2016年6月分


6月30日
荒島岳のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160626arashimadake.html

18時24分出発、5.08km。
蒸し暑い!
ランニングに適さない季節がやってきた。
夏山シーズンの到来でもある。
荒島岳の疲労がまだ残っているが、ベストは1km4分43秒が出たのですぐに回復するだろう。

6月28日
東尋坊のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160627toujinbou.html

6月27日
福井駅からチャーターバスに50分乗り、いまだて芸術館で文化庁公演。

夕方、えちぜん鉄道で三国駅、三国駅からバスに乗り東尋坊へ。
店は全て閉まり、誰もいない東尋坊を観光。
日没が見られれば最高だったが、残念ながら曇り空。
しかし背筋が寒くなるような高度感と特異な景観を楽しめた。

購入者の声
<M30プロファイルをご購入の方より>
実際に試してみたのですが、音も太く芯があり低音域から高音域まで鳴りムラの無い、非常に安定感のあるマウスピースでした。
リードはレゼルヴクラシック4番で丁度良い感じです。
ヴァンドレン・トラディショナル3・1/2番でも試したのですが、音がまとまらず開いてしまい、以前のようには上手く使うことが出来ませんでした。
とても良いものをありがとうございます。また何卒宜しくお願い致します。

6月26日
金沢のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160625kanazawa.html

2016年6月26日 荒島岳

標高1523.5m
勝原駅 標高270m
中休バス停 標高220m

勝原駅10時40分出発、中休バス停17時50分到着、所要時間7時間10分。

日本百名山53座目。

越美北線で福井駅9時8分発、勝原駅10時34分着。
勝原駅にこれより早く着くことはできない。
帰りは14時台の次は18時台と4時間も開く。
多くの人は車で水合、もしくは勝原スキー場から往復する。
車がないので、勝原駅から勝原スキー場まで30分、みずごうから中休バス停まで50分、もしくは下唯野駅まで1時間余計に歩かないといけない。
その代り、違ったコースを楽しむことができた。

勝原駅に着くと本降りの雨。
福井県北部にのみ雨雲がかかっている。
仕方がないので雨具上下を着込み、リュックカバーをリュックに装着して出発。
広島の自宅近くの山にも咲いているが、オカトラノオを久しぶりに見た。
虎の尾のような曲線が美しく、好きな花の一つだ。

雨は徐々に小降りになっていった。
霧に包まれたブナの巨木の森が神秘的だ。

山を延々と歩いていると、完全にリラックスできる。
昨日は特に金沢城がよかったが、リラックスの度合いは今日とは比較にならない。

花は種類も多く、いたるところに咲いていて、つい時間を取られた。

しゃくなげ平から先にもちがかべという急登があるが、ここは登りも下りも注意深く歩かないと危険だ。
特に今日は雨で濡れて滑りやすい。

徐々に天気はよくなっていったが、山頂から白山などの眺めは残念ながらなかった。

帰りはしゃくなげ平から水合へ。
小荒島岳からは荒島岳の雄大な眺めが楽しめた。
その後はすっかり晴れた。

中休バス停から18時1分のバスで越前大野へ。
実際には大型タクシーの大きさで、客は私一人。
このバスは7時と18時の2本しかない。
運転手のおじいさんが親切な人で、急げばバスに間に合うと急いでくれたが結局間に合わなかった。
越前大野からバスがあるということは知らなかった。

次の列車まで1時間あるので、越前大野城まで駆け足で行ってきた。
雲海に浮かぶ天空の城として知られている。
所要時間往復50分。
駅から市街地を抜け、小さな山の上に建っている城へ。
よく晴れて夕景が美しい。
この辺りは四方を山に囲まれて盆地になっている。
その盆地の真ん中に位置するため、眺めがいい。

19時18分の列車で福井駅には20時10分到着。
今日はよく歩いた。

6月25日
徒歩で金沢観光。
金沢駅→金沢城→玉泉院丸庭園→兼六園→21世紀美術館→尾山神社→近江町市場→金沢駅。
4時間休まず歩いた。
金沢城は特に石垣が面白かった。
五十間長屋も見事。
兼六園は人が多く、ガイドがうるさくい。
近江町市場で評価の高い海鮮丼のお店は行列がひどく、金沢駅の隣のビルのもりもり寿司で食べた。
確かに美味しかったが、この値段なら他県でもこれぐらいできるかも知れない。

