをつけるところが多かった。
これだと大分楽だが、うちでは2管なので頑張るしかない。

18時19分出発、11.05km。
真冬の寒さ。
ベストは4分25秒、他に4分30秒台2本、4分40秒台3本。

12月12日
プロミシングコンサート本番。
シューマンのピアノ協奏曲を弾いた鴨田友梨香さんとラヴェルのピアノ協奏曲を弾いた井上裕香さん、素晴らしかった!
本番がいちばんいい演奏というのがすごい。

ラヴェルのピアノ協奏曲とは二十数年の付き合いだ。
最初はN響だった。
1週間前に頼まれ、必死でさらった。
第3楽章の例の部分、今は替え指を知っているが、当時は普通の指で吹いていた。
ゲネプロでYさんとその部分が少しずれたら、後ろから「あー?」という声が聞こえて、本番を終えるまで死にそうだった。
その後NフィルでIさんに替え指を教わり、現在は普通の指とのハイブリッドで演奏しているが、どうやっているかは企業秘密。
何度やっても緊張する曲だ。
「そうか、ここは音量を落とすとフルートと合いやすいのか。」
何度やっても新しい発見がある。

21時38分出発、8.19km。
冬場は8kmだと体が温まってさあこれからという時に終わってしまうが、夜遅い出発なので仕方がない。
ベストは1km4分37秒。

12月11日
プロミシングコンサートのリハーサル2日目。
指揮は鈴木織衛君。
先日定期演奏会の指揮をしたアンドリス・ポーガと同様自然で分かりやすい指揮をするのでリハーサルが必要な個所は少なくなり、丁寧にやっているのに結果として短い時間で効率的なリハーサルとなる。
オーディションで選ばれたソリストに対してまるで学生に対するような態度で接する指揮者もたまにはいて気分が悪くなるが、ソリストをきちんと尊重しているところもいい。

16時42分出発、8.75km、水谷峡登山口から呉娑々宇山南斜面、蓮華寺山西斜面、累積標高差260m。
呉娑々宇山南斜面からの眺めは本当に素晴らしい。
頻繁に訪れたいところだ。
この時間の出発でも帰りはかなり暗くなる。
蓮華寺山西斜面は割と家が建て込んでいるが、街灯がまばらにしかなく場所によっては路面状況が分からない。
ここに住んでいる人は夜は懐中電灯が必要ではないか。

毎年寒くなると運動したくなる。
さっき走ったのに、ストレッチ、バランスボール、腹筋、パワーブリーズ、ダンベル。
自分でも「どうしたの?何になりたいの?」と思うが、要するに体を温めたいだけなのだ、きっと。

12月10日
プロミシングコンサートのリハーサル初日。
まずシューマンのピアノ協奏曲。
何とも美しい名曲だ。
次にラヴェルのピアノ協奏曲。
これも大好きな曲だが、この曲のエスクラはかなり難しくそれどころではなかったりする。
最速だった時のことを考えて準備するのだが、リハーサルでは実際のテンポに修正しなければならない。
今日はリードがいまいちだったので、帰宅後しばらく練習しながらリードを選びなおした。
リードに腰がないと指に力が入らず、ミスの原因になることもあるので気を付けたい。

シャガール展を見てきた。
http://m-chagall.com/
私が最も好きな画家だ。
その膨大な作品、規模の巨大さに圧倒される。
そのどれもが美しく、幻想的な魅力に満ちている。
特に印象に残ったのはパリ・オペラ座の天井画のための下絵。
最終下絵が2枚あったが、その色合いが随分違う。
こうして何枚もの下絵を描き準備したのだ。
この天井画は留学中何度も見て心に残っている。
金色に輝く豪華なオペラ座の中で、そこだけが透き通って空に抜けているかのようだった。
ランスの大聖堂のステンドグラスは、コンクールで訪れた時に偶然見た。
見た瞬間にシャガールと分かる圧倒的な個性と存在感。
これも美しかった。

