2013年6月分


6月30日
午前中リガチャー制作。
フック付きの新製品も制作したが、ソプラノサックス、デュコフメタルアルト、オットリンクメタルテナー用が難しい。
それ以外は、それぞれにこつがあるものの順調に制作できた。
リガチャーが滑るということがない人は従来品の方がいいし、それぞれのよさがあるので、今後は両方を制作します。

18時55分出発、6.35km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
今日も十分に涼しい。
北西の空は雲ってグレーだったが、南東、鉾取山の向こうに素晴らしい夕焼けを見ることができた。
ベストは4分28秒。

6月29日
現代音楽の演奏会本番。
細川さんの作品、尺八の田嶋さん素晴らしかった!
一人荒野を行く旅人といった趣であった。
指揮の川瀬君も、難解な曲が続く中明快に振ってくれて助かった。
演奏者としては辛い演奏会だが、聴く側からすると結構面白いらしい。
個人的には、リゲティの室内協奏曲が、スケジュールが厳しかったということはあるが、数年前宮崎国際音楽祭で1か月ひたすらさらった時の域に達しなかったのが心残りだ。
さて、8月からは品川君が団員になるし、次回は橋本君と品川君に任せることにしよう。

8時36分出発、6.21km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
眩しい!
この時間は晴れるとこんなに眩しいのか。
ずっと曇りで分からなかった。
途中太陽が目に入ったが、すぐに呉娑々宇山に隠れた。
昼間は暑かったが、この時間は割と涼しい。
タイムは36分59秒!
最近タイムに注目していなかったが、以前は39分ぐらいかかっていたのに格段に速い!
これはつま先着地によって下りが劇的に速くなったことが原因だ。
その分強い負荷がかかっている。
ベストは4分35秒、他に4分30秒台1本。
距離は短いが、かなり鍛えられている実感がある。
アルプス縦走も問題ないだろう。
フルマラソンも、3時間半は厳しいだろうが、そこそこは走れる気がする。

購入者の声
<B♭クラリネット用ロジウムをご購入の方より>
受け取りましたロジウムのリガチャー、非常に満足しております。
吹いた時にキンキンなり過ぎす、楽に音を鳴らす事が出来ました。
先日購入致しましたM30プロファイルのマウスピース、リガチャー2種類(ピンクゴールドと金メッキ)と一緒に使用していきます。
ありがとうございました。

6月28日
現代音楽の演奏会のリハーサル2日目、明日本番。
今回の指揮は川瀬君。
スコアをよく勉強し、明快な指揮で素晴らしい。

18時30分出発、6.19km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
今日も涼しい。
梅雨の曇りは涼しくて助かる。
ベストは4分31秒、他に4分30秒台1本。

いつもバスでいちばん前に座っている。
ステップをドスドスと降りる人は運動不足が深刻で、体重に対して筋力が弱く、着地の衝撃を吸収できないため膝や足の裏を痛めやすいことが分かる。

実は食べ物の味だと思っているものの多くは臭いである。
試しに鼻をつまんで食べてみるといい。
同じものが急に味気なく、まずく感じるはずだ。
食事の時、近くに強い香りを付けている人がいたら、食事は台無しになる。
もちろん煙草はもっと害が大きい。

6月27日
現代音楽の演奏会のリハーサル。
http://hirokyo.or.jp/html/2013/happy_new_ear_2013.htm
細川さんは元々の作風が尺八に合っているので、なかなかいい感じだ。
福井さんの曲は降りているので客席から聴いていたが、楽器を楽器として扱わないような曲で、楽器を分解してその中に向かって喋ったりしている。
見ていて面白いと演奏している人に言ったら、演奏していると全然楽しくないそうだ。
リゲティの室内協奏曲は私が知る限り最も演奏していて辛い曲だが、お客さんとして聴くと結構いい曲なのかも知れない。

18時29分出発、6.2km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
涼しい。
上に行くと寒さを感じるほどだ。
しかし帰宅すると汗だくになっている。
リハーサルの疲れがひどいが、走っているうちに楽になってくる。
ベストは4分27秒、他に4分30秒台1本。