サンダーバードで福井に移動。
カラオケ屋で少し練習した。

6月24日
金沢駅からチャーターバスに50分乗り、川北小学校で文化庁公演。
残雪の白山が思ったよりも近い。

夕食はSさんお勧めの神楽というラーメン屋で。
あっさりした醤油味だが、だしが効いていて驚くほど美味しい。
私は他の人が美味しいというラーメンを食べても全く美味しいと感じないことが多い。
例えば博多ラーメンで全国展開している店のラーメンは何がいいのかさっぱり分からない。
もちろん博多にはもっと美味しいラーメン屋があるし、ソーキそばなど他にもこれまでに美味しいと感じたラーメンはいくつかある。
しかしこれほどの衝撃を受けたのは初めてだ。
チャーシューがこれまた絶品。
少し赤みが残り柔らかくジューシー。
観光客はなかなかたどり着けない場所にある。

帰りに卯辰山花菖蒲園に寄った。
菖蒲と紫陽花が見頃で、今がいちばんいい季節だろう。


その後、Sさん宅にお邪魔した。
完全にモデルルームで生活感は一切ない。
窓からは浅野川、金沢駅方面が見える。
家具など一つ一つのものへのこだわりが尋常ではない。
すぐ近くにひがし茶屋街があり、案内してもらった。
歴史を感じさせる味わいのある街並みがいい。

6月23日
金沢駅からチャーターバスに40分乗り、富樫小学校で文化庁公演。
楽器体験では、今日も楽器の洗浄で大忙し。
マウスピースとリードを外してそれぞれを洗い、水を拭いて装着する。
強制されてやっている訳ではない。
表面だけ拭くのでは中に入った唾液が出てきてまずいということで、率先してやっている。
合唱では元気のいい歌声と可愛らしい振り付けがよかった。

ここ数日コンタクトレンズの調子が悪く、そのうちよくなるだろうと使い続けていたがついにどうにもならなくなり、急遽眼鏡を買うことにした。
今持っている眼鏡は読書用で、楽譜を見るにはかなり近づけなければならず、演奏に使うと支障が出てしまう。
駅ビルのzoffに電話したら在庫があればすぐに作れるとのことで、ここで購入した。

18時55分出発、9.3km。
今日は浅野川を南東方向、中心部方面、上流に遡ってみた。
細い川なので川沿いの道を走る。
中心部あたりは古い家並みのお店がひっそりと並び、まるで京都のようでいい雰囲気だ。
中でも特に美しい佇まいの貴船というお店を写真に撮って後で調べたら、予約困難な名店だった。
平均ペース1km5分26秒、平均心拍数125bpm。
観光ランニングで旅情を楽しむことができたが、石畳は足への負担が大きすぎてスピードは出せない。

先日Wさんに金沢駅近くの魚の美味しい居酒屋をいくつか教えて頂いたが、今日は一人なので駅の回転寿司へ。
さすが金沢、素晴らしいコストパフォーマンスだった。

購入者の声
<バックンMoBaココボロ66mmのバレルをご購入の方より>
先日バレル届きました。早速の郵送ありがとうございました。
今日練習で吹いてみました。温かみのある音でよく響いて、高音域も暴れずきれいな音が出せ、とても気に入りました。
リードをヴァンドレン青箱とルピック56で吹いてみましたが、それぞれ違った良さがでていたので、これからいろいろ試してみるのもとても楽しみです。
本当にありがとうございました。

6月22日
富山駅からチャーターバスに1時間乗り、氷見市の中学校で文化庁公演。
その後、再びチャーターバスに1時間乗り、金沢へ。

17時24分出発、8.98km。
金沢駅から犀川まで1.5kmほどと結構遠い。
犀川は河川内にサイクリングコースがあり、どこまでも快適に走れる。

夜はSさんのご案内で観光客は決してたどり着けない隠れた名店へ。
特にホタテのチャーハンの美味しさにはびっくりした。

6月21日
富山駅からチャーターバスに1時間乗り、新川文化ホールで文化庁公演。
魚津のあたりだ。
行きのバスからは大日岳は見えたが、剱岳、立山は上部が雲に覆われていた。
2014年5月25日の黒部マラソンのことを思い出した。

17時51分出発、6.5km。
知り合いが何人も世界一美しいと話題のスターバックスコーヒーに行くので、偵察してきた。
富岩運河環水公園にある。
確かに美しい公園で、立地は素晴らしい。
その運河を走ってみた。
走っていて心地よいが、石畳なので毎日は無理だ。

学生たちがボートの練習をしていた。
オール2本だが、驚くほど速い。
よく見ると、足で漕いでいる。
つまり、足を伸ばす力を手でオールに伝えている。

神通川は蛇行していてよく洪水の被害をもたらしていた。
それをまっすぐにし、工業地帯の物流のために運河を掘り、その土で蛇行していた部分を埋めた。
それが現在の富山駅周辺である。
昨日走っていて、なぜ大きな川のすぐ隣に細い川があり、そのまた隣に運河があるのか不思議だなと思っていたのだ。
地図を見ると、かつて神通川が蛇行していた部分には現在も細い川が流れている。