BGのバスクラ用ストラップとサックスホルダーの比較。
BGはズボン吊りのようにズボンの背中側に装着し、肩を経由して楽器を支える。
首に負担がかからず、長年愛用してきた。
サックスホルダーは背中とお腹で支えるのだが、どちらにも違和感はない。
BGは肩を経由するため、楽器を前に押す力が必要で右手親指が疲れてくる。
そのためボディスタンドを試してみたが、動けなくなり、それが演奏にも影響したため現在は使用していない。
サックスホルダーはBGよりもう少し前から楽器を吊り下げられるため、それほど右手親指は疲れない。
サックスホルダーの方が装着が簡単ということもあり、現時点ではサックスホルダーの方がいいと思う。

19時9分出発、11.07km。
足は完全に回復した。
むしろ心臓の方がきつい。
ベストは4分31秒、平均ペース4分53秒。

12月9日
木下恵介監督、高峰秀子主演の「二十四の瞳」を初めて見た。
噂には聞いていたが、これほどとは思わなかった。
後に作られた映画やドラマをいくつも見てきたが、比較にならない。
小豆島や瀬戸内海を最も美しく映している。
物語の描き方が丁寧で、カメラアングルなどもよく考えられている。
高峰秀子の存在感は圧倒的で、これを超える映画は想像できない。
昭和29年に公開された映画で、風景や貧しい暮らしに強い真実味がある。
これでカラーなら、ハイビジョンなら、どれほど美しく描けるだろうか。
桜や菜の花はぜひカラーで見たいものだ。
デジタルリマスター版とのことだが、大人の声ははっきりと聞き取れるが、時々子供の声が聞き取れないのが残念。
修学旅行での屋島での瓦投げ、栗林公園、金刀比羅宮もなども懐かしい。
香川県で生まれ育った私にとっては、瀬戸内の風景が映し出されるだけで涙ぐむような作品である。

12月8日
岩国で「オーケストラサウンドへの誘い」本番。
夏川りみさんは声量があり、何を歌っても上手だが、心にじーんと来るのはやはり「涙そうそう」。
服部克久さんは知的な方で、お客さんをリラックスさせる喋りもさすがだ。
数十年以上活躍している作曲家、編曲家の皆さんが自分の作曲した曲、編曲した曲をそれぞれ交代で指揮。
途中座談会では、ここには書けないような話もあったが、まとめると、何でも利益最優先ではなく、本当にいいものを作りたい、そのためには皆さんが本当にいいものを見分けて選んで欲しいということだった。

19時6分出発、8.15km。
12月1日の日浦山登山はゆっくり登ったので問題なかった。
2日の日浦山登山は、午後からリハーサルということが頭にあり、急いで登ってしまった。
この時に少し右足股関節付近を痛めたようだ。
アルプスを3日間縦走しても何ともないのに、近所の山をちょっと登っただけで足を痛めるとは思わなかった。
結局は登り方次第、自然と一体になるように登ると筋肉痛も起こらない。
4日は蓮花寺山登山。
紅葉があまりにきれいで、登らずにはいられない。
ゆっくり登れば大丈夫だと思ったが、痛めた個所が悪化してしまった。
5日は自転車で呉娑々宇山へ。
関節であれば自転車なら大丈夫だろうと思い、しばらく漕いで大丈夫だったのでそのまま登ってしまったが、夜になってひどくなった。
関節ではなく、筋肉痛だったのだ。
階段の上り下りも苦労するほどだったが、2日休むとあっという間に回復。
今日は少しでも違和感があればすぐに止めようと思って出発。
ところが全く何ともなかった。
加速欲求を我慢し、1km5分30秒ぐらいで走ったが、このペースだといくらでも走れる気がする。
登山は滑りやすい個所があったり、急な坂や大きな段差などいくらでもあるが、ゆっくり走ると歩幅も一定だし何の無理もない。
ランニングはゆっくり走れば登山よりもずっと故障しにくいと感じた。

12月7日
岩国で明日の演奏会のリハーサル。
楽譜は当日。
舞台はリハーサル直前まで照明やセッティングをやっていて、暗くて楽譜が見えない。
普段の業務とは大分違った雰囲気だ。
http://www.sinfonia-iwakuni.com/calendar/2013/12/007185.html
それぞれの曲の作曲者が入れ替わりで指揮をする。
曲はNHKの大河ドラマ、連続テレビ小説のテーマなど。
中には指揮を本業としない人には厳しい高速変拍子の曲もある。
後半は夏川りみさん、地元合唱団との共演。