6月26日
新型リガチャーがメッキ屋さんから返ってきた!
新型はフック付き。
これまでのものでも下端をフックとして使用できるが、銅線をクロスすることで広がらないようにした。


雨がよく降っている。
雨の音がリゲティの室内協奏曲第3楽章に聴こえる。
布団に入ると終楽章冒頭部分の楽譜が目に浮かんだ。
ラファ♯ソ♯ミファソファ♯ラ〜
たどっていくと、何と完全に暗譜している。
しかし吹けるかどうかは別の問題だ。
アンサンブル・アンテルコンテンポレンヌも全体に書かれたテンポよりはやや遅めで演奏している。
あれ以上速く演奏するのは不可能だろう。

今日のトレーニングは蓮花寺山登山。
午後一時きれいに晴れたので、これはいい夕焼けが見られるかもと思って出発したが、その後は雲ってしまった。
雨上がりのしっとりとした山もなかなかいいものだ。
ただし濡れた石は滑るので注意が必要。

6月25日
今日は午前中広響中心に10名が集まり体幹トレーニング。
いい気分転換になった。

6月24日
リゲティ 室内協奏曲第1、第2楽章
Ensemble Intercontemporaine恐るべし!
http://www.youtube.com/watch?v=rCLIWnOsG4w

第3、第4楽章
終楽章、ピッコロとバスクラのユニゾンが完璧!
その後のバスクラの超高速スタッカートも上手すぎる!
http://www.youtube.com/watch?v=0v8GRSPeylQ

悟りが開けるような気がしてきた。


今日も朝から晩まで練習。
口が痛い。
すでに明日の練習に支障が出るレベルを超えているが、かといってやらないわけにもいかない。

ブラームス作曲 シェーンベルク編曲 ピアノ四重奏曲
ロジェストヴェンスキー指揮 ロンドン・フィル ナクソス
無骨で重厚長大な演奏。
全体にテンポは遅めだが、第3楽章animatoのテンポが同じなのには驚いた。
しかしこれはこれでいい感じだ。
終楽章のテンポも遅いが、他の演奏のテンポが速すぎるとも言える。

18時29分出発、6.22km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
もっと曇っているかと思ったら、意外と夕焼けが美しかった。
まだ太陽の位置が高い。
今日はランニングシャツで走った。
涼しい感じがするが、走り終えると結局汗だくだ。
ベストは4分31秒。

購入者の声
<M30プロファイル、B♭クラリネット用金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
今迄マウスピースは5RVと5RVライヤー、リードはバンドレンV12の3番を使用していました。
しかし、自分の音に納得がいきませんでした。
今回、高尾さんに選定をお願いしました。
選定してもらったM30プロファイルは息が入り易く、低音から高音までムラなく鳴ります。
リードはV12は3半、青箱は3番が丁度いいです。外れリードも少ないです。
暫くはM30プロファイルと自己選定したB40ライヤートラディショナルと一緒に使用していきます。
リガチャーはピンクゴールドと金メッキを購入したのですが、今迄使用していたリガチャーと比べものにならない位響きが違います。
前回注文しなかったロジウムを試してみたいので、注文させて頂きます。
CD聴かせて頂きました。
高尾さんの音を聴いていると、心が癒やされました。
今後の練習の目標にさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
今後共宜しくお願い申し上げます。

6月23日
日浦山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/130622hinourayama.html

朝からスコアを読んだりCDを聴いて勉強したりし、練習して終わったのが18時30分。
あと3日はこうした修行の日々が続く。
本来私の練習時間は1日3時間。
最初に限界に達するのは顎の筋肉。
前歯へのダメージも大きい。
前歯は長年の圧迫により上の歯と下の歯の間に隙間がある。
ブラームス作曲、シェーンベルク編曲ピアノ四重奏曲の練習にはどうしても1時間20分かかる。
リゲティ以外の現代曲に40分、合わせて2時間。
しかしリゲティに1時間というのはあり得ない。
結局毎日リゲティに3時間、合計5時間さらっている。
一つはリゲティにppで高速無秩序音列があり、これをひたすらさらわなければならないのだが、ppなので顎の筋肉への負担が少なくその分長く練習できる。
しかしクラリネットは管内の圧力が高く、塞いでいる穴のキーのバネを弱くすると息漏れしてしまう。
そのためヴァイオリンやフルートに比べると指を強く押さなければならず、指の限界も早く来る。
練習を終えると腕から背中にかけてひどい疲労感だ。
昨日は終楽章冒頭の無秩序高速音列を最後にさらったのだが、指の力が残っていない状態だったので上手く吹けず、非常に気分が悪いまま練習を終えなければならなかった。
今日はその部分は先に練習して、いちばん簡単なところを最後に回した。
リゲティを演奏するためには本来一か月の準備期間が必要だ。
今回のように直前にも直後にも重要な演奏会がある状態でこの曲を演奏するのは極めて困難だが、できるだけのことはしたい。