夜はSさん、S君と三人でステーキなどを食べた。

6月20日
富山に移動。
新大阪駅でサンダーバードに乗り換え金沢へ。
琵琶湖西側、湖西線からの眺めがいい。
どこまでも続く琵琶湖が雄大だ。
福井から先の田園風景ものどかでリラックスできる。
金沢から北陸新幹線に23分乗り富山到着。
乗り心地は快適だが、壁で眺めが遮られる区間が多く、旅情を損なうことこの上ない。
騒音が問題なら透明な板を使用すればよい。

富山のホテル、なるほど安いのは低い階で眺めがないからか。
目の前の壁まで5mあるし、覗けば多少左右の眺めはあるので耐え難いということはない。
眺めがあるかどうかを書いていれくれれば参考にするのに、あれでは同じ条件で値段が違うという風にしか見えない。

今日は昨日移動して富山の山に登ろうかと思っていたのだけど、どのサイトも雨だというので中止。
ところが来てみればよく晴れている。
これじゃ天気予報の意味がない。

18時45分出発、8.08km。
富山駅から西に800mほど走ると神通川。
幅の広い大きな川だ。
河川内のコースを今日は下流に下ってみた。
何にも邪魔されずいつまでも走っていられる。
帰りは土手の道を走ってみた。
たまに車が通る程度で眺めがよく快適だ。
平均ペース1km5分18秒、平均心拍数129bpm。
明日は上流に行ってみようと地図を見ていたら、河川内に空港があってびっくりした。

夕食は富山駅近くの回転寿司屋で。
回転寿司といってもさすが富山。
特に桜ますと赤いかが美味しかった。

6月19日
富山のホテル、2泊13000円で随分前に予約。
今日見たら同じプランが1万円。
もちろんキャンセルして予約し直した。
金沢と福井は同じ値段で同じレベルの部屋はもうない。

炊飯器が突然壊れた。
10年ぐらい使ったと思う。
パリに留学中鍋でご飯を炊いていたことを思い出し、味噌汁に入れるはずだったズッキーニ、人参と一緒に炊いてポン酢で味付けしたら意外と美味しかった。

19時2分出発、7.26km。
体がだるくて力が出ないのでピッチ走法で走った。
生暖かい小雨で、これなら汗の代わりで気持ちいぐらいだと思っていたら本降りになり、引き返した。
ベストは1km4分45秒、平均ペース1km4分58秒、平均心拍数132bpm、平均ピッチ184spm。

6月18日
Witold Lutoslawski Dance Preludes for clarinet and piano

Raymond Gallois Montbrun Concertstuck for clarinet and piano

今日は文化庁公演のリハーサル。
富山、金沢、福井へ。
指揮は鈴木織衛さん。

18時59分出発、8.1km。
ベストは1km4分42秒、平均ペース1km4分56秒、平均心拍数137bpm、平均ピッチ181spm。
一昨日休んで昨日5kmだからもう少し爆発的な力が出てもいいと思うのだが。

購入者の声
<iconピンクゴールドのベルをご購入の方より>
本日、ベルが届きました。
夜でしたので小さな音で試しただけですが、非常に滑らかで柔らかい、とても良い音が出るベルと感じました。
また、色目や木目もとても美しいです。
オーケストラでの使用がとても楽しみです。
この度は、良い品をご選定いただき、またご丁寧に対応くださり、本当にありがとうございました。

6月17日
新幹線で広島に移動。
今日はポイントでグリーン車。

19時56分出発、5.16km。
昨日の録音の疲れがひどく、距離を短くした。
平均ペース1km5分5秒。

6月16日
りとるかりんで録音。
曲はモンブランのコンチェルトステュックとルトスワフスキーのダンス・プレリュード。
ピアノは武田朋子さん。
譜めくりで平田彩圭に来てもらった。
毎年一度ソロを録音することでしっかり練習するための企画だが、今回はモンブランが難しすぎた。
編集ができないという恐怖感でたくさん練習するという本来の目的は果たせたが、当日はそのプレッシャーがもろにかかってくる。
体が緊張状態になり、それを鎮めるのに間にルトスワフスキーを挟まなければならなかった。
自分の未熟さを痛感させられた。
武田さんはさすが百戦錬磨の達人、完全に演奏が確立されているのでこちらはその上に乗るだけでいい。
合わせは2曲とも一度通すだけですんなりと終わった。

ちょっと小さいが、近所のスーパーで桃が4個450円。
手でするすると皮がむけて、甘くてジューシー。
いい季節だ。

6月15日
ガッテン!
カビは高温に弱い。
浴室のカビは、表面に生えているものは50度のお湯5秒で死滅する。
奥まで入り込んでいるものは50度のお湯90度で死滅する。
その後白くするためにカビ取り剤を使用する。
ゴムパッキンは擦ると傷がつき、カビが生える原因になる。