昔々芸大にて。ただし聞いた話。
指揮科教授のEんちゃん。
第九終楽章冒頭がぐしゃぐしゃになって止まった。
ヴィオラの方「先生、そこはぐるぐる回していただければうまく行くと思うんですが。」
Eんちゃん「分かった!ありがとう!」
ぐるぐる回すと本当にうまく行く。
要するに、指揮者が余計な点を出したりして邪魔をしなければ、オーケストラは合うのである。

12月6日
呉娑々宇山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/131205gosasouzan.html

12月5日
午前中練習。
午後は久しぶりに自転車で呉娑々宇山の林道へ。
林道に入ってしまえば行き止まりでほとんど車は通らないが、そこに行くまでの道は時々スピードを出した車やトラックが通り嫌な感じではある。
夕日に照らされた紅葉が美しい。
自転車での山登りは私がやっているトレーニングの中でいちばんきつい。
今日は林道に入ってから何とか楽に上がろうと蛇行してみたが、それでも心臓の音が聞こえた。
途中崩落のため車両通行止めと書いてあったが、実際に行ってみるとほんの少し崩れているだけで自転車には何の問題もない。
上がるにつれて落ち葉が積もり、その中に小石が混じっていて路面状況は悪くなった。
結局車止めで折り返した。

12月4日
蓮華寺山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/131204rengejiyama.html

午前中練習、午後蓮華寺山登山。
午前中はよく晴れていたが、午後になって曇ってきた。
先に登るべきだったか。
先日の日浦山登山で右足股関節を痛めてしまった。
午後仕事がありつい急いで登ってしまったので、どこかで無理なことをしたのだろう。
今日はゆっくり登ろう。
ゆっくり登っていると、自然と自分が一体化するような感覚になる。
自分というものは確固としたものではなく、自然の一部の一時的な形という風に感じる。
五輪塔に着いてしばらく眺めを楽しんでいると、だんだん晴れてきた。
そう、この紅葉が撮りたかったのだ。
この辺りの山々が一年で最も美しい12月上旬、夕方の最も美しい時間、夕日を逆光にして紅葉を輝かせる。
やっとイメージ通りの写真が撮れた。
蓮華寺山山頂から瀬野川中学校方面に下る途中、再び絶景に出会った。
丸山、鉾取山方面の紅葉が夕日に輝いている。
今日はいい日だ。

12月3日
安芸高田市のホールで音楽教室。
バスセンターからバスで1時間半だが、路線バスのため頻繁に停車し、非常に疲れる。
いつも15分ぐらい遅れるので実質1時間45分かかる。
今日は可部線で可部まで行き、そこから乗った。
この方が疲れは少ない。
家を出たのが9時40分、ホールに着いたのが12時35分だから所要時間2時間55分!
帰りはS君に緑井駅まで送ってもらったので快適かつスムーズに移動できた。
それでも所要時間2時間30分。
天気がよく、山々の紅葉やのどかな田園風景を楽しむことはできた。

12月2日
午前中は日浦山登山。
霞んではいたが、朝日に輝く紅葉を楽しむことができた。

午後は明日の音楽教室のリハーサル。

リハーサル後、日本音楽家ユニオン中国四国地方本部広島交響楽団第31回定期大会。
定期大会後、交流会。
小紋でドイツビール、ドイツ料理などを楽しんだ。

12月1日
福岡国際マラソン。
優勝のマーティン・マサシのフォームが美しい。
軽い体、細い足、前傾姿勢に滑らかで広いストライド、理想的だ。
テレビは川内選手を映しすぎ。
不思議な選手だ。
大きな顔、太い足。
身長175cmで62kgってあり得ない!
今これだけ走れるのだから体重を減らせばすごい選手になるのではないかと思うのだが。

午前中二人レッスン。
一人は岡山から通っている。
レッスン前後に練習し、15時から日浦山に登ってきた。
思ったよりも紅葉が美しく楽しめた。
夕日に染まる紅葉の呉娑々宇山、蓮花寺山、鉾取山などを撮りたかったのだが、残念ながら曇りで狙ったようにはいかなかった。


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