18時52分出発、6.43km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
肌寒さを感じるぐらい涼しいが、走るにはこれぐらいの方がいい。
半袖シャツで走ったが、結局汗だくになったのでランニングシャツの方がよかったかも知れない。
涼しいためか昨日の登山のおかげか、登りから快調。
ベストは4分28秒。

6月22日
どうもやたらとチュンチュン鳥の鳴き声がするなと思ったら、巣立ったばかりの燕が数羽電線で鳴いていた。

昼はお好み焼き紀2回目。
やはり美味しい。
何ともほっとする味だ。

朝から練習していたが、結局5時半までかかってしまったので今日は日浦山登山。
宮島まで見通しがよく、美しい夕焼けを見ることができた。

購入者の声
<バスクラ用B40をご購入の方より>
音を出してみると、あまりにも吹きやすくて驚きました!
団員所有のB45とリガチャーはヴァンドレンOptimumを借りて吹いていたときは、サックスみたいな音がして、ピッチ音の辺りが音が鳴りづらく、自分は初心者だし楽器が古いからなぁ…と思っていたんですが、音色が変わってピッチ音の辺りも鳴りました!
これはイケるかも?と思わず笑いが込み上げてきました。
ちなみにリガチャーはヴァンドレンM/Oを買いました。
お会いしたこともないのに、こんなにピッタリのマウスピースを選定していただいてありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします。

6月21日
ディスカバリー・シリーズ本番。
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番、福間洸太朗さん素晴らしかった!
この演奏頻度が高くないはずの難曲を完全に自分のものにしている。
唖然とするほどのテクニックだ。
技術など問題ではなく、表現だけに集中しているといった印象。
お客さんがこれほど熱狂するのも珍しい。
拍手が鳴りやまず、アンコールは2曲。
1曲目はリストのラ・カンパネラ。
まるで子供向けの曲を弾いているかのような容易さ。
しかし最後は激しく盛り上がった。
2曲目はシューマンの春の夜。
音色が美しく、音楽的な表現が素晴らしい。
CD売り場にはお客さんが殺到したそうだ。

今日は岡本さん最後の自主公演。
長い間お世話になったのに、ぱったりとお会いしなくなってしまう。
ラヴェルのダフニスとクロエ、ラフマニノフの交響的舞曲、そして今日のプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番と難曲を次から次へと一緒にこなしてきたのに、それが急になくなると体も驚くのではないだろうか。
まだ岡本さんが退団されるという実感が湧かない。

22時16分出発、5.59km。
気温が低く、最近あまりきちんと走れていないので体が走りたがっている。
そのため前傾姿勢、つま先着地とややケニア人的フォームで走った。
瀬野川河川内コースの入口は今日も水没していたので迂回。
その先の水位は昨日よりは下がっている。
本番の疲れを完全に取るには10kmぐらい走りたいところだが、5kmでもかなりすっきりする。
ベストは4分38秒、他に4分40秒台2本。

立花山のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/130611tachibanayama.html