18時12分出発、7.8km。
ここ数日体がだるかったり強い疲労感があったのは体調不良が原因だったようだ。
熱も咳も出ない風邪のようなものだろうか。
今日も朝からずっとだるかったが、午後になって徐々に回復してきた。
ベストは1km4分32秒、平均ペース1km4分55秒、平均心拍数136bpm、平均ピッチ179spm。
1km4分30秒台3本。
体調が悪くてこのスピードは出ないだろう。
このままよくなってくれるといいが。

6月14日
クランポンでiconピンクゴールドのベルとリング付きサムレストを選定。
iconのベルは5本中柔らかくよく響くものが2本あり、より木目の美しいものを選んだ。
リング付きサムレストはやはり個体差があり、楽によく響くものを選んだ。

下倉楽器でM30トラディショナルを選定。

ドルチェ楽器でバックンMobaココボロ66mmのバレルを選定した。
3本あり、それぞれ茶色、黄色、赤と色が違うが、どれも美しい。
黄色はやや軽すぎた。
茶色もよかったが、より魅力的な音色で心地よく響く赤にした。

バックンのfモデルが入ったというので吹いてみた。
もちろん値段が違うが、比べてしまうとMobaがいい。
所々鳴りにくい音があるのが気になる。
私自身は吹いているうちにだんだん慣れるとは思うがMobaも指が合わない。

帰り道、参鶏湯が食べたくなり新大久保駅で下車。
グーグルマップで参鶏湯で検索したらやり方が悪かったようで、高麗参鶏湯という高い店に入ってしまった。
メニューは参鶏湯のみで2800円!
逃げられないので仕方なく注文。
通常半身だが、ここは丸ごと入っている。
スープは濃厚。
肉は安い店のようなぱさぱさした感じはなく、柔らかくて美味しい。
しかし食べ過ぎた。
私は半身で十分だ。

18時33分出発、5.13km。
足に強い疲労感があり、距離を短くした。
なぜ8km程度でこんなに疲労するのか不思議だ。
しかも参鶏湯の食べ過ぎで胃が重い。
ベストは1km4分51秒、平均ペース1km5分11秒と散々な記録。

6月13日
千歳JAL国際マラソンのページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160605chitose.html

支笏湖(1)のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160605shikotsuko.html

支笏湖(2)のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160606shikotsuko.html

ニュージーランドのジャズというリンゴが美味しくてびっくり!
ジューシーで酸味が効いていて、同時に甘みもある。

18時5分出発、8.27km。
夕方まで雨でかなり降った。
梅雨冷の一日。
天気が悪いとどうも体調がよくない。
前半はスピードが出なかったが、後半加速。
ベストは1km4分29秒、平均ペース1km5分2秒、平均心拍数130bpm、平均ピッチ178spm。
心拍数が驚くほど低い。
これから心拍数の割にスピードが出ず、あまり練習にならない夏がやって来る。

6月12日
千歳のページができました。
http://clatakao.web.fc2.com/160604chitose.html

http://www.asahi.com/articles/ASJ672695J67UBQU006.html
計1分間の激しい運動が、45分間のゆるやかな運動と同じくらい糖尿病予防や心肺機能の改善に役立つ――。
そんな研究成果をカナダの大学の研究チームが米科学誌プロスワン(電子版)に発表した。多忙な人に朗報となりそうだ。
研究チームは、糖尿病などの慢性疾患の治療で効率的な運動方法を調べるため、運動習慣のない男性25人(平均27歳)を、「激しい運動」もしくは「持続的な運動」を週3回計12週間するグループと、「運動しない」グループの三つに、無作為に分けた。
「激しい運動」は自転車を全力で20秒こぐのを計3回するもので、合間に2分間は軽くこぎ、準備運動とクールダウンも含め計10分。
「持続的な運動」は最大心拍数の7割程度で45分間、自転車をこぎ続ける有酸素運動で、全体で計50分かかる。
激しい運動中の負荷は持続的な運動の4〜5倍だ。

6月10日
定期演奏会本番。
ゲネプロ前に津田さんの奥さんが楽団員に挨拶された。
お話しすると平常心ではいられないだろうなとは思ったが、少しお話した。
2008年9月27日に津田夫妻と一緒に九重山に登った。
この時は奥さんが途中でばてて、津田さんに「先に行ってて。」と言われて山頂で20分以上待っていたのだが一向に来ない。
仕方がないので降りようとした時、ようやく到着した。
津田さんが「僕はあんなに自分を追い込んだことはないなあ。」と言っていたのを覚えている。

場所の記憶は人の記憶と結びついていることがある。
実家の北西の部屋は祖母が使っていた。
今では座敷の一部になっているが、そこに行くと祖母を思い出さずにはいられない。
ホールの楽屋で椅子に座っていると、目の前に津田さんが座っているような気がする。
きっとこれからもずっとあそこに座ると思いだすんだろうなと思う。

最初にシベリウスの悲しきワルツを演奏し、その後演奏者全員で黙祷した。
二曲目はブルッフのヴァイオリン協奏曲。
この曲がブラームスに匹敵するほど偉大な曲に聴こえたのは初めてだ。
シュトイデさんは鳴りもテクニックの余裕も表現力も圧倒的で、背も高いがまさに巨人という感じがした。
後半はまず未完成。
これほど圧倒的な力を持つ人がここまで汗だくになって全身全霊で演奏するのかと驚いた。
オーケストラ全体、特に弦楽器、特にヴァイオリンへの影響力はとてつもない。
最後にシューベルトのイタリア風序曲第2番を演奏した。
演奏機会は少ないが、なかなかいい曲だと思う。

21時47分出発、5.11km。
無理に走る必要な全くないのだが、本番後は少し走った方がすっきりする。
ベストは1km4分51秒、平均ペース1km4分58秒、平均心拍数132bpm、平均ピッチ177spm。
マラソンの疲労が完全に抜けるにはあと2,3日という感じだ。

6月9日
定期演奏会リハーサル2日目、明日本番。
シュトイデさんは、楽器の都合への容赦のなさという点では指揮者よりもずっと厳しい。
弦楽器では指を動かすだけで音程を変えることができるが、管楽器ではそうはいかない。
クラリネットの場合、音程を下げると音色も変わる。
未完成第2楽章のソロを、80分茹でたスパゲッティのような音色で吹くわけにはいかない。
あの切なさを表現するためには、口は狭くしないといけない。
そうなると指で対応するしかないが、どの指をどう使うかは色々と試してみないといけない。
急にはできないのである。

左手はたっぷりヴィブラート、しかし右手は浮かせてという左右の手の分離は、クラリネットでも似た現象がある。
タンキングをはっきりしようとすると、口が閉まる。
リードが厚くなると指に力が入る。
キーが重くなると口が閉まる。
つまり、舌と口の筋肉、口の筋肉と腕の筋肉は連動していて、それを分離するのはなかなか難しい。

弦楽器への指示は極めて的確で、ブルッフはこれまで私が体験した中で最も感動的な演奏になるだろう。

18時52分出発、5.1km。
雨上がりで気持ちよく出発したが、走っているうちに蒸し暑くなってきた。
北海道のからっとした空気がなつかしい。
毎年6月から9月まで北海道で過ごせたら、梅雨も猛烈に蒸し暑い夏もなく夢のように快適だろう。
9月中旬まではシーズンオフ。
好きな距離を好きなスピードで走ろう。
次のレースは防府読売マラソンが気になっているが、第九と重なっている。
11月だときちんとした走り込みが2ヶ月ぐらいしかできないので12月のレースにしようと思うが、奈良マラソンはアップダウンが多いので避けたい。
ベストは1km4分50秒、平均ペース1km5分2秒、平均心拍数138bpm、平均ピッチ177spm。

6月8日
定期演奏会リハーサル初日。
リハーサル前に運営委員会を行い、ユニオンとして5万円を津田さんの葬儀に供えることにし、たまたま降り番だった代表運営委員に託し、参列してもらった。
今回はシュトイデさんによる指揮者なしの演奏会。
曲はシューベルトのイタリア風序曲第2番、ブルッフのヴァイオリン協奏曲、シューベルトの交響曲第7番「未完成」。
ブルッフのソロももちろんシュトイデさん。
津田さんが亡くなったことを受けて、急遽シベリウスの悲しきワルツを最初に演奏することになった。
指揮者なしだとアンサンブルは格段に難しくなり、リハーサルにも時間がかかる。
シュトイデさんのブルッフはゆったりとしたテンポで、まるで巨大な建築物を仰ぎ見るようだ。
弦楽器への指示で音が劇的に変化する。

夜は広島城ナイトラン。
今日も女性を先頭に楽しく走った。
5.59km、平均ペース1km6分10秒。
往復も走ったので、合計走行距離は8kmぐらい。
フルマラソンから2日休んだ。
これぐらいのペースだと問題なく走れる。
職場に行くと津田さんのことを思い出して辛くなる。
ナイトランは全く別の世界なので気が紛れる。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
吹いてみたところとてもいいリガチャーと出会えた感じです!
まず均等な音質、低音域から高音域までとても安定した音色がとても魅力的です。
低音の発音のし易さも最高です。
本当にありがとうございましたm(_ _)m