新型リガチャーを制作。
オーダーメイドで注文が来ている1個を除き9個作り、大分作り方に慣れてきた。
B♭クラリネット用5個、アルトサックス用2個、エスクラ用2個、全てピンクゴールド。
そのうちB♭クラリネット用1個とエスクラ用2個(1個はヴィルシャーi用)は自分用。
B♭クラリネット用はリゲティから、エスクラ用は7月定期から試したい。
月曜日にメッキ屋さんに届くように送るので、返ってくるのは水曜日か木曜日の予定。
ここ数日メッキなしのものをリハーサルで試しているが、メッキをしないとやや音がぼやける。
メッキすれば輝かしくよく通る音になる。
返ってくるのが楽しみだ。

新型リガチャーはフック付き。
現在のリガチャーでも下端をフックとして使用することはできるが、多用すると広がる恐れがある。
それを銅線をクロスすることで解消した。

さて、明日あさってはどの山に登ろうかな。
リゲティや7月定期をさらわないといけないので遠出できないのが辛いところだ。

6月20日
リハーサル3日目、明日本番。

購入者の声
<ヴィルシャー40Bをご購入の方より>
ここ3年ほどはR・ホーキンスのRタイプを使用しておりました。
しかし最近、自分の吹奏感の音色と録音での音色のギャップを感じておりました。
この度のヴィルシャーですが、これまでのホーキンスより吹き込みに少し抵抗感があります。
現在リードはヴァンドレン青箱3半を使用しておりますが、この中の軽めが合いそうです。
鳴りは派手さがなく、中高音域のまとまりが良いと感じました。そして最高音域は抜けが良く感じます。
オケでの演奏に向いているように思います。
また、音程の良さにも驚きました。これまでは、開きが大きいMPでの高音域での音程のぶら下がりが気になっておりましたが、それが解消されました。
お忙しい中、良いMPを選定いただきありがとうございました。
これから吹き込んでもっと慣れていきたいと思います。
オケで吹くのが楽しみになりました。
では、高尾様の益々のご活躍をお祈りしております。
ありがとうございました。

6月19日


ディスカバリーのリハーサル2日目。
今日の午後はプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番の合わせ。
ソロは福間洸太郎さん。
この難曲を余裕でこなして、リハーサル後は別の協奏曲をさらっていた。
暗譜できるだけでも信じられない。
第1楽章の大カデンツがどうなるか楽しみだ。

岡本さん送別会。
広島市民交響楽団の時代から在籍40年以上、何と無遅刻無欠席!
あと5年働けと言われても平気でこなしそうだ。
健康管理など見習いたい。
大先輩にも関わらずセカンドに徹し、常にぴったりと合わせてくださったことにも感謝したい。

6月18日
11時半に寝て6時半に目が覚めた。
ここ数日新しいリガチャーの形を考えていて、図が思い浮かんで寝られなくなったので起床。
7時間寝ているのに、日中眠いし目の下にはくまができている。
この不便な体質は何とかならないのか。

朝食後思い浮かんだ形のリガチャーを作ってみた。
滑らないようにフックがついた形だ。
リハーサルに持って行って試したがいい感じだ。

ディスカバリーシリーズのリハーサル初日。
今日はチャイコフスキーの交響曲第1番とグリンカのイヴァン・スサーニン序曲を練習した。
チャイコフスキーの交響曲第1番を演奏するのは久しぶりだが、独特の雰囲気がありなかなかの名曲だ。

19時3分出発、6.16km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
今日からランニングシャツと短い短パン。
軽く、涼しく、自由!
小さい子に「あの人パンツだよ。」と指差されようと、これからしばらくはこれでないと体調を維持できない。
山に行くと、気温も湿度も低く快適だ。
昨日までの数日間は苦しいランニングだった。
夜飲む水の量を見ても、蒸し暑さが悪影響を与えていることは間違いない。
今日は久しぶりに楽しいランニング。
しかも負荷は今日の方が格段に高い。
平地を走る季節ではないのだ。

6月17日
最近腰を曲げないということを心がけている。
下にあるものを取る時はしゃがむ。
洗面所などでは足を開き、お尻を突出し、腰を反らせたまま前傾する。
本来は腰痛予防のために行うことだ。
私は腰痛はないが、なかなかいい筋トレになる。