<B40をご購入の方より>
早速吹いてみましたが、息がスムーズに入り芯のある音色を出すことが出来ました。
まだしっくりくるリードがみつかっていないので、これから試行錯誤していきたいと思います。
今回は素晴らしい品をありがとうございました。

6月7日
広島交響楽団ヴァイオリン奏者、津田芳樹さんが亡くなった。
享年53歳。
告別式は明日6月8日11時より三滝グリーンチャペル (広島市西区三滝本町2−10−24)で行われる。
私を含め、広島交響楽団団員のほとんどがリハーサルのため出席できないのが残念でならない。

津田さんは私の最も大事な友人だった。
昼休憩には一緒にご飯を食べに行き、休日には一緒に山に登った。
今振り返り、ぱっと思い出すのは、私が一眼レフを持つきっかけになった2008年6月14日の自転車によるしまなみ海道の旅。
当時津田さんはトライアスロンをしていて、ランニングでは話が合ったし、自転車のことも色々と教わった。
他にも2010年2月8日の黒滝山・白滝山、2012年4月23日の七国見山、2012年11月8日の牛曳山、2013年10月13日の三瓶山、2014年5月17日の比婆山のことなどが思い出される。
津田さんは特に牛曳山の美しい紅葉の写真を好んで振り返っていた。

昨年、どうも歯茎が痛くて治らないと思っていたら癌だったと打ち明けられてからこんな短い期間でこんなことになるとは思いもしなかった。
あの時私は「癌は今では治る病気になりつつある。」という話をしたが、人類の科学技術のレベルの低さには憤りを覚える。
糖尿病には長年苦労していたようだが、それにしてもこんな若さで。
ご冥福をお祈りするほかない。

2016年6月5日 千歳JAL国際マラソン

3時間21分52秒(ネットタイム:3時間21分41秒)

フル男子50歳以上 48位

10km 49分22秒
20km 47分42秒
30km 47分11秒
40km 47分04秒
finish   10分21秒

ガーミンによると、3時間21分33秒。
これは34km地点で車道を横断する際、車を通すためにランナーストップされたためだ。
私は恐らく二十数秒程度だが、私より前の人はさらに長く止められていた。
前回はたまたま止められなかったのか、それともランナーストップがなかったのか。
ランナーストップは自己ベストを狙っている人には致命的ダメージになりかねず、大会の評価に大きくかかわる。
止めるのであれば、事前にそのことについてきちんと告知すべきだ。
そもそも無理に車道を横断する必要はない。
確かにその先の自転車道も魅力的ではあるが、未舗装林道はさらに魅力的だ。
来た道を帰ればよい。
どうしてもこのコースがいいのなら、地下道を作ればいい。

平均ペース1km4分48秒

累積標高差+258m −276m

平均心拍数154bpm

平均ピッチ188spm

平均ピッチが見たことのない数字。
前半の上り坂では、意外と周りに比べてストライド走法だなと思った。
後半の下りでは、重力エネルギーをできるだけ有効に利用しようとかなりのピッチ走法になった。

アップダウンには苦しめられた。
傾斜が急な個所があり、上記の数値よりも実感としてはもっときつい。
特に2〜3kmの上りは1km5分15秒と極端に遅くなっている。

34km以降はアスファルトで、急に道が硬くなり走るのが辛くなる。
20〜30kmの下りで最もスピードが出たと感じていたが、数値としては30〜40kmの方が速い。
これには驚いた。
1kmごとに見ても、35km以降に1km4分30秒台が6本!
自分のどこにそんな力があるのか不思議だ。
そんな力が出せるような練習はしてきてないけどなあ。
「35km以降に頑張るために今までセーブしてきたのだ。今が頑張る時だ!」ときつい中走ったが、こんなスピードが出ていたとは思わなかった。

自己ベスト
2009年6月7日 千歳JAL国際マラソン 3時間18分08秒 3時間17分46秒(ネットタイム)
第2位
2008年5月25日 洞爺湖マラソン 3時間19分22秒
第3位
2016年6月5日 千歳JAL国際マラソン 3時間21分52秒(ネットタイム:3時間21分41秒)

今回は自己歴代3位のタイム。
千歳が第1位と第3位というのはきっと理由があるはずだ。
34kmまで未舗装林道だということがその最大の理由だろう。
これによって足へのダメージが抑えられる。
前回は水たまりや小石などコンディションはよくなかったが、今回は重機を使ってかなり走りやすい道になっていた。
全て春、全て北海道というのも理由があるかも知れない。


朝起きると、外は低い雲に覆われていた。
風も強く寒い。
半袖短パンしか持ってこなかったことを後悔した。
ただし、前回寒かったので中に着るためにファイントラックのスキンメッシュを持ってきていたのは正解だった。
スタートまではビニール合羽を着て寒さをしのいだ。
アネッサの最強と言われる日焼け止めをしっかりと塗ったので、日焼けのダメージは少なくて済んだ。