台湾南部で食べたバショウというバナナが忘れられない。
酸味があり、食べたことがない味だが非常に美味い。
立花山で見た芭蕉は食用にはならないので、別物のようだ。

新幹線で広島に移動。
広島は夏だ。

20時16分出発、5.2km。
ここ数日大して走っていないのに疲労感があり調子が悪い。
暑さのせいか?
そこまで暑くないと思うのだが。
明日からランニングシャツにしてみようかな。
暑さが原因ならそれで多少改善するはずだ。
それともリゲティ疲れか。
確かにダメージは大きいが、足にまでは影響ないと思うのだが。
ベストは4分37秒。

6月16日
石森管楽器でヴィルシャー40Bとエスクラ用iを選定。

19時7分出発、7.65km。
ここ数日大した距離を走っていないのにひどい疲労感があるのは、蒸し暑いせいか、それともリゲティのせいか。
今日も大分できてきて気分よく練習を終えたのだが。
それに走り始めは涼しく感じるぐらいで、まだ暑さは大したことはないと思う。
ベストは4分44秒。

6月15日
アクタスでM30トラディショナルとバスクラB40を選定。

19時出発、6.8km。
ひどい疲労感のため距離を短くした。
大した負荷はかけていないはずだが。
ひょっとしてリゲティ疲れ?
今日はやっと全体像が見えてきたので昨日よりは気分がいいのだが。
今日は走れないはずだったが、予報が外れたため走ることができた。
帰りは汗を多少補う程度の小雨。
ベストは4分45秒。

6月14日
サトテクノでR13のA管を選定。
その後クランポンでプレスティージュA管65mmのたるとベル、B40ライヤー、M30プロファイルを選定した。

20時37分出発、7.61km。
午後から夜にかけてリゲティと次のディスカバリーの曲をさらっていたら、えらく疲れた。
今日はゆっくり走ろう。
午後晴れて蒸し暑くなったが、この時間は涼しい。
序盤はそう思ったが、徐々に蒸し暑くなってきた。
走るのに適さない季節の始まりだ。
ベストは4分42秒が2本。

6月13日
新幹線で東京に移動。
東京は肌寒い。
自宅に帰ると市民税県民税の請求書が届いていた。
ひどい金額だ。

2013年6月11日 立花山

標高367.1m

山と渓谷社「福岡県の山」を参考に歩いた。

博多駅から鹿児島本線で十数分、福工大前駅下車。
ここから新宮町営バスに乗り、立花小学校前下車。
福岡市中心部からかなり近い山だ。
平日というのに登山者が多い。

立花山大クスを目指し、クスノキ原生林を進む。
これだろうと思った木の先に矢印が。
まだ大きい木があるのか。
ぞくっとした。

これか!
とんでもない巨木だ。
枝分かれした枝の太さに唖然とする。
これまでたくさん山を歩いてきたが、これに匹敵するのは縄文杉ぐらいだろう。
これほど大都市に近く簡単に登れる山に、これほど深い森と巨木があるとは驚いた。

立花山山頂は福岡市街や海など素晴らしい眺めだ。
しばし眺めを堪能した。

三日月山への縦走路もまだまだ楠の深い森が続く。

三日月山も360度の大展望が広がる。
こちらの方が標高は272mとやや低い。

広く心地よい道を下り、下原バス停へ。
香椎駅から鹿児島本線で博多駅、博多駅から新幹線で帰宅。

山にいたのは9時30分から11時15分、所要時間1時間45分。
累積標高差450mほどのちょっとした登山だ。
広島の自宅に帰宅したのは2時過ぎ。
練習前に掃除洗濯する余裕があった。

6月10日
城山・錦帯橋のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/130603kintaikyou.html

新幹線で博多に移動。
そこから地下鉄とタクシーで九州交響楽団の本拠地末永文化センターへ。
以前はよくエキストラでお邪魔していたが、最近は全く行っていない。
久しぶりにいろんな方にお会いできた。
15時より九州交響楽団と広島交響楽団による西日本幹事会。