スタート地点の青葉公園は新緑が美しい。
そしてコースの大半が新緑の森の中を走る。
スタート前にすっかりと晴れて、空はまるで高山にいるかのように澄んでいる。
その代り紫外線も強烈だ。
森の中なのでコースの多くが木陰で、他の大会のようにずっと日差しを浴び続けるということはない。
それに風も遮られるため、常に心地よいそよ風が吹く理想的なコンディション。
日陰で風が吹くと寒いが日差しを浴びると暑く、ファスナーの上げ下げで調整した。

最初の10qは調子が出なかった。
まあこんな調子でも3時間半は何とか切れるかなと思いながら走った。
10km以降は調子が上がり、徐々に人を抜きながら走った。
最近のレースはいつもこんな感じだ。

34kmからの自転車道は千歳から支笏湖まで整備されていて、自転車乗りにはたまらないコースだろう。
千歳川の清流がまた美しい。

応援が極端に少ないのもこの大会の特徴だ。
ゴール手前、芝生の上でバーベキューをしている人は、特に応援する様子もない。
森の中はもちろん関係者以外誰もいない。
本当に応援がいるのはゴール付近のみだ。

給水所にはJALの職員もたくさんいたはずだが、皆同じ制服で誰が誰だか分からないし、こちらもそれどころではない。

前回は確かバスタオルだったと思うが、今回は普通のタオルになっていたのが少し残念。

給水所でスポーツドリンクと水の両方を飲んで思うのだが、喉が渇いていても水は一度にたくさんは飲めない。
これは体内のバランスが崩れるのを体が嫌がるためだ。

オールスポーツのカメラマンは途中には全くいない。
深い森にアクセスする方法がないのだろう。
できれば森の中を走る様子も撮影して欲しかったのだが。

表彰式にはJALのキャビンアテンダントが後ろに並んだ。
華を添えるためだけに日差しを浴びていたのが気の毒だった。

北海道は植生もまるで違うし別世界。
いい旅ができたが、冬の寒さなど住むには厳しいところだろうなとも思った。

6月4日
広島空港から新千歳空港へ。
芸大同級生の中嶋君がわざわざ空港まで来てくれて、一緒に海鮮丼を食べた。
どんぶり茶屋の北の贅沢丼。
ウニとボタンエビは美味しかったが、あとは普通。

千歳駅から徒歩でまずホテルにチェックイン。
それから千歳市スポーツセンターへ。
受付を済ませ、更衣室、トイレ、スタート地点を下見。
それから少しだけ青葉公園を散策。

北海道は高山と同じだと思った。
木、草花は、本州以南だと高山でしか見られないものが平地で見られる。
抜けるような青空と強い紫外線、からっとした空気。
そして6月でこの寒さ。
寒いというのは情報としては知っていたが、全て保温性のウェアでその上にダウンとジャケットを着込んでまだ寒いとは驚いた。
8月も後半は涼しくなるというから、冬の厳しさは相当だろうと想像できる。

夜はたち花という店へ。
値段は高めだが、味付けに一工夫あり料理の質が高い。
ウニ、イクラなど美味しく頂いた。

6月5日
マラソンについては別に詳しく書きます。

千歳駅からバスで支笏湖へ。
先ほど走ったばかりの車道横の歩道、自転車道、車道を横断した34km地点などを見ることができた。
新緑のトンネルの中、真っ直ぐの道が延々と続く。
バス停からは送迎バスで丸駒温泉へ。
樽前山は平らな山頂部に溶岩ドームが突き出しそこから噴煙が上がっていて、何とも奇妙な形だ。
その隣は風不死岳。
丸駒温泉は恵庭岳の麓にある。

到着後、ホテル周辺を散策。
支笏湖と周りの山々の夕景が何とも美しい。
部屋からも同様の絶景が見られた。

温泉とその外にある露天風呂も気持ちいい。
脱衣所から通路を15mほど歩くと湖とつながった露天風呂があるが、遠くて冷えるし、ぬるいし、下は丸い小さな石が敷き詰めてあって歩きにくいし、まあ話の種にはなった。

6月6日
早朝から絶景が広がる。
支笏湖は雲に覆われていたが、時間が経つにつれて徐々に消えていった。

送迎バスでバス停へ。
ここは支笏湖温泉で、ホテルが何軒かある。
観光船に乗ってみた。
水中の魚を見ることもできる船だ。
その後、周辺を散策。
支笏湖から流れ出る千歳川がまた美しい。
湖畔で絶景を眺めながらしばらく呆然としていた。