博多一幸舎博多本店でラーメンを食べた。
強烈に濃厚なスープが好みだ。
替え玉を頼みスープを飲み干すと、ずっしりとお腹にきた。

20時54分出発、8.06km。
久しぶりの福岡。
博多駅から博多港を往復した。
太い通りの北東には無数のお寺や古い家並みが残る。
港の夜景は美しかった。
せめてスマートフォンを持っていくべきだったか。
太い通りを通ってもいいのだが、人が多いのと地面が硬いので南西の細い道のアスファルト上を走った。
こちらは飲み屋街だ。
以前何度も走ったことがあるので土地勘はある。
本気のトレーニングなら大堀公園のコースを周回すればいいのだが、こちらの方が旅情は楽しめる。

6月9日
ポポロの広響コンサート本番。
山影頼楓君、ブルッフのヴァイオリン協奏曲素晴らしかった。
完璧な演奏で、非常に強い意志を感じた。
後半チャイコフスキーの交響曲第5番は徳永さんのおかげでオーケストラがよく鳴り、盛り上がった。

三原駅でホームに行くと、17時41分発広島行きが入ってきた。
次は56分のはずでは?カープの試合で臨時便が出ているのか?
同僚がホームのそちら側に立っていたので一緒に乗り込んだ。
しばらく話をしていて、気が付いたら安芸津駅。
安芸津?まさか!
右側を見ると、何と海!
呉線だ!
広で乗り換え、海田市で乗り換え、結局安芸中野駅に着いたのは20時15分!
1時間半も余計にかかってしまった。

20時40分出発、5.13km。
予定外の小旅行のため今日は5kmだけ。
蛍は大分少なくなってきた。
ベストは4分43秒。

6月8日
「ポポロの広響コンサート」のリハーサル、明日本番。
http://hirokyo.or.jp/html/2013/poporo2013.htm
指揮は徳永さん。
毎回のことだが、徳永さんが指揮すると弦楽器がよく鳴る!
非常に音楽的で音色感を大事にする指揮だ。
昨日のブリバエフ氏がどちらかというと抑えることによってバランスを取るタイプだったのとは正反対。
確かにああいう要素も大事だとは思うが、オーケストラを存分に鳴らすということもお客さんにとっては快感になると思う。

ブルッフのヴァイオリン協奏曲を弾く山影頼楓(ライカ)君は何と中学2年生!
強い意志を持った大人の演奏と見た目とのギャップが衝撃的だ。
徳永さんもチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲から第2楽章を演奏する。
こちらは豊かな鳴りとヴィブラート、表現で円熟の極み。

18時46分出発、6.19km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
市内は浴衣の祭りや野球で人も車も多くてバスがなかなか進まない。
畑賀ではほたる祭りで大勢の人が集まっていた。
ベストは4分40秒。

ブラームス作曲 シェーンベルク編曲 ピアノ四重奏曲第1番
ロバート・クラフト指揮 フィルハーモニア管弦楽団 ナクソス
確かにブラームスの音楽なのだが、ブラームスではあり得ないオーケストレーション。
エスクラがずっと、まるでB♭管のように吹いていて、最後にはカデンツまである。
普通オーケストラではエスクラは目立つ存在として時々出てくるものだが、こういうオーケストレーションだと目立たないということも重要になってくる。
木管楽器にピアノの忙しい伴奏形をアレンジしているのもシェーンベルクらしい。
最後はまるでサーカスのようで、聴く分にはいいが演奏者は大変だ。

6月7日
定期演奏会本番。
前半はブラームスのヴァイオリン協奏曲。
ソリストは広響コンサートマスター田野倉氏。
リハーサル初日はやや硬かったが、徐々に落ち着き、本番が最もリラックスした感動的な演奏だった。
アンコールのタイスの瞑想曲も心に沁みた。

さて、前半が終わり後半のリードを選んでみると、昨日までよかったリードが全て薄い!
一体どういうこと?
レゼルブクラシックがこんな風になったことは今までなかったのに。
マウスピースは厚いリード用、普通のリード用、薄いリード用の3本を用意してあるが、今回はずっと普通のリード用で吹いていた。
試しに薄いリード用で吹いてみたが、詰まって上手く吹けない。
ひょっとしたら気の迷いかも知れない。
本番はこれまで通り普通のリード用で吹こう。
そうは思ったものの、心拍数は急上昇。
そして本番が始まったらやっぱり薄い!
リードが薄いことほど恐ろしいことはない。
薄い音になるだけではなく、指に力が入らなくなりミスの原因になるのだ。
覚悟を決めて薄いリード用と交換した。
やや詰まるが音はいい。
これで心拍数は徐々に下がっていった。
ラフマニノフの交響的舞曲は難曲の上に今回はテンポが速く、厳しい本番だった。

今回は演奏時間がやや短かったため、アンコールにブラームスのハンガリー舞曲第5番を演奏した。
中間部、ブリバエフ氏はわざと長い間をいくつも入れて、その数回目に笑顔で客席をむくと客席大爆笑。
この曲でこんなに受けたのは初めてだ。

21時57分出発、5.23km。
遅い時間なので5kmだけ。
最盛期ほどではないが、今日も蛍がたくさん光っていた。
ベストは4分42秒が2本。

明日は徳永さんの指揮でチャイコフスキーの交響曲第5番などのリハーサル、あさって本番。
早く寝よう。

6月6日
定期演奏会リハーサル3日目、明日本番。
ブリバエフ氏は厳格なテンポ感、リズム感を要求する。
耳がよく、バランスや音程の調整はお手の物だ。
バランスを優先したり、ソロでもピアノはかなり小さく演奏させる。
時々気持ちよく吹けないと思ったりもするが、ソロを小さく演奏させることによって周りの音量も落ちるので、表現の幅が広がる。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲のソリストは広響コンサートマスター田野倉氏。
高音が輝かしくよく響く。

18時57分出発、6.13km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
ベストは4分36秒、他に4分40秒台1本。

http://news.livedoor.com/article/detail/7738126/
番組冒頭から衝撃的な内容。
イラクによる空爆で両親と10人の兄弟を失い、4日後に瓦礫の中から発見された。
数年間孤児院で育ち、その後育ての親と日本へ。
日本ではその日食べるものにも苦労する生活。
あの素敵な笑顔のサヘルさんがこんな生い立ちだとは知らなかった。

チャイコフスキー作曲 交響曲第1番「冬の日の幻想」
ゲルギエフ指揮 ロンドン交響楽団 ナクソス
何と美しい音楽、柔らかく繊細な演奏、自然な録音だろう。
聴いていて心和む。

6月5日
定期演奏会リハーサル2日目。
交響的舞曲はラフマニノフ最後の作品で、アメリカで書かれている。
彼は革命などにより祖国を離れざるを得なかった。
指揮のブリバエフ氏によると、終楽章ではロシア正教の聖歌がジャズのリズムで刻まれており、これはラフマニノフ自身とアメリカが相容れないことを表しているそうだ。

18時51分出発、6.11km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
昨日の帰りはコウモリの出勤時間、今日の行きは燕の帰宅時間。
一度だけ燕とコウモリを同時に見たことがあるが、滅多にないことだ。
燕とコウモリの交代は、時間ではなく明るさで決まる。
天気が悪いと燕は早くいなくなり、その分コウモリは早く現れる。
燕がいなくなって数分後にはコウモリが飛んでいて、まるで燕を恐れていていなくなるのを見計らっているかのようだ。
昨日飛ばしすぎた疲れもあり、ベストは4分46秒。

6月4日
定期演奏会リハーサル初日。
曲はラフマニノフの交響的舞曲。
指揮はアラン・ブリバエフ。
カザフスタン出身とのことで、髪が黒く西洋人と東洋人が混ざった感じだ。
カルロス・ゴーン社長のような風貌で、男性ホルモンが多いやり手社長タイプ。
何と34歳!若い!
堂々としているので40代に見えた。
20歳で最初のコンクールに優勝しているから、かなりの才能だ。
これまでに指揮したオーケストラも数多い。
5か国語を話すそうだが、日本語をどんどん覚えていくあたり、若さと記憶力のよさを感じさせる。
人はいいし、いい指揮者だと思うが、この難曲で第1、第2楽章のテンポが速いのは厳しい。
「めっちゃディミニュエンド!」「チョッティッシモ!」など、怪しい言語を駆使する。
「めっちゃ」なんて、一体誰が教えたんだ?