昼食は寿という店でヒメマスの寿司。
アイヌ語が変化したチップ寿司という名前だった。
ヒメマスは海に出ていない鮭で、小さいが味も見た目も鮭に近い。

バスで新千歳空港へ。
支笏湖からバス1本、1時間で行けるので便利だ。

15時5分の飛行機で広島へ。
18時40分帰宅。
少し練習できた。

支笏湖周辺の山々が何とも魅力的だった。
今回は登山できなかったが、いつか登ってみたい。

6月3日
ディスカバリー・シリーズ本番。
ジョリヴェの打楽器協奏曲、岡部君は迫力のある素晴らしい演奏だった。
私は波多江さんの影響を受けて、本番でいちばんいい色が出せたと思う。
その波多江さんは何とレジェールのリードを吹いている。
あれだけピアニシモから繊細なニュアンスまで自由自在にできれば全く問題ない。
残念ながらクラリネットのレジェールリードはそんなことはまるでできそうにない。

後半はモーツァルトのセレナーデ第10番グランパルティータ。
そのままCDにしていいぐらいの非常に完成度の高い演奏だった。
一人一人の能力が高く、それがよくまとまっていた。
特にクラリネットセクション、2番の嶋田さん、バセットの品川君、梅本さんが充実していた。
嶋田さんはジョリヴェのエスクラも完璧な演奏だった。

一生懸命演奏するよりも楽に演奏した方がお客さんは心地よい。
しかしソロは際立たなければならない。
元々非常によく鳴るように作っておいて、その上で楽に演奏する。
ソロと伴奏では音量はもちろん、音色も変わらなければならない。
際立つ音と、ソロの邪魔にならない空気のような軽く柔らかい音色を使い分ける必要がある。
演奏中、瞬時に自分のパートの重要度を理解しバランスを取る。
フォルテと書いてあっても、場合によってはピアノで演奏しなければならないこともある。
以上全ては長年の経験がなければできない。
そういう意味で、オーケストラという職業において経験は極めて重要だ。

22時21分出発、5.13km。
今日は3kmぐらいと思っていたが、思っていたよりも足が軽かったので5km走った。
足が軽すぎると、フルマラソン終盤の失速の原因になる。
ピッチ走法とレースペースを意識して走った。
ベストは1m4分40秒、平均ペース1km4分50秒、平均心拍数142bpm、平均ピッチ185spm。
畑賀川の蛍は昨日2匹、今日1匹。
ゆっくり歩いて探せばもっといるのだろう。
以前に比べて数が少ないのが残念だが、この季節の楽しみではある。

6月2日
グランパルティータのメンバーで記念撮影。


ディスカバリー・シリーズのリハーサル3日目、明日本番。
グランパルティータは今回全ての繰り返しを行う。
体力的には大変だが、モーツァルトの音楽にどっぷりと浸かることができる。
今回はコントラバスとコントラファゴットを重ねているので、低音がかなり充実している。
ジョリヴェの打楽器協奏曲では、サックスの波多江さんが上手すぎる。
何とか対抗したいが、この曲に関しては、あの存在感、華やかさ、色艶、細部の繊細な歌い回しに匹敵する演奏をするのはかなり大変だろう。
本番ではできるだけのことはしたい。

19時57分出発、5.14km。
ベストは1km4分41秒(145bpm)、平均ペース1km4分55秒(134bpm)、平均ピッチ183spm。
極めて順調。

6月1日
ディスカバリー・シリーズのリハーサル二日目。
ジョリヴェの打楽器協奏曲がだんだん分かってきた。
1970年代前後のフランス映画にはこういう雰囲気の音楽が多い。
現代的であり退廃的。
ジャズなど様々な要素が感じられる。

夜は広島城ナイトラン。
新たなメンバーが増えてきた。
女性を先頭に、1km6分30秒のゆっくりペースで楽しく会話しながら走った。
平均心拍数が108bpmという見たこともない数値だ。

購入者の声
<バスクラリネット用マウスピース、セルマーのフォーカスをご購入の方より>
先日届き、昨日初めて吹いてみました。
リードミスがしにくく、とても吹きやすかったです。
お忙しいなか、選定していただき、ありがとうございました。

http://mainichi.jp/articles/20160601/k00/00e/040/168000c
受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で年間約1万5000人に上るとの推計を厚生労働省の研究班が30日までにまとめた。 2010年の推計では約6800人で、その後に脳卒中との因果関係が明らかになったことから、脳卒中による死亡の約8000人が上積みされ、2倍以上に なった。担当した国立がん研究センターの片野田耕太室長は「受動喫煙を減らすために国レベルで法規制するのが国際的な流れ。日本も最低限、職場や公共施設の屋内を禁煙にするべきだ」と話す。(共同)

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