19時3分出発、6.15km、水谷峡登山口往復、最高地点標高230m。
リハーサル後事務折衝でくたびれ果てた。
昨日登山ということで休んでもいいのだが、負荷が軽かったので足が走りたがっている。
それでも下りでは1km4分15秒!
やたらと足がよく動く。
このコースではベストではないか。

購入者の声
<バスクラリネット用B40とピンクゴールドをご購入の方より>
非常に息が入りやすくなり、従来より芯がありつつ響きのある音に変化したと思います。
特に中音シからミ♭あたりが詰まったような感じで少し出しづらかったのが、違う楽器のように問題なく出せるようになったのには驚きました。
始めてのバスクラ本番への不安もだいぶ解消されました。
今回もお願いしてとても良かったです。
特にマウスピースの方は貴重な時間を使って選定していただき本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

2013年6月3日 城山・錦帯橋

山と渓谷社「山口県の山」を参考に歩いた。

車のない私が自力で登れる山は、広島にはもうほとんど残っていない。
今日は錦帯橋から城山に登った。

岩国は遠いが、うちからだと山陽本線1本で行ける。
岩国駅からは錦帯橋までバスで20分ほど。
錦川も美しく、背後には城山、岩国城、素晴らしいロケーションだ。

錦帯橋を渡り、土手沿いの道を左にしばらく歩くと、巨木の背後にほんの小さな登山道がある。
柔らかい土の上に落ち葉が積もり、昨日の雨でぬかるんでいる。
登山靴以外お断りの山だ。
観光地からすぐとは思えないほど深い原生林で、ところどころに巨大な広葉樹がそびえている。
標高300mの山にしてはきつい登りをしばらく続けると、山頂近くの展望所に出る。
ここからの眺めが素晴らしい。
岩国駅周辺、岩国空港、瀬戸の島々が一望できる。

しばらく眺めを楽しんでから岩国城へ向かう。
途中に鳥居があり、しばらく登ると巨岩の手前に祠がある。
何か非常に霊気というかパワーを感じるところだ。

この山は野鳥の鳴き声がこれまでに体験したことがないほど多様で、これならメシアンのように採譜して曲にしてみようという気になれる。

ロープウェイ駅からの眺めもいい。
ここから先は観光客と一緒に歩くことになる。
岩国城からの眺めがまた格別だ。

帰りは紅葉谷公園に続く車道を下る。
ここも深い原生林が続く。
紅葉谷公園のモミジも美しい。

吉向(きっこう)公園は石垣の噴水があり、広々としていてくつろげる。
吉向花菖蒲園はちょうど見頃で、数多くの種類の菖蒲を楽しんだ。

6月2日
広響ポップスコンサート本番。
島田歌穂さん、素晴らしかった!
華やかで夢のような舞台を楽しんで、それで給料をもらって生活できるとは、何とも幸せなことだ。
個人的にはミシェル・ルグラン・メドレーが心に残る。
レ・ミゼラブルではエポニーヌを1000回以上演じているそうで、オン・マイ・オウンもさすがだった。

20時10分出発、5.36km。
今日も蛍鑑賞しながらのランニング。
ピークがやや下流に移ったが、相変わらずたくさん光っている。
夕食が遅くなりすぎないように今日は5kmだけ。
ベストは4分26秒、他に4分30秒台が2本。

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
まだまだ初心者なので、吹きやすさを求めてという基準になりますが、非常に吹くやすく、先生に選定をお願いしてよかったと思っています。
自分で買うとなれば、無難な5RVにしようかなと思っていたのですが、M30ぐらいの広さのマウスピースが、自分には良いのかなと感じました。
苦手な高音域も、スムーズに音が出るようになりました。
マウスピースを買い替える時は、また先生にお願いしたいと思います。
その際はよろしくお願いいたします。

6月1日
今日は広響ポップスコンサートのリハーサル、明日本番。
http://hirokyo.or.jp/html/2013/pops_2013.htm
ゲストは島田歌穂さん。
島田さんは何とロボコンのロビンちゃんだった!
知らなかった。
当時11〜15歳ぐらい。
長年ミュージカルで活躍され、歌唱力、表現力はさすがだ。